モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

はじめまして。

2015-03-25 02:31:27 | 小学生 工作
他の先生方も何度かアップされているので、もう皆さんご存知かとは思いますが、小学生クラスのカリキュラム、絵本と紙粘土工作[水曜クラスver.]でございます!
と、その前に。
みなさんはじめまして。
現在水曜日の午前大人クラス、幼児クラス、小学生クラス、夜間大人クラスを担当させていただいております、磯辺弥月(いそべみつき)と申します。
この春、多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業して、ミオスには1月からお世話になっております。
まだまだ至らない点が多いかと思いますが、よろしくお願いいたします。
私の詳しい自己紹介は今後小出しにしていくとして、作品の紹介に移りたいと思います!



上の画像が男子の作品、下の画像が女子の作品をあつめたものとなっています。
おおまかに分類すると、ロマン派とファンタジー派、といった感じでしょうか(笑)
色使いなんかも、なんとなく男子はピンクを、女子はグレーを使わない傾向があるのかな?といったように分けて撮影することで、いろいろ見えてきて面白いなと思いました。
さて、ここからは私の気になっちゃった5作品を絵本とともにピックアップして、紹介していきたいと思います!


まずはこちらの画像の左の作品。そうです。りんごです。
りんご人間になってしまった自分、森で暮らしていると、怪物たちに食べられそうになってしまいます。
さあ大変!しかし、最後はなんと巨大化して、怪物たちはびっくり仰天!間一髪なのでありました。
という物語。
紙粘土は巨大化したシーンの自分。顔も手足も真っ赤っか!それだけでもうインパクトがありますね。
集合写真の中でも、ひときわ存在感を放っております。
 
続いて真ん中の作品。
スキーをしていたら、悪い人にうしろから突き飛ばされてごろごろごろ・・・最後には雪だるまになってしまう。という物語です。
この画像の左のページが裏表紙で、右ページが表紙になっているんですが、注目したのはこの表紙。
スキーをしてるところをなにもみないで描くだけでも結構難しいものだと思うのですが、それに加えてこの構図、躍動感!
しっかりと描き込まれていて目を奪われました。

そして右の作品。
墓場から恐竜の骨がよみがえり、それを武士の自分が退治すると、骨の中から小判がざっくざく!なんてこったい!
紙粘土の方は、ちょうど小判が出てきているシーンです。
恐竜の骨から小判という発想はなかなか斬新でした。


最後にこちらの2つの作品。最後といいながら2つあります。
まず、右の作品。これはしんのすけという名前のわんちゃんに小屋を造ってあげている自分。最後に小屋は見事に完成するのですが・・・
なりたい職業でも、空想の世界の自分でもなんでもいいよ!という中、小屋を造る自分。
ピピーンときました。しかもこの作品、絵本のなかでは描かれていないのですが、紙粘土の方ではなんと、わんちゃんのごはんまでつくってあるんです。
このキングオブザ現実世界な作品。つい、何度もみてしまう魅力を持っています・・・。

そして本当のラストを飾るのは左の作品。
実はこれ、ブログを書くことが決まったときからずっとアップしたいと思っていた作品です。
小原先生も、この作品が一番好きなのだとか!
アイスクリームやさんになった自分が、アイスが好きすぎてどんどんどんどん積み上げてしまう。すると、宇宙まで届いてしまい、宇宙人たちが発見!アイスをぱくぱく食べながらついに地球までおりてきてしまった宇宙人と仲良くなって、めでたしめでたし☆
という物語です。
まずこの絵からはみでんばかりのアイスクリーム(はみでてますね)。たいへんカラフルに塗られております。書いている途中ずっとにこにこしながら「これね、いろんな色ぬれてたのしいんだけどすっっごくたいへんなの!」と話してくれました。
そして宇宙まで届かせてしまうストーリー展開。紙粘土でも、物理的に可能な限りアイスを積み上げております。
とことんやりきる魂のとっても魅力的な作品に仕上がりました。

・・・と、こんなかんじで初めてブログに挑戦してみましたがいかがでしたでしょうか?
みなさま、これからよろしくお願いいたします。

磯辺
コメント
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