前に山梨のカツ丼のことを書いたついでに油揚げの呼び方についても触れましたがこの呼び方は庄内地方だけのもののようです。こちらにその記事がありました。日本全国もっとそう呼ぶところがあるかと思いましたがそうではないようです。
豆腐の形についても子供の頃は豆腐屋さんが売りに来るものでしたがその頃の豆腐の形は正方形。今はほそながいものばかり。古俺も調べてみると面白いです。
先日見かけた油揚げ。
形は正方形。その重量なんと、風袋込みで491.7g、値段は税抜き198円。袋には「名称:厚あげ」と書いてあります。商品名は昔ながらの「油あげ」にしたということでしょうか。この辺で袋に「油あげ」と書いてあるのはこれと地元のもう一軒で作ったもの。鶴岡のものは「厚揚げ」と書いてあります。この豆腐、油揚げを一丁、二丁と数えるのも由来があってのことだとか。それはこちらをどうぞ。
地元の茄子は美味しいので昨日は茄子を使った庄内地方の料理「茄子ごんげ」、これもよその地方では作られていないようです。
茄子は皮をむいて(むかなくてもよいが)好きな切り方にして炒め、しんなりしたら味噌と砂糖を酒で溶いたものを混ぜて炒めます。最後に大葉を混ぜれば出来上がり。今回は茗荷も一緒に炒めてあります。ご飯にも、酒の肴にも良し。お試しください。