上段左より りな 『私』 高3 / 萌恵 『脱』高1 / 由紀 『国会』高1
下段左より 帆花 『ジャンヌ・ダルク』高2 / 七海 『我慢の限界』高2 / さくら 『なんで生きてんだ』高1
高校生達も市美術展にチャレンジしています!
(中学生の作品は昨日の田中先生の記事参照です!)
普段は画材を選んでからモチーフを定めて製作していくスタイルの多い学生クラス。
今回の市美術展は、テーマが自由、画材もサイズも自由で、かつテーマ性を重視したコンテストの為初手から悩む生徒が続出しました…。
「世間に対して不満もない、何も伝えたいこともないから何も浮かばない」と項垂れるティーンズに、若者ならば何か訴えたいことがあってくれよ!と熱いことを言ったらオバちゃん扱いされかなりウザがられました。まだ22なのに…(というか22になったことすら未だに信じられないのに…)
そして小原先生の名案で、土台を思い思いに好きな色に塗りたくり、手を動かしながらテーマを探ることに。経験上こういう時になんとなく手に取った色で出来上がったイメージは自分の心理を反映している…ような気がするので、自分の考えていることに触れられるきっかけになったりするんです。
画材は主にアクリル絵の具を使っています。他にはそれぞれクレヨンや、コラージュ、釘や針金を貼ったり、焼いたりしています。
そしてそして出来上がった作品が上の写真です。
自分について苦悩していたり、希望であったり、高校生から見た大人を表現したり、赤本を燃やしていたり、絶望や生きる意味を考えたり、それぞれの頭の中を覗いているような、いい意味で癖のある絵たちに仕上がりました!
是非是非作品とタイトルを照らし合わせて、各々のテーマを想像してみてください。 菅原