別冊 図書館戦争〈2〉有川 浩アスキーメディアワークスこのアイテムの詳細を見る |
シリーズ第5弾は、主に脇役人のエピソード集といった感じ。
後半の「背中合わせの2人」(1)~(3)では、才色兼備の柴崎麻子がストーカーの被害に遭う。
目に見えるストーカーもいやなものだが、目に見えないストーカーがいかに恐ろしいか、読んでいてぞっとした。
美しい人には(男女とも)美しいなりの悩みがあるもんなのだぁ。
このストーカー事件をきっかけに、近そうでいて、お互いに意地を張っていた柴崎麻子と手塚光がゴールインして、ハッピーエンドになったのは救いだった。
しかし、人間、あまり思い込みが激しいのは怖い。
ストーカーには、注意しましょう。(といっても、注意の仕様もないのが厄介だ。)