モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

初!木炭デッサン

2015-02-20 22:09:57 | 学生
 織人 中3 木炭/木炭紙

少し花粉が飛び出した気がします。もう2月も後半なのだと、時の進むのが早く感じます。

さて本日ご紹介するのは、日曜学生クラスより織人の木炭デッサンです。アトリエに飾ってある鹿の骨を描きました。
本人から木炭デッサンをやってみたいとの要望で今回チャレンジしましたが、初めてとは思えない出来栄えではないでしょうか。

角のゴツゴツした硬さや頭蓋骨の滑りのある質感も表れています。中々に堂々として雰囲気もありますね。
木炭デッサンは中間のトーンを作るのがとても重要で難しいところなのです。木炭をのせた後に手で押さえたり払ったり、弾いて木炭の粉を落としたり…といった技法を使いながら描きます。
ちなみに普通食パンを消しゴム代わりに使うのですが、忘れてきたりで今回は手と練り消しだけで描きあげました。それもかえって良かったかも?しれませんね。
真白い木炭紙に木炭をのせるのは思い切りも必要ですが、今回はそこもとても上手く行ったように感じます。本人のやりたいことがしっかりと自分の中にあるので、学んでやろうという気迫でより飲み込みも早くなるのではないかと感じます。自信を持ってどんどんと進んでいってもらいたいものです。

そんな彼ですが、次回はそのまま木炭デッサンで石膏像を描く予定です。ますます楽しみになりますね。 庄司でした。
コメント
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