モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

からだの長さはどれくらい?

2023-04-21 22:25:41 | 小学生 絵画

大竹です。小学生クラスの4月のカリキュラム『人物画の練習』の授業の様子を紹介させて頂きます。
以前ご紹介させて頂いた『人物画が描ける様になる本』を教科書として進めていくカリキュラムですが、その導入では人の体のバランス(比率)について解説していきました。

子供の描く絵の特徴として、手足が極端に短かったり、頭が大きくドラえもんの様な3頭身になってしまう事が多いです。ですので、導入ではまず実際の腕や足から象った紙を見せながら、「足の方が、腕よりも長いね!」「腕は太腿にタッチできるね!」「体と腕の長さはどうかな?」「体は、頭がすっぽり納まるくらい大きいよ!」と、上から下まで全身のバランスを調べていきます。
その後は「じゃあ、子供も腕より足の方が長いかな?腕は太ももまで届くのかな?調べてみよう!」という事で、大きな紙をテーブルに敷き、そこにノリのよい代表1人に寝そべってもらい全身の形を取っていきます。(どの曜日でも、1人は「やりたいやりたい!!!」と立候補する男児がおります。笑)


テーブルに横になって先生が体を形取る光景、何だか手術をしてるみたいですね。

象った全身の形から「やっぱり子供でも足は長いね!大人と一緒だ!」と視覚的にも分かりやすくなります。口頭だけの説明ではイマイチ理解出来なくとも、実際に本物の体を測ってみると分かりやすいですね!この導入を元に、教科書を参照しながらいろいろなポーズの人間を練習していきます。きっと前よりもはるかに上手く描ける様になっているハズです!

コメント
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