
少し暖かさを感じるようになりましたね。木の枝もうっすらピンクがかってきて、本格的な春が待ち遠しいですね。
さて本日ご紹介するのは日曜大人クラスより植松さんの水彩画です。
水彩画二枚目の今作では、写真集からスコットランドの一風景を描かれました。晴れた空に赤が眩しい、絵本の1ページのような光景です。
見所の手前のテレホンボックスの赤がパッと目を引いてくれます。草や林などの部分も手を抜かず丁寧なタッチで描かれています。色を重ねても濁っていないので、影などもとても綺麗ですね。建物の壁の白と赤の対比が目に眩しい美しい作品に仕上がっています。そしてその間の灰色がまた主張しすぎず、仕事しているように感じます。
行ったことのない場所というものを描くのは難しいことだと思います。ですから写真から感じたときめきや憧れを大事にして、そしてそれが表れてこのような作品が出来上がったのですね。水彩一作目と較べても堂々とした作品の様子に自信を感じます!
とてもコツコツと真面目に絵に取り組んでいる植松さん、これからの作品もますます楽しみです! 庄司でした。