大志です今回は死者の日のドクロの制作から完成まで生徒の様子を交えながらお伝えしていきます。
11月1日はメキシコの「死者の日」ということで、ドクロの飾りを制作しました! このドクロはカラベラと呼ばれていて、悲しみではなく喜びの象徴とされており、亡くなった人を明るく楽しく迎え入れたいというメキシコ人の考え方が反映されているそうです。(詳しくはノリ先生のブログで。)
写真で見るとどれも独創的でユーモアに富んだ作品ですが、制作途中も紙粘土を手で捏ねて、頭を大きくしてみたり、目を離してみたり、歯を作って見たり、みんなで見せ合いっこしながら人との違いを比較して語り合い、夢中になっていました。形に完璧を求める制作物ではありませんので、いびつで面白い、むしろ変でいい、というのはリラックスして楽しめますね。
色塗りの場面では、お友達と仲良く同じ色にしてみたり、カラフルなアクリル絵具が目の前に何十色もあるのに、思い切って一色で仕上げようとする生徒までいました。僕にはその選択をする勇気はなかったと思います…パチパチ。
着彩すると、みんな自分に似てくるような雰囲気があり、完成がとても楽しみでした。
ベースを塗り白い部分がなくなった後は、模様を描いたりの装飾です。試行錯誤を繰り返しながら、細部を仕上げていきます。ここで登場したのは…そう、ゴールドの絵の具!みんなが待ちに待ったゴールドを配ると、「ゴールドォ!!!」と目を輝かせながら駆け寄ってきました。机の真ん中のお皿に金の絵の具を出した一瞬の隙に無くなり即・金欠?状態。しかし、少量の金の絵の具も誰かが占領することもなく、みんなで分け合いっこしていて、とっても優しい気持ちになりました。
最後に小さな宝石のラインストーンシールを貼り付けて完成!!短い期間でしたがバラエティーに富む作品ばかり、また異国の文化を知れる良い機会だったと感じました。楽しい思い出になったと思います!!!来年以降もハロウィンの時期が来たら飾ってね。