鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

カメラをもって散歩

2024年06月08日 | 鳥海山

 子どものころの遊び場は今も変わりなく。道路が少し変わったくらい。

 烏賊釣り船越しの鳥海山。

 烏賊そうめんは丼で山盛りに食べるのが普通だと思っていました。小鉢に盛られて出された時はあまりの少なさにびっくり。寿司に茹でた海老がのっかっているのもびっくり。生の甘海老しか食べたことがなかったし、甘海老も丼で食べるものとばかり思っていました。まあ漁師さんと一緒に暮らしていたからでしょうけれど。

 この風車の数倍の大きさのものが五十数基も漁場を埋め尽くすなんてまともな人間の考えることじゃないですね。まあ市長もよそ者が腰掛でいる状態ですからね。

 ちなみに釣りしていた若い二人連れに聞いてみたら風車が建つなんて全く知らなかった。


塞道絵幕(大壽和里大祭事)

2024年06月01日 | 兎糞録

 大壽和里大祭事(おすわりだいさいじ)

 塞道絵幕は酒田の小正月の行事である行事である塞道(道祖神)祭の際に各町内の神宿(とや、と読みます。)の塀に飾った幕です。その中の一枚、三方領地替えで庄内に無事残った「大壽和里大祭事-酒井候御安堵祝宴」の様子を描いたものです。全幅9.7m、高さ1.97mの大きなものです。

 スイカを振舞っているのは『スイカを割る』という言葉や、スイカが熟すことを庄内地方の方言で『すわる』と言うことに、酒井家が『居座る』ことをかけて祝っている、ということです。いやはや、一日中見ていても飽きません。