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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(これより3日目編final)
(1:42)
おはようございます
3日目はこんな真夜中から始動します
シュラフを収納しましたがこの時間だと気温差が少ないのかツェルト内は昨日ほど結露しておらず助かりました
(๑´∀`๑)
持参していた残り3つのアルファ米全てに水を注入。そのうちの1つは1時間後の出発時に食べる用、残り2つは道中いつでも食べられる用です
テーピングおよびサポーター類も装着完了
全てのパッキングを終え
山菜おこわを食べ終えたら
(3:18)
いよいよ3日目の出発です
( 」゚Д゚)」
只今ココらへんに居てますが
本日最終日は850m級の峠を2つ越え、それからは延々15km以上坂を下りていきます
キャンプ場のバリケードをまたぎ
真っ暗な舗装路をヘッドライトの灯りを頼りに進み始めます
(3:46)
自販機を発見したので、その場でリアルゴールドを飲んでエネルギー注入!
出発からキャンプ場までの道中で飲み食いしたゴミは捨てずに全て背負って来てますが、このリアルゴールドの瓶だけは自販機にゴミ箱が用意されてたので捨てさせて頂きました
(ง`▽´)ง
(4:01)
こんな深夜ですが1台だけ地元の車が追い越していきました
(4:03)
大黒谷キャンプ場の看板。
昨日の久多の里オートキャンプ場で、もし予約無しの飛び込み宿泊を断わられた場合の第二候補地としていたキャンプ場です。
(廃墟感バリバリの趣き深いキャンプ場でブロガーとしてはコチラで幕を張るのもアリだとは思ってたのですが…如何せん売店とかが無いのでビールが買えないんすよw)
↑ソコカイ!
(4:19)
昨日のO林さん&K谷さんが泊まられている民宿『久乃屋』がある分かれ道を通過
(4:23)
自然環境活用センターを通過し東へと進み始めると山の上に月が光ってました
程なくして右へ曲がり南へと進み始めると街灯も無くなり夜だとイッキに寂しい感じの山道へと入っていきます
(ちなみに木に括られてる白いのは後日開催される鯖街道ウルトラマラソンのタグです)
(4:49)
そろそろヘッドライトが要らないくらい明るくなって来ました
良い具合にウェザリングされてますね
(・∀・)
(5:00)
本日2回目の行動食タイム
(自販機で飲んだリアルゴールドを1回目とカウント)
(5:18)
落石だらけ
(¯꒳¯٥)
(5:21)
急斜面や
(5:25)
倒木を潜ったり…度々ザックが引っ掛かるので難儀します
藤浪辰巳のリングインばりに華麗に潜りたいんですけどねぇw
( 」゚Д゚)」
(5:31)
エレンの最終形態みたいな倒木を越えると
(5:34)
いよいよ本日1つ目の峠、オグロ坂の入口へ辿り着きました
山登りを始めた途端、つづら折りの急勾配に加えて杉の枯れ枝が踏み跡を覆ってしまいキチンと正規のルートをトレース出来ているのか不安になります
( ゚Д゚)
幸いにもウルトラマラソンのタグも付けてくれてたりするので紙地図とヤマレコアプリで所々確認しながら登っていきますが…後に最大の危機に直面するので↑このような山道の画像を憶えておいてくださいまし
(5:37)
ホント…踏み跡が判らず何処を歩けば良いのかドキドキしながらタグとかも頼りに進んでましたが…
暫く歩き進めていると
杉の枯れ枝まみれなうえにシャレにならないほどの急勾配を斜め上に向かって登り進む箇所に差し掛かったので…
その都度目を凝らして先人がラッセルしたであろう踏み跡らしき微妙な凹みをトレースして登っていってるつもりだったのですが
疲労が蓄積しているうえに重い荷物を担いでる状態につき、一度下がると枯れ枝に足を取られて登るのが困難になる程の急勾配につき紙地図を仕舞い、手袋をはめて両手を使って登り続けていったんでんよね
(;´Д`)
それにしても…ウルトラマラソンの人達も後日こんなデンジャラスな所をホンマによじ登っていくんやろか…
ま…まぁ…僕が非力なだけでウルトラマラソンに挑戦するような猛者達にすればこれぐらい造作も無い事かも知れへんけど…
(;´Д`)
ヒィー
…なんて、オグロ坂の洗礼に面食らいながら道のようで道でないような斜面をよじ登っていましたところ
ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』
ぬぉ!やっぱり!?
( ̄□ ̄;)!!
こんなデンジャラスな所…やっぱ正規ルートであるワケ無かったんじゃん(汗)
( ̄□ ̄;)!!
それにしても何処でルートから外れたんや!?
自分なりに1番『濃ゆそうな跡』をトレースしてきたつもりやのに…!?
まぁそんな事より先ずは今登ってきた斜面を引き返さなければ…
( ̄□ ̄;)!!
ところが…杉の枯れ枝で大変滑りやすく踏ん張りが効かない急斜面につき…登っては来れても重い荷物を担いだまま同じルートを降りようとすると逆に滑落の危険性が生じるんですよ
(((;゚Д゚)))
と…
(((;゚Д゚)))
とにかく、ココから滑落しないよう足元を探りつつ迂回しながら、何となく元のルートの方向へ寄せていこう…
(((;゚Д゚)))
ヤマレコアプリで自分の居場所を確認し、何となく元のルート方向へ滑落しないよう降りたりしてったのですが…
ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』
うっさいワ!判ってるんじゃボケ!
戻りたくても戻られへんから難儀しとんのじゃゴラァ!
(((;゚Д゚)))
ジャッカマシイワ!
(5:59)
手袋をはめて焦りまくってたので画像を撮る余裕なぞありませんでしたが
(↑そのようなヒリヒリする状況で唯一記録として収めていた迷ってる最中の画像)
おおおおお落ち着け。ちょっと深呼吸しよう。
(((;゚Д゚)))
改めてコンパスで磁北を取り、ヤマレコアプリの方位と照らし合わせ少し進んでは逐一自分の位置をチエックするのですが…GPSとヤマレコの反応精度に若干のラグが生じる為、自分では『コッチで合ってるハズ』と移動していっても
ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』
…と、またまたヤマレコに翻弄されたり…
(((;゚Д゚)))
(↑イヤ…だから多少のラグは有るだろうヨw)
ヤマレコの軌跡(紫色)が物語るように…めっちゃ迷走を続けてました。
(※青色が正規のルート)
谷のほうに川が見えたので一瞬そこまで降りて沢づたいに降りていこうか?
…などと頭をよぎりましたが…
かつて遭難した人達のエピソードとして安易に沢づたいに下ろうとしてガケに出くわし進退窮まる…というパターンを憶えていたので
杉の枯れ枝と急勾配ですし降りたら登れなくなるリスクを考え寧ろ上に登れそうな手順ばかり考えながら進みました
(((;゚Д゚)))
で…
(6:13)
ヤマレコアプリ『ピコーン!正常なルートに戻りました』
た…
助かった…
( ꒦ິД꒦ິ)
(遅ればせながら本日3回目の行動食)
もう…一時はどうなる事かと思いましたわ
( ꒦ິД꒦ິ)
ダッハー…
こんな山奥で遭難しかけるなんて…
コンパスとヤマレコが無ければ死んでたかも知れん…
それにしても予想外に時間をロスしてもうたワ
( ꒦ິД꒦ິ)
元ルートを再び歩き続け、僕がルートを間違えた箇所に再び差し掛かったのですが…
ココですな。
(;´д`)
本来ならばココをつづら折れていかなければならなかったのを
ボヤっとしていた僕はココを真っ直ぐ進んでしまってたみたいですな…
間違えやすい箇所にはウルトラマラソンとかのタグとかが括られてると過信し過ぎてた僕の落ち度ですな
(;´д`)
イヤ…でも…正直ココは他の人でも間違えるんじゃネ(汗)
(;´д`)
↑負け惜しみ
因みにつづら折れた坂道の上のほうにウルトラマラソンのタグがw
いや…回れ左してそんな遠くまで見通せるほど精神的視野は広くないっス(汗)
(´ㅂ`;)
(↑別にウルトラマラソンはテメェの為にタグ付けてくれてる訳じゃ無ぇからナw)
(6:33)
八丁平の前にオグロ坂を越えやんとね…
(6:36)
先程のように杉林のデンジャラスな登り坂から比較的歩き易いエリアを登り進めてますと
どこからともなくピィイィイィ〜…
…という笛の音が谷の方から一定の間隔で聴こえ始めたのですが。
先程危うく遭難しかけた僕は未だ放心状態につき…当初その人工的な音色に対して特に何も思わなかったのですが〜…
歩きながら徐々に僕の精神状態が冷静になるにつれ…フと一抹の不安が頭をよぎりだしたんですよね…
…
…
まさかコレって…誰かが谷底で救援を求めてる笛の音って事じゃ…無いよねェ!?
(((;゚Д゚)))
笛のように聞こえるその音は自然に奏でられてる音ではなく明らかに人工的な音だし…しかもついさっき僕もこのエリアで遭難しかけてるので僕以外にも似たようなスカタンかまして迷って身動きがとれなくなってるパープリンが居てても不思議では無いし…
(((;゚Д゚)))
(6:47)
僕『オオ〜イ!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
僕『オオ〜イ!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
僕『誰ァ〜れか居ませんかぁぁぁ〜!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
僕『助けて欲しいんやったら2回連続で鳴らしてくださぁぁぁ〜い!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
(1回)
僕『ホンマに知りませんからねぇぇぇ〜!ほな僕、先に行きますけど恨まんといてくださいよぉぉぉ〜!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
僕『ウンコォォォ〜!おならァァァ〜!チンコぉぉぉぉ〜!』
(」³Д³)」
(」³Д³)」…
(」³Д³)」…
ピィイィイィ〜…
(6:58)
という訳で先へ進む事にしました
( ; ̄3 ̄)~♪
シ〜ラネットォ〜
フゥー…
(7:17)
そしてやっとこさ…
オグロ坂の峠に到着
ついでに本日4回目の行動食タイム
今ココらへん。
このオグロ坂へ辿り着くのに精神的・肉体的に相当削られましたけど…まだもう1ピーク越えなければならないなんて…恐るべし鯖街道
(@_@;)
ヨシャ。
これからは八丁平および中高度エリアへ一旦降りて行こうゾ
(7:19)
お地蔵さん
オホー
ここら辺は歩いていても気持ち良いッスね〜♪
(7:37)
八丁平到着
この八丁平を時計まわりにグルッと反対側まで歩きます
湿原って聞いてたのでヤマビルの忌避剤吹きまくって来ましたが拍子抜けするくらいフツーの道ですね(汗)
(´ㅂ`;)
(↑安心シロ、後にしっかりジュクジュクな道を歩かされるからw)
ヤマレコアプリや針畑越えマップでは八丁平の南端の標識を右(西)へ沿って進むのですがウルトラマラソンのタグは直進(南)の林道方向へ導いてますね
何故にウルトラマラソンは直進で僕は右に分かれるのか…もしかして右ルートに不穏な事情(スズメバチの巣があるとか)が隠されてるのでは無かろうか!?と少し不安を抱きつつも我が道を行く事に致します
右ルートはすぐに板の橋を渡ります
(7:48)
(7:51)
大きな看板が出て来たら左の山道を進み、フノ坂を越し
(8:08)
林道へ出たら左折
(8:12)
直ぐさま標識に沿ってまたまた山道を降りていきます
ハチには出くわしませんが他の虫がいっぱいなのでモスキートネットにディートを吹きまくります
汗で成分が流れたりすると効き目が落ちるのか僕の身体に止まろうとしますがディートを吹きまくると僕の身体に近付いてきた虫達が止まること無くファァ〜…と避けていくので効果は確かにあると思いますネ♥
(人´∀`)
(※個人の見解につき効果・効能を保証するものではございませんw)
(8:17)
本日5回目の行動食タイム
こんな橋を2つ渡りますと〜…
(8:32)
二ノ谷管理舎に到着〜
出しっぱなしの水道があるので冷たい水で顔を洗いリフレッシュ♪
ハイドレーションに給水して、オートキャンプ場出発前に作っておいたアルファ米で朝飯タイム
えびピラフ美味しいです♥
(人´∀`)
(9:06)
…なんて一服していたのも束の間、休憩中の僕の周りをミツバチとアシナガバチの中間サイズくらいのハチがタカりだしたのでソソクサと荷物を纏めて出発する事に致します
(;´Д`)
ンモー
(9:33)
(9:34)
陽射しがキツい…
(9:46)
15分程の登り坂ですけど勾配キツい…
(10:07)
本日6回目の行動食タイム
(10:12)
キ〜レ〜イ〜♪
(・∀・)
(10:15)
大見の三叉路を右方向へ
ココにもお地蔵さん居てます
これからは暫く未舗装路が続きます
タイヤに『鯖街道→』と書かれてます
(10:38)
目印となる電柱を直進すると
(10:49)
何処かで川の水が流れ込んで来ているのか
(10:56)
延々とぬかるんだ道を歩かされます
なるべく靴を濡らさないよう右端を歩いたり左端を歩いたり忙しかったです
(;´Д`)
(11:07)
標識ポイントに着いたので
本日7回目の行動食タイム
ココからはいよいよ鯖街道最後のピークへ向けて登り始めます!
( 」゚Д゚)」
ウォォォォォ🔥
(11:16)
暑さと勾配が襲って来ますがコレが最後の峠越えだと思えば気持ちは折れませんね
(11:23)
それにしてもようこんな所まで車ホカシに来るよな
(感心するワ)
ええ感じに錆びてますw
(モデラーあるある)
何の足跡ですかね…鹿or猪?
道中1回だけ熊の糞らしき物(知床の海岸で見たのと同じサイズ&色)も目撃しました。
それ以外にトカゲやヘビにも遭遇してます
(↑虫は苦手だが爬虫類は平気)
(11:37)
あの谷底に落ちてる車…
ジムニー…かなぁ!?
シランケド
もうそろそろ標高850m付近だと思うのですが…
(11:45)
へぇ〜
粽(ちまき)を巻く笹を育ててるんだ
( ゚Д゚)
(11:50)
誰が置いたヌイグルミなのか…山の御神体みたいになってるw
(11:58)
滝谷山直登ルートとの分岐点て事は…
おおおおお〜!
ついに鯖街道最後のピークに辿り着きましたヨ!
これからはココ以上に高い所へ登る事がございません!
(//≧∇≦)ノ"
ヤッタァァァァ〜!
(12:11)
本日8回目の行動食タイム
(12:24)
和佐谷峠通過。
微妙なアップダウンを繰り返しながら段々と標高の低い峠を降りていくって感じッスね〜
(12:34)
琵琶湖が見えるそうなので〜
せっかくなのでちょっと覗いてみよ〜っと
(・∀・)
(↑いつものようにバテていたらこんな余計な丘を登る余力なんて無かった筈)
ウ〜ム。遠目に琵琶湖らしきものが見えるような…見えないような…
( ¯人¯)
ビミョー
(12:39)
杉の峠に到着
ここよりゴールである出町柳までは
舗装された坂道を延々と下って行かねばなりません
先人達もこの最後の下り坂が地味にキツいと仰られてますが…(汗)
(12:50)
花脊峠を左へ
地鶏
花脊峠の車道は急勾配&急カーブの連続ですが
ヘアピンカーブの所に1か所だけ湧き水が汲めるスポットがあるんですよね
そうそうコレコレ♥
(13:03)
今日は京都は30℃まで気温が上がるなか、あと4時間以上は歩かなければならないので
ハイドレーションにはまだ水が残ってますしソーヤー付属の1ℓウォーターバッグのほうに予備的に水を補充しておきました♪
(人´∀`)
ところが…まさにこの画像を撮った直後に
(人´∀`)
僕の頭上を黒くてデカいハチがかすめて行くではありませんか!
(||゚Д゚)
慌てて荷物を担ぎ水場から離れたのですが…
(||゚Д゚)
気がつくとその巨大バチは僕の腰の周りを不気味な羽音をたてながら旋回しているではありませんか!
(||゚Д゚)ヒィィィ!
すかさずサコッシュから取り出したスズメバチサラバを身体中に吹きまくりエスケープしましたが…
(※ハチの追跡より逃れてから改めて撮影)
高野山でアシナガバチの大群に取り囲まれた時もそうでしたが…水場ってのはハチ達の縄張りになってるんでしょうかねぇ…
(º言º;)
コッッワ
(13:12)
本日9回目の行動食タイム
(13:26)
(14:15)
本日10回目の行動食タイム
(14:31)
杉並木と舗装路の坂道という単調ビジュアルにつき画像は割愛してますが地味に暑くて脚にキてます(汗)
(14:45)
鞍馬寺到着。
ココに着いたら出発時に作っておいた最後のアルファ米(チキンライス)を食べようと思ってたのですが…日陰も無さそうですし観光客の視線も気になりそうだったので通過するだけにしました
(;´Д`)
ンモー
(15:10)
貴船神社の鳥居を通過すると〜
二ノ瀬トンネルは通らず右側の旧道へ
(15:24)
本日11回目の行動食タイム
ココからは斜度も穏やかになるのでトレッキングポールも仕舞います
鯖街道ガイドマップのとおりに鞍馬街道を進み続けます
地鶏
向こうに見えるのは比叡山ッスかねぇ
シランケド
(16:30)
本日12回目の行動食タイム
京都精華大学の建物や京大の演習林から円通寺辺りを歩いてる頃からどうやらマメが潰れたみたいで左足裏に激痛が走り出しました。
アスファルトの下り坂を延々と歩き続けて来たので足裏にも相当な負荷が掛かってるので当然と言えば当然なのですけど
(´×ω×`)
イテテテテ…
(16:40)
市街地へ下りていく最後の急坂…
指の付け根辺りのマメが潰れてる感じなのでそのまま坂道を下るとダイレクトにマメ部分に荷重がかかり激痛が走るので後ろ向きに急坂を下りていきました
(´×ω×`)
(途中パトカーが通りましたがバックで歩いてる不審極まり無い僕に対して職質はして来ませんでしたワw)
(15:04)
左足を引き摺りながら北山通りを通過
京都コンサートホール
京都府立大学を通過し
加茂川に架かる葵橋を渡ると
歓喜のビクトリーロードとなります
そして17:45
ついに〜…!
鯖街道口の碑に到着!
\(*T▽T*)/
すぐ近くの商店街入口にあります鯖街道終点のプレートでもパチリ♪
出発から52時間…野営しながら山越え谷越え76km…
積年の野望が叶いましたぁぁぁ〜♥
\(*T▽T*)/
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(エピローグ)
踏破達成後は泥だらけのうえに汗臭さや虫除け剤等、身体じゅうから異臭を放ったまま(←許せw)電車でトットと帰宅
帰りしなに立ち寄った大阪王で買った唐揚げとビールでささやかな祝杯をあげ、泥のように眠りに就きましたとさ♥
あ…そうそう、左足裏のマメは激痛につき潰れてたと思ってましたがギリギリセーフでした
(ง`▽´)ง
ただ…左足の人差し指はテーピングしていたにも関わらずグラグラになり変色してるのでもしかしたらいずれ剥がれて来るかも知れませんが…
(ง`▽´)ง
マァ…エエカ…
因みに道中で出たゴミは久多オートキャンプ場で飲んだビールの空き缶も含め全て自宅まで持ち帰って来てますので〜!
(ง`▽´)ง
ただ…せっかく作ったのに食べるタイミングを逃して持ち帰って来たチキンライスだけは…食中毒とか怖いので勿体無いですけど廃棄させて貰います
(ง`▽´)ง
(まとめ)
今回の鯖街道チャレンジ…多分僕のチャレンジ史上で1番タフでデンジャラスな旅だったように思えるのですが…
そりゃシンドかったのはシンドかったですが…この挑戦に向けて荷物の軽量化や綿密な準備、入念なストレッチ等が功を奏したのか以前の富士山・高野山・比叡山・生駒山の時ほどヘロヘロにならなかったんですよね
(๑´∀`๑)
やはり1時間毎の行動食や適度な水分補給が非常に大切だったのだと身を以て実感致しました。
それと…オグロ坂であわや遭難しそうになりかけた場面でもヤマレコやコンパス、紙地図を駆使して落ち着いて復帰出来た事も…それぞれ過去の冒険中にやらかした失敗より学んだ知識や行動力の賜物だと思います
(๑´∀`๑)
だからと言って今回の経験を糧に更なる冒険に向かうのか!?…とは為らず、今回の縦走で自分という人間の力量がハッキリ判ったように思えますので、その身の丈に応じた範囲を超えない程度で楽しんでいけたらなぁ…と思っております
(もう無茶はしません)
めちゃめちゃ長い紀行文になっちゃいましたが最後までお付き合いくださり有り難うございました〜
(๑´∀`๑)
乙!
SpecialThanks
昨年の計画発表時より永釣会メンバーで
京都生息在住のsatonkyさん(←click)から『道中、もしも進退窮まるような状況になった場合いつでも車で救出に向かいますヨ!』とお声を掛けて頂いておりました。
野営しながらの未踏の縦走につき道中どのようなアクシデントに遭遇するか判らないなか、
精神的にも心強いサポート本当に有り難うございました〜!
\(*T▽T*)/
(↑感謝してる割にリスペクトのカケラも無ぇなw)
PS.オグロ坂の笛の事は…もう忘れる事にしよう…(怖)
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(これより3日目編final)
(1:42)
おはようございます
3日目はこんな真夜中から始動します
シュラフを収納しましたがこの時間だと気温差が少ないのかツェルト内は昨日ほど結露しておらず助かりました
(๑´∀`๑)
持参していた残り3つのアルファ米全てに水を注入。そのうちの1つは1時間後の出発時に食べる用、残り2つは道中いつでも食べられる用です
テーピングおよびサポーター類も装着完了
全てのパッキングを終え
山菜おこわを食べ終えたら
(3:18)
いよいよ3日目の出発です
( 」゚Д゚)」
只今ココらへんに居てますが
本日最終日は850m級の峠を2つ越え、それからは延々15km以上坂を下りていきます
キャンプ場のバリケードをまたぎ
真っ暗な舗装路をヘッドライトの灯りを頼りに進み始めます
(3:46)
自販機を発見したので、その場でリアルゴールドを飲んでエネルギー注入!
出発からキャンプ場までの道中で飲み食いしたゴミは捨てずに全て背負って来てますが、このリアルゴールドの瓶だけは自販機にゴミ箱が用意されてたので捨てさせて頂きました
(ง`▽´)ง
(4:01)
こんな深夜ですが1台だけ地元の車が追い越していきました
(4:03)
大黒谷キャンプ場の看板。
昨日の久多の里オートキャンプ場で、もし予約無しの飛び込み宿泊を断わられた場合の第二候補地としていたキャンプ場です。
(廃墟感バリバリの趣き深いキャンプ場でブロガーとしてはコチラで幕を張るのもアリだとは思ってたのですが…如何せん売店とかが無いのでビールが買えないんすよw)
↑ソコカイ!
(4:19)
昨日のO林さん&K谷さんが泊まられている民宿『久乃屋』がある分かれ道を通過
(4:23)
自然環境活用センターを通過し東へと進み始めると山の上に月が光ってました
程なくして右へ曲がり南へと進み始めると街灯も無くなり夜だとイッキに寂しい感じの山道へと入っていきます
(ちなみに木に括られてる白いのは後日開催される鯖街道ウルトラマラソンのタグです)
(4:49)
そろそろヘッドライトが要らないくらい明るくなって来ました
良い具合にウェザリングされてますね
(・∀・)
(5:00)
本日2回目の行動食タイム
(自販機で飲んだリアルゴールドを1回目とカウント)
(5:18)
落石だらけ
(¯꒳¯٥)
(5:21)
急斜面や
(5:25)
倒木を潜ったり…度々ザックが引っ掛かるので難儀します
藤浪辰巳のリングインばりに華麗に潜りたいんですけどねぇw
( 」゚Д゚)」
(5:31)
エレンの最終形態みたいな倒木を越えると
(5:34)
いよいよ本日1つ目の峠、オグロ坂の入口へ辿り着きました
山登りを始めた途端、つづら折りの急勾配に加えて杉の枯れ枝が踏み跡を覆ってしまいキチンと正規のルートをトレース出来ているのか不安になります
( ゚Д゚)
幸いにもウルトラマラソンのタグも付けてくれてたりするので紙地図とヤマレコアプリで所々確認しながら登っていきますが…後に最大の危機に直面するので↑このような山道の画像を憶えておいてくださいまし
(5:37)
ホント…踏み跡が判らず何処を歩けば良いのかドキドキしながらタグとかも頼りに進んでましたが…
暫く歩き進めていると
杉の枯れ枝まみれなうえにシャレにならないほどの急勾配を斜め上に向かって登り進む箇所に差し掛かったので…
その都度目を凝らして先人がラッセルしたであろう踏み跡らしき微妙な凹みをトレースして登っていってるつもりだったのですが
疲労が蓄積しているうえに重い荷物を担いでる状態につき、一度下がると枯れ枝に足を取られて登るのが困難になる程の急勾配につき紙地図を仕舞い、手袋をはめて両手を使って登り続けていったんでんよね
(;´Д`)
それにしても…ウルトラマラソンの人達も後日こんなデンジャラスな所をホンマによじ登っていくんやろか…
ま…まぁ…僕が非力なだけでウルトラマラソンに挑戦するような猛者達にすればこれぐらい造作も無い事かも知れへんけど…
(;´Д`)
ヒィー
…なんて、オグロ坂の洗礼に面食らいながら道のようで道でないような斜面をよじ登っていましたところ
ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』
ぬぉ!やっぱり!?
( ̄□ ̄;)!!
こんなデンジャラスな所…やっぱ正規ルートであるワケ無かったんじゃん(汗)
( ̄□ ̄;)!!
それにしても何処でルートから外れたんや!?
自分なりに1番『濃ゆそうな跡』をトレースしてきたつもりやのに…!?
まぁそんな事より先ずは今登ってきた斜面を引き返さなければ…
( ̄□ ̄;)!!
ところが…杉の枯れ枝で大変滑りやすく踏ん張りが効かない急斜面につき…登っては来れても重い荷物を担いだまま同じルートを降りようとすると逆に滑落の危険性が生じるんですよ
(((;゚Д゚)))
と…
(((;゚Д゚)))
とにかく、ココから滑落しないよう足元を探りつつ迂回しながら、何となく元のルートの方向へ寄せていこう…
(((;゚Д゚)))
ヤマレコアプリで自分の居場所を確認し、何となく元のルート方向へ滑落しないよう降りたりしてったのですが…
ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』
うっさいワ!判ってるんじゃボケ!
戻りたくても戻られへんから難儀しとんのじゃゴラァ!
(((;゚Д゚)))
ジャッカマシイワ!
(5:59)
手袋をはめて焦りまくってたので画像を撮る余裕なぞありませんでしたが
(↑そのようなヒリヒリする状況で唯一記録として収めていた迷ってる最中の画像)
おおおおお落ち着け。ちょっと深呼吸しよう。
(((;゚Д゚)))
改めてコンパスで磁北を取り、ヤマレコアプリの方位と照らし合わせ少し進んでは逐一自分の位置をチエックするのですが…GPSとヤマレコの反応精度に若干のラグが生じる為、自分では『コッチで合ってるハズ』と移動していっても
ヤマレコアプリ『ピコーン!警告!ルートから外れています!』
…と、またまたヤマレコに翻弄されたり…
(((;゚Д゚)))
(↑イヤ…だから多少のラグは有るだろうヨw)
ヤマレコの軌跡(紫色)が物語るように…めっちゃ迷走を続けてました。
(※青色が正規のルート)
谷のほうに川が見えたので一瞬そこまで降りて沢づたいに降りていこうか?
…などと頭をよぎりましたが…
かつて遭難した人達のエピソードとして安易に沢づたいに下ろうとしてガケに出くわし進退窮まる…というパターンを憶えていたので
杉の枯れ枝と急勾配ですし降りたら登れなくなるリスクを考え寧ろ上に登れそうな手順ばかり考えながら進みました
(((;゚Д゚)))
で…
(6:13)
ヤマレコアプリ『ピコーン!正常なルートに戻りました』
た…
助かった…
( ꒦ິД꒦ິ)
(遅ればせながら本日3回目の行動食)
もう…一時はどうなる事かと思いましたわ
( ꒦ິД꒦ິ)
ダッハー…
こんな山奥で遭難しかけるなんて…
コンパスとヤマレコが無ければ死んでたかも知れん…
それにしても予想外に時間をロスしてもうたワ
( ꒦ິД꒦ິ)
元ルートを再び歩き続け、僕がルートを間違えた箇所に再び差し掛かったのですが…
ココですな。
(;´д`)
本来ならばココをつづら折れていかなければならなかったのを
ボヤっとしていた僕はココを真っ直ぐ進んでしまってたみたいですな…
間違えやすい箇所にはウルトラマラソンとかのタグとかが括られてると過信し過ぎてた僕の落ち度ですな
(;´д`)
イヤ…でも…正直ココは他の人でも間違えるんじゃネ(汗)
(;´д`)
↑負け惜しみ
因みにつづら折れた坂道の上のほうにウルトラマラソンのタグがw
いや…回れ左してそんな遠くまで見通せるほど精神的視野は広くないっス(汗)
(´ㅂ`;)
(↑別にウルトラマラソンはテメェの為にタグ付けてくれてる訳じゃ無ぇからナw)
(6:33)
八丁平の前にオグロ坂を越えやんとね…
(6:36)
先程のように杉林のデンジャラスな登り坂から比較的歩き易いエリアを登り進めてますと
どこからともなくピィイィイィ〜…
…という笛の音が谷の方から一定の間隔で聴こえ始めたのですが。
先程危うく遭難しかけた僕は未だ放心状態につき…当初その人工的な音色に対して特に何も思わなかったのですが〜…
歩きながら徐々に僕の精神状態が冷静になるにつれ…フと一抹の不安が頭をよぎりだしたんですよね…
…
…
まさかコレって…誰かが谷底で救援を求めてる笛の音って事じゃ…無いよねェ!?
(((;゚Д゚)))
笛のように聞こえるその音は自然に奏でられてる音ではなく明らかに人工的な音だし…しかもついさっき僕もこのエリアで遭難しかけてるので僕以外にも似たようなスカタンかまして迷って身動きがとれなくなってるパープリンが居てても不思議では無いし…
(((;゚Д゚)))
(6:47)
僕『オオ〜イ!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
僕『オオ〜イ!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
僕『誰ァ〜れか居ませんかぁぁぁ〜!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
僕『助けて欲しいんやったら2回連続で鳴らしてくださぁぁぁ〜い!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
(1回)
僕『ホンマに知りませんからねぇぇぇ〜!ほな僕、先に行きますけど恨まんといてくださいよぉぉぉ〜!』
(」³Д³)」
ピィイィイィ〜…
僕『ウンコォォォ〜!おならァァァ〜!チンコぉぉぉぉ〜!』
(」³Д³)」
(」³Д³)」…
(」³Д³)」…
ピィイィイィ〜…
(6:58)
という訳で先へ進む事にしました
( ; ̄3 ̄)~♪
シ〜ラネットォ〜
フゥー…
(7:17)
そしてやっとこさ…
オグロ坂の峠に到着
ついでに本日4回目の行動食タイム
今ココらへん。
このオグロ坂へ辿り着くのに精神的・肉体的に相当削られましたけど…まだもう1ピーク越えなければならないなんて…恐るべし鯖街道
(@_@;)
ヨシャ。
これからは八丁平および中高度エリアへ一旦降りて行こうゾ
(7:19)
お地蔵さん
オホー
ここら辺は歩いていても気持ち良いッスね〜♪
(7:37)
八丁平到着
この八丁平を時計まわりにグルッと反対側まで歩きます
湿原って聞いてたのでヤマビルの忌避剤吹きまくって来ましたが拍子抜けするくらいフツーの道ですね(汗)
(´ㅂ`;)
(↑安心シロ、後にしっかりジュクジュクな道を歩かされるからw)
ヤマレコアプリや針畑越えマップでは八丁平の南端の標識を右(西)へ沿って進むのですがウルトラマラソンのタグは直進(南)の林道方向へ導いてますね
何故にウルトラマラソンは直進で僕は右に分かれるのか…もしかして右ルートに不穏な事情(スズメバチの巣があるとか)が隠されてるのでは無かろうか!?と少し不安を抱きつつも我が道を行く事に致します
右ルートはすぐに板の橋を渡ります
(7:48)
(7:51)
大きな看板が出て来たら左の山道を進み、フノ坂を越し
(8:08)
林道へ出たら左折
(8:12)
直ぐさま標識に沿ってまたまた山道を降りていきます
ハチには出くわしませんが他の虫がいっぱいなのでモスキートネットにディートを吹きまくります
汗で成分が流れたりすると効き目が落ちるのか僕の身体に止まろうとしますがディートを吹きまくると僕の身体に近付いてきた虫達が止まること無くファァ〜…と避けていくので効果は確かにあると思いますネ♥
(人´∀`)
(※個人の見解につき効果・効能を保証するものではございませんw)
(8:17)
本日5回目の行動食タイム
こんな橋を2つ渡りますと〜…
(8:32)
二ノ谷管理舎に到着〜
出しっぱなしの水道があるので冷たい水で顔を洗いリフレッシュ♪
ハイドレーションに給水して、オートキャンプ場出発前に作っておいたアルファ米で朝飯タイム
えびピラフ美味しいです♥
(人´∀`)
(9:06)
…なんて一服していたのも束の間、休憩中の僕の周りをミツバチとアシナガバチの中間サイズくらいのハチがタカりだしたのでソソクサと荷物を纏めて出発する事に致します
(;´Д`)
ンモー
(9:33)
(9:34)
陽射しがキツい…
(9:46)
15分程の登り坂ですけど勾配キツい…
(10:07)
本日6回目の行動食タイム
(10:12)
キ〜レ〜イ〜♪
(・∀・)
(10:15)
大見の三叉路を右方向へ
ココにもお地蔵さん居てます
これからは暫く未舗装路が続きます
タイヤに『鯖街道→』と書かれてます
(10:38)
目印となる電柱を直進すると
(10:49)
何処かで川の水が流れ込んで来ているのか
(10:56)
延々とぬかるんだ道を歩かされます
なるべく靴を濡らさないよう右端を歩いたり左端を歩いたり忙しかったです
(;´Д`)
(11:07)
標識ポイントに着いたので
本日7回目の行動食タイム
ココからはいよいよ鯖街道最後のピークへ向けて登り始めます!
( 」゚Д゚)」
ウォォォォォ🔥
(11:16)
暑さと勾配が襲って来ますがコレが最後の峠越えだと思えば気持ちは折れませんね
(11:23)
それにしてもようこんな所まで車ホカシに来るよな
(感心するワ)
ええ感じに錆びてますw
(モデラーあるある)
何の足跡ですかね…鹿or猪?
道中1回だけ熊の糞らしき物(知床の海岸で見たのと同じサイズ&色)も目撃しました。
それ以外にトカゲやヘビにも遭遇してます
(↑虫は苦手だが爬虫類は平気)
(11:37)
あの谷底に落ちてる車…
ジムニー…かなぁ!?
シランケド
もうそろそろ標高850m付近だと思うのですが…
(11:45)
へぇ〜
粽(ちまき)を巻く笹を育ててるんだ
( ゚Д゚)
(11:50)
誰が置いたヌイグルミなのか…山の御神体みたいになってるw
(11:58)
滝谷山直登ルートとの分岐点て事は…
おおおおお〜!
ついに鯖街道最後のピークに辿り着きましたヨ!
これからはココ以上に高い所へ登る事がございません!
(//≧∇≦)ノ"
ヤッタァァァァ〜!
(12:11)
本日8回目の行動食タイム
(12:24)
和佐谷峠通過。
微妙なアップダウンを繰り返しながら段々と標高の低い峠を降りていくって感じッスね〜
(12:34)
琵琶湖が見えるそうなので〜
せっかくなのでちょっと覗いてみよ〜っと
(・∀・)
(↑いつものようにバテていたらこんな余計な丘を登る余力なんて無かった筈)
ウ〜ム。遠目に琵琶湖らしきものが見えるような…見えないような…
( ¯人¯)
ビミョー
(12:39)
杉の峠に到着
ここよりゴールである出町柳までは
舗装された坂道を延々と下って行かねばなりません
先人達もこの最後の下り坂が地味にキツいと仰られてますが…(汗)
(12:50)
花脊峠を左へ
地鶏
花脊峠の車道は急勾配&急カーブの連続ですが
ヘアピンカーブの所に1か所だけ湧き水が汲めるスポットがあるんですよね
そうそうコレコレ♥
(13:03)
今日は京都は30℃まで気温が上がるなか、あと4時間以上は歩かなければならないので
ハイドレーションにはまだ水が残ってますしソーヤー付属の1ℓウォーターバッグのほうに予備的に水を補充しておきました♪
(人´∀`)
ところが…まさにこの画像を撮った直後に
(人´∀`)
僕の頭上を黒くてデカいハチがかすめて行くではありませんか!
(||゚Д゚)
慌てて荷物を担ぎ水場から離れたのですが…
(||゚Д゚)
気がつくとその巨大バチは僕の腰の周りを不気味な羽音をたてながら旋回しているではありませんか!
(||゚Д゚)ヒィィィ!
すかさずサコッシュから取り出したスズメバチサラバを身体中に吹きまくりエスケープしましたが…
(※ハチの追跡より逃れてから改めて撮影)
高野山でアシナガバチの大群に取り囲まれた時もそうでしたが…水場ってのはハチ達の縄張りになってるんでしょうかねぇ…
(º言º;)
コッッワ
(13:12)
本日9回目の行動食タイム
(13:26)
(14:15)
本日10回目の行動食タイム
(14:31)
杉並木と舗装路の坂道という単調ビジュアルにつき画像は割愛してますが地味に暑くて脚にキてます(汗)
(14:45)
鞍馬寺到着。
ココに着いたら出発時に作っておいた最後のアルファ米(チキンライス)を食べようと思ってたのですが…日陰も無さそうですし観光客の視線も気になりそうだったので通過するだけにしました
(;´Д`)
ンモー
(15:10)
貴船神社の鳥居を通過すると〜
二ノ瀬トンネルは通らず右側の旧道へ
(15:24)
本日11回目の行動食タイム
ココからは斜度も穏やかになるのでトレッキングポールも仕舞います
鯖街道ガイドマップのとおりに鞍馬街道を進み続けます
地鶏
向こうに見えるのは比叡山ッスかねぇ
シランケド
(16:30)
本日12回目の行動食タイム
京都精華大学の建物や京大の演習林から円通寺辺りを歩いてる頃からどうやらマメが潰れたみたいで左足裏に激痛が走り出しました。
アスファルトの下り坂を延々と歩き続けて来たので足裏にも相当な負荷が掛かってるので当然と言えば当然なのですけど
(´×ω×`)
イテテテテ…
(16:40)
市街地へ下りていく最後の急坂…
指の付け根辺りのマメが潰れてる感じなのでそのまま坂道を下るとダイレクトにマメ部分に荷重がかかり激痛が走るので後ろ向きに急坂を下りていきました
(´×ω×`)
(途中パトカーが通りましたがバックで歩いてる不審極まり無い僕に対して職質はして来ませんでしたワw)
(15:04)
左足を引き摺りながら北山通りを通過
京都コンサートホール
京都府立大学を通過し
加茂川に架かる葵橋を渡ると
歓喜のビクトリーロードとなります
そして17:45
ついに〜…!
鯖街道口の碑に到着!
\(*T▽T*)/
すぐ近くの商店街入口にあります鯖街道終点のプレートでもパチリ♪
出発から52時間…野営しながら山越え谷越え76km…
積年の野望が叶いましたぁぁぁ〜♥
\(*T▽T*)/
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(エピローグ)
踏破達成後は泥だらけのうえに汗臭さや虫除け剤等、身体じゅうから異臭を放ったまま(←許せw)電車でトットと帰宅
帰りしなに立ち寄った大阪王で買った唐揚げとビールでささやかな祝杯をあげ、泥のように眠りに就きましたとさ♥
あ…そうそう、左足裏のマメは激痛につき潰れてたと思ってましたがギリギリセーフでした
(ง`▽´)ง
ただ…左足の人差し指はテーピングしていたにも関わらずグラグラになり変色してるのでもしかしたらいずれ剥がれて来るかも知れませんが…
(ง`▽´)ง
マァ…エエカ…
因みに道中で出たゴミは久多オートキャンプ場で飲んだビールの空き缶も含め全て自宅まで持ち帰って来てますので〜!
(ง`▽´)ง
ただ…せっかく作ったのに食べるタイミングを逃して持ち帰って来たチキンライスだけは…食中毒とか怖いので勿体無いですけど廃棄させて貰います
(ง`▽´)ง
(まとめ)
今回の鯖街道チャレンジ…多分僕のチャレンジ史上で1番タフでデンジャラスな旅だったように思えるのですが…
そりゃシンドかったのはシンドかったですが…この挑戦に向けて荷物の軽量化や綿密な準備、入念なストレッチ等が功を奏したのか以前の富士山・高野山・比叡山・生駒山の時ほどヘロヘロにならなかったんですよね
(๑´∀`๑)
やはり1時間毎の行動食や適度な水分補給が非常に大切だったのだと身を以て実感致しました。
それと…オグロ坂であわや遭難しそうになりかけた場面でもヤマレコやコンパス、紙地図を駆使して落ち着いて復帰出来た事も…それぞれ過去の冒険中にやらかした失敗より学んだ知識や行動力の賜物だと思います
(๑´∀`๑)
だからと言って今回の経験を糧に更なる冒険に向かうのか!?…とは為らず、今回の縦走で自分という人間の力量がハッキリ判ったように思えますので、その身の丈に応じた範囲を超えない程度で楽しんでいけたらなぁ…と思っております
(もう無茶はしません)
めちゃめちゃ長い紀行文になっちゃいましたが最後までお付き合いくださり有り難うございました〜
(๑´∀`๑)
乙!
SpecialThanks
昨年の計画発表時より永釣会メンバーで
京都
野営しながらの未踏の縦走につき道中どのようなアクシデントに遭遇するか判らないなか、
精神的にも心強いサポート本当に有り難うございました〜!
\(*T▽T*)/
(↑感謝してる割にリスペクトのカケラも無ぇなw)
PS.オグロ坂の笛の事は…もう忘れる事にしよう…(怖)