左から 石山 / 寺内 / 當山 / 藤原 / 赤塚
岩田です。今回は、何と第三弾。墨汁の黒にカラフルな色付きの絵も相まって、賑やかになりました。年齢、性別を越えて、一口に龍と言っても、様々な捉え方があるものだと関心してしまいました。
普段、みんなで同一のモノを描くことなんてまずありませんが、教室の中一杯に並ぶ龍を見ると、又とない良い機会だったと感じた次第です。それでは、お一人づつ講評していきましょう。
石山さん一筆さばきが実に良い。濃淡の作り方を見ても、墨に普段から慣れていらっしゃる感があります。風格を感じる1枚。
寺内さんー好きなアニメのキャラクターをモチーフに選んだ作品。ワイルドでありながらどこか可愛く、とても楽し気で良い。
當山さんー叫んでいるような顔、執拗に描き切った鱗、圧力がとにかく凄い。表現したいという欲望がストレートに出ている。
藤原さんー遠くから、雲を突き抜けて登る龍の光景をただただ傍観している。とても静かな空気が流れ、見ていて心地良い。
赤塚さんー龍なのに怖さは全くなく、何だか惚けたような龍の表情がとてもコミカルで、親しみを感じずにはいられない作品。
佐藤Y
佐藤さんーこちらはポケモンのミニリュウ。幅は一緒で、長さの短い掛け軸。こうしたところにも作者の拘りを感じさせてくれます。
今年の授業は本日でおしまい。今年も1年お疲れ様でした!