上段左から 凛太郎 1年 / ひかり 1年 / 里都 1年 / 栞璃 1年
下段左から 千代 1年 / 千暁 1年 / 花音 1年 / 美鶴 2年
子どもにとって『好きなこと』は、「少なからず自信がある」なんてものではなく、100%『得意なこと』です。大人より自由に使える時間が多い子ども達は『好きなこと』に情熱を注ぎ没頭します。
人生において熱意を持って向き合えるものを、子どもの内に見付けられたことは幸運でしょう。
しかしもしそれを仕事にして、評価に晒されることに耐えられるかどうかは、また別の問題となります。
「趣味だから…」と言い訳で逃げることは許されません。
ライバルを選べたり、減らすことは不可能です。得意な技だけ繰り出しても、見切られ飽きられます。
大好きで得意なもので勝負して負けることの敗北感は底知れず、全否定に感じる人も多いでしょう。
くじけず前に進めるかどうかは、スポーツの経験にあると私は常々力説しています。
世の中の天才たちを相手に戦い、「1点差で負けた」「自分のミスでチームの足を引っ張った」「監督の一言で流れが変わった」勝負の過酷な経験が、自分を奮い立たせ次の一歩を踏み出す勇気になります。
覚悟を持って戦いに挑んだことがある人間、重責を背負ったことのある人間が、美術の世界でも生き残れるのです。
生ぬるい美術部でなんとなく絵を描いて、友達に「〇〇ちゃん上手!」なんて褒められて満足している人が、勘違いして美術で生計を立てようとしても「いや君くらいのレベルの人は5万といるから、金を払う価値はないよ。」の一言で辞めるのがオチ。
自分が有利だと思っていた試合で敗北した時の挫折感に耐えられるか?
明確な結果を出さなくて済む職場で働き、美術は趣味とするか?
後悔が少なそうな方を選択してください。
ユーチューブで一人ひとりご紹介しています。大変長いですが、宜しければご視聴ください。こちら