モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

アウトプットのプロセス

2015-03-18 18:19:01 | 小学生 工作

大学の春休み中木曜小学生クラスも担当させていただいています、依里花です!
自分を主人公としたオリジナルストーリーを考え、そのワンシーンを立体におこす・・・
アニメや漫画など子供たちが触れる機会の多い「作品」が出来るまでのプロセスを体感する良い機会になったのではないかと思います。
好きな漫画のキャラクターを真似して描いている内に描く楽しさを覚え、もっと上手に描けるようになりたい!
他の美術にも触れてみたい!そう思ってアトリエミオスに通い始めた学生も居るのでは?(ここにもそんなOGが1人・・・)
現代のアニメ・漫画はストーリーを考えイラストにしそれを三次元のフィギュアとしておこすというビジネスプロセスを経る物が多く、その各工程にたくさんの人が関わってやっと世に出ている。これを一人で全てこなすのですから今回の粘土作品は容易ではなかったでしょう。
しかし誰も「もうやだ~!」なんて言って飽きることなく、かつ自分のこだわりを貫き通しています!

泳ぐ魚を捕まえようと手を伸ばしている人、首を絞められおもらししてしまいながらギエーー!と言わんばかりの顔で苦しむ人、スマートフォンに吸い込まれてしまった人、土星の輪っかに触れようとしている人、電柱が頭に刺さってしまっている人・・・!?
現実的な人から非現実的な人まで振り幅広く一人一人の考えたストーリーはどれも独創的。

今回はストーリー→イラスト→粘土という制作の流れでしたが、粘土で作ったものを使ってコマ撮りのアニメーションが作れるかも?最初のストーリーを発展させて小説を作れるかも?描いたイラストを商品にするならこんなものが作れるかも?
なんて、ここから発展させる方法は無限大!
ミオスに通う学生みんながクリエイターになるわけではないけれど、自分の考えをアウトプットする楽しさを大事にして欲しいなと思った課題でした!
コメント
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