
先週の安本先生の記事から引き続き、木曜日小学生クラス・後編です!
自分で考えた起承転結のストーリーに基づき、立体作品に落とし込んだこの課題。
自分でマンガは描いてみても、それを元にフィギュアを製作するところまではなかなか至らないはず!
とても貴重な体験です。

低学年は、画家になって東京タワーを描いている明るい作品もあれば、真逆のホラー作品もありましたが、ホラー作品でも最後にはお化けと友達になったりと、オチは楽しい気分で見ることができる作品が多くありました!
おどろおどろしい作品を作ってみてもカラッとした明るさが出てしまうのは、やはり描き手の人柄でしょう。みんなハイテンションで描いたのがバレバレですね!
中学年は、宇宙を題材にしたものや、先生や家族を巻き込むコメディ作品など、全体的に明るいお話が中心でした。お話のドタバタさのおかげで、生き生きとしたポージングの作品が出来上がりました!(躍動感溢れるポーズであるが故に、奇跡のバランスで自立しているものもあり…講師陣は泣きました)
高学年では、人をキノコに変えてしまったり、殺人鬼になってしまったりと、過激でミステリアスな作品や、未来でテニスをするというエキサイティングなお話など、バラエティに富んだ作品が並びました!
中でも食べられたアイス(自分)が腹を突き破り弾け出てくるお話には、驚くよりも先に最高にロックな発想に感動しました。立体にするとなおインパクトが増し、見応えのあるフィギュアに昇華できました。
今回、起承転結のお話を完成させてから製作したため、フィギュアの表情や動きに味が出て、とても楽しい作品が出来上がりました。
バックストーリーを「作り込んでから」立体にかかるという所がミソですね!
この課題に限ったことではなく、みんなに作品一つ一つを作り込む大切さを教えていけるよう精進していきたいと思います!
菅原