明日におあずけ!

台湾おめでとう
貴方たちが間違い無く王者だ

《総集編その2》〜猛暑のなか歩いて大阪から高野山まで〜

2020年08月31日 | 旅行
まずはじめに。
今回の記事を何本かに分けてしまうと『1日24時間でどれだけ歩いたか』なライブ感が薄れてしまうので出来るだけあの時の様子を感じ取って貰えるよう敢えてブッ通しで書き連ねさせて頂いております
なので非常に長い内容になります事をご容赦くださいまし
((´^ω^))ゥ,、ゥ,、



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

《優雅に避暑地へGo!》



出発当日は日曜日なので当然仕事してましたが、前日までにパッキングは済ませておいたので帰宅後シャワー浴びて夕飯食べたら午後8時半には出発できました



(撮影・息子R)





陽が落ちている時刻とはいえ茹だるような蒸し暑さに(コレ…ホンマに辿り着けるんか?)と不安になりながらも歩を進めていると
(´Д`;)



歩きながらなのでリアルタイムでは書けなかったのですけど…丁度大和川の橋の真ん中辺りにさしかかった時に




(↑リアルタイムの時にもチラッと写ってました)
ようよう近付いて行くとサイコパスなバァさんが半笑いで新聞紙みたいなものを勢いよく燃やしてけつかるではありませんか!
((((;゚Д゚))))



い、いや、
歩道…というか橋の上で火なんて放ってちゃ…アウトでしょ?
((((;゚Д゚))))



コレって完全にケーサツ屋さんのご厄介になる案件に違い無いのでしょうけど、こちとらこれから夜通し歩かなければならず、のっけからこんなヤヤコシイのに関わってられないのでスルーしましたけどね
((((;゚Д゚))))
イッチャッテルヨ…モウ
(トラウマ度『1』)



その後もなかなか気温と湿度が下がってくれずネッククーラーと空調服を着ていても汗は出続けます
大和川を越えて藤井寺のサンプラザ(←スーパー)で飲み物を捜しつつ冷凍食品売り場で立ち止まり、空調服から目一杯の冷気を身体に浴びて暫しのクールダウン
( -`ω-)✧



この作戦を使えば道中コンビニさえあればアイスとか飲み物を買ってイートインスペースで休憩を摂りながら身体を火照らさずに距離を稼げるゾ…と目論んでたんですよね
( -`ω-)✧
(のちにこの計画は水泡に帰するんですけど)




(序盤は歩きながら嘉門達夫聴いて笑ろてました)



グーグルマップアプリに導かれるまま歩を進めるもコンビニがある国道を全く通らないルートを歩かされ続けた為


結局久し振りに国道に出て来れてコンビニに辿り着けたのが何と出発から4時間も経ってからの事でした
(それまで一切休憩無し)
(´Д`;)


(さぁ〜これで冷房の効いた店内イートインスペースで涼めるぅぅ〜!)…と思いきや…


ヤンキーのタムロ防止なのか22時〜7時までイートインスペースが使用中止になってやがるではありませんか!
((((;゚Д゚))))
マジカ⁉


(これ以降も覗き見る他のコンビニのイートインスペースがこと如く使用中止になっておりクールダウン目的のピットイン計画は破綻…)
(´ ิД ิ` )



2時19分

出発から6時間が経ち20km歩き続けた疲労に暑さと睡魔が加わり…ついに河内長野郵便局前のバス停でダウン
( ꒪⌓꒪ )


景色が歪んで見えてきたので熱中症の症状と察しいきなりアウトか⁉とリタイヤの文字が頭をかすめるも…
汗まみれな為にソッコーで足や顔を蚊に刺されまくり、たまらずロクに休憩も摂れぬままズタボロの半泣きで歩を進める事に。
:(´ °ω° `):





3時30分頃に美加の台を通過

ここで出発から7時間フルに使っていたネッククーラー用の10,000mAhのモバイルバッテリーが切れてしまい、それでも未だ熱中症の症状が治まらない為スマホ用にとっておいた予備のモバイルバッテリーをネッククーラーに使用する事に。
(もしスマホのバッテリーが減って来たらその場合はネッククーラーを止めてスマホの充電にシフトする予定)



グーグルマップアプリに導かれるまま石仏バイパス(R371)を進んでいると『歩行者通行禁止』の看板が。



グーグルマップは側道に降りて国道の下をくぐれと示すので階段を降りて行ったんですが…
道が無いでやんの
((((;゚Д゚))))
アレ?



で…
フと足下を見ると寸前に侵入防止の電気柵が!
((((;゚Д゚))))
エエエー!?



い、いや待て!
コレは絶対に何かオカシイ!
(°Д°; ≡ °Д°;)



階段を登り直し、もう一度グーグルマップと看板を見直すと『この先30M』とあったので恐る恐るもう少し先へと進むと、そこにもう1つちゃんとした側道があったのでそこから国道の下をくぐり事なきを得たのですが…この顛末をブログ用に撮影しておきたくスマホのカメラを立ち上げようとしたのですけど何故だかカメラが作動しませんでした(怖)
(´ ิД ิ` )


真夜中に全く人(ひと)気の無い漆黒のトンネルや夜道をヘッドライトだけでフラフラになりながら独りで歩くのは結構なホラーでしたよ…
(´ ิД ิ` )
(トラウマ度『2』)




なんやかんやありながらも4時30分頃に千早口駅まで来たので休憩


(少し待てば始発の電車に乗れて橋本までズルできるデ)…と心の中の悪魔が何度も囁いて来ましたよ…
(´ ิД ิ` )
ノッテマセンヨ!

この先の最初の難所である紀見峠越え(←ナビアプリでしか道が判らん)を前にスマホの充電をしておこうと充電ケーブルを取り出したところ

このタイミングで自宅にTypeCの変換プラグを忘れて来た事に気付き愕然とする…
(´ ิД ิ` )

結局フラフラなままバッテリー残量36%で未知なる峠越えに挑む羽目に。
(´ ิД ิ` )
(トラウマ度『5』)






出合いノ辻を経て







5時30分
紀見トンネルの分岐点に到着(出発から30km地点)


車ならトンネル通って山を抜けられますが歩行者は右の街道を進みます


キャプチャ画像でも解るようにスマホのバッテリーがガチでヤバくなってきたので通信による電力消費を少しでも抑える為に機内モードに切り換える事に。
(グーグルマップは通信を遮断していてもGPSで動いてくれますよってに)




そこから登り坂が続きヒーコラ言いながら




ダイトレの一部分(本当にホンの少しだけ重なってる箇所)を通過して




6時に紀見峠の看板に到着!
(出発から約10時間)



そこから今度は今まで登って来たぶん、坂道を下っていくんですけど膝にクるんですよねコレが…
(;:°;Д;°:;)



(撮影してなかったので画像はグーグルマップよりキャプチャ)
延々と舗装路を下ってたらルートを外れたみたいで少し引き返すと



ガードレールの切れ目の所に見落としていた『紀見峠駅への道標』を見つけたので、そこを右に折れて



一気に寂しい山の中を降りて行くらしいのですが…



先程までと比べ物にならないくらいの急な下り坂
( ꒪⌓꒪ )





しかも時間帯的に虫の活動時刻だったようでアブとかハエとか訳のわからない虫が不気味な羽音をたてながら僕の顔目掛けてアタックしまくってくるではありませんか!
(;:°;Д;°:;)
(べんぞうさんの談話どおり)



これだけ長時間、膝を酷使して来てからの追い打ちをかけるかのようなこの急な下り坂…
10歩下っただけでも
「イデェェェェー!」
(°Д°; ≡ °Д°;)
と悶絶し、あまりにもの膝の痛さに膝を押さえて立ち止まろうとすると途端に顔じゅうに虫の大群が不気味な羽音をたてながらまとわり付いてくるので
必死に手で払うも更に群がってくる確変中の羽虫群の気持ち悪さに圧倒され一息つく間も与えられず坂を下り続けさせられる羽目に。

「イデェェェェー!」
(°Д°; ≡ °Д°;)
イダイイダイイダイ!



「ギャアァアァー!」
(°Д°; ≡ °Д°;)
ムシキラーイ!




「イデェェェェー!」
(°Д°; ≡ °Д°;)
オガアヂャーン!




「…てええ加減にせえやゴラァァァー!
(°Д°; ≡ °Д°;)
シバキマワスゾ!





…と

早朝から膝痛と羽虫に絶叫し続けながら
(トラウマ度『7』)


やっとこさ人里に出て来れた頃には




僕のエネルギーゲージもカラに近付いておりましたとさ
( ꒪⌓꒪ )
(放心状態)





ほいで6時30分



ついに峠を越えて最初のコンビニに辿り着いたのでソッコーでTypeCのケーブルを購入
(こんな百均みたいなのが1000円てのはボッタクリだと思いましたがそんな事言うてる余裕なんてありませんでしたので…)
ネッククーラーに使っていたバッテリーをスマホにシフトし、充電しながら駐車場で久し振りの休憩を取りまして




ここからは陽も昇って来てるので菅笠を被ってリスタート





日陰の無い道路はたちまち体力を奪っていきますが
どうやら9時頃には橋本市のビジネスホテル『ルートイン橋本』に辿り着けそうなペースだったので7時47分、スマホからデイユースの予約を申し込みました



ゼェゼェ


ハァハァ


ヒィヒィ


ミツケター!



出発から12時間半後の9時ジャストにルートイン橋本到着!





余韻に浸る間もなく部屋のコンセントに空調服のバッテリーとネッククーラー用のモバイルバッテリーの充電器をブッ挿し、



せっかくのホテルの大浴場もそこまで移動する気力が無かったので部屋のユニットバスで汗を流し、ホテルロビーで買ってたカップヌードルをかき込んで(よく考えてみたら出発から河内長野でクーリッシュ食べて以来、暑くて何も食べられずでした)
カーテン閉めてエアコンギンギンに効かせた部屋で気絶したように仮眠…


…したのも束の間




3時間後には身支度を整えホテルを出ました
(目が死んでるゾ)
※お腹の膨らみは贅肉ではなく空調服ですゼw






(人生二度目の歩いて紀の川)


ホテルではほんの少しだけ仮眠を摂りつつも今後のプランを色々と思案してたんですよね。
TVのニュースでは『猛暑につき外出を控えましょう』なんて言うてる真っ昼間に、果してこれから本当に高野山に登れるのか自分でも体力的に不安だったので
とりあえず『京大坂道』の出発点でもある学文路(かむろ)駅辺りまで歩いてみて、それで行けそうだったら登り始める、
やはりシンドそうだったら大事を取って学文路駅からは電車で極楽橋駅→それからケーブルに乗って高野山上→それから宿坊まで行って取り敢えず今日は泊まってゆっくり体力を回復させてから、明朝また学文路駅まで戻って来て再度登り直す…というプランも頭に入れておきながら




えっちらおっちら歩き続けまして





13時44分

京大坂道の登り口、つまり学文路駅方面との分岐点に差し掛かり
『今日登ってみるか?それとも明日登るか?』…てな葛藤の末『やっぱ…このまま今日登ろう』との決意を固めた僕は



死の行軍の扉を自ら開け放ったのでありました








自宅からココまでのルートはお陰様でグーグルマップにナビして貰い迷わず辿り着けたのですが
これから登る京大坂道に関してはココからゴールである女人堂(高野山金剛峯寺の入り口)へのルートがグーグルマップだと無駄にグニャグニャ回り道させられる感じだったので、観光協会からダウンロードした↓PDFマップ

のほうが丁寧かつ無駄の無いルートっぽかったのでコチラを使って女人堂を目指す事と致しました
(`Д´)ゞ


アヂィ…


(狸と出くわしましたが写真撮る前に逃げられました)



登り始めから1時間、ある程度順調に


『大師の硯水(すずりみず)』地点まで辿り着きましたが



これから先はマップ上に書かれているように急な坂道が2つ待ち構えています
(念を押すようですけど道中はデフォルト(初期設定)でも普通にそこそこの上り坂ですからね。ココに書かれている急坂ってのはそれ以上に急な坂って事なので。急坂以外がフラットな道…って訳ではありませんよ!)



しかしながら2つの難所の間に自販機のマークがありますので、そこで飲み物の補給ができるのならばペットボトル3本分も背負って来ている麦茶を少しでも軽量化させておく意味でも1回目の急坂から積極的に麦茶を飲みながら熱中症を予防しとこうかなと。
( -`ω-)✧



シンド…



予想通りの急坂に悲鳴をあげる気力も削がれましたけど



3時ジャストに丹生神社・日輪寺を通過
(最初の急坂ポイント通過)
(´Д`;)



地図上では次の四つ角に自販機があるはずなので『ウゥゥ…これでやっと冷たい飲み物が買えるワ…』と安堵しておりましたところ…




自販機が…
無い⁉

(°Д°; ≡ °Д°;)




ウソ⁉マジでぇぇ⁉
(°Д°; ≡ °Д°;)



あまりに需要が無いので撤去されてしもたんか⁉
(°Д°; ≡ °Д°;)



ていうか、



コレから作水のびっくり坂を残りの麦茶1本で登れってか⁉
(°Д°; ≡ °Д°;)

(しかも次に自販機にありつけるのは数時間歩いた先の極楽橋駅しか無いゾ⁉)




ヤバい…マジで死ぬかも…
(;:°;Д;°:;)





かと言ってココから引き返して学文路駅から電車とケーブル使って宿坊に向かったとしてもチェックイン予定の5時に間に合うかすら微妙やし…
(;:°;Д;°:;)
(夕食は5時半ヤシ…)



どっちにしろチェックイン時刻をオーバーするのであれば…無駄に降りるよりも登るほうが…まだ…マシ⁉
(°Д°; ≡ °Д°;)





という事で悩みに悩んだ末、結局前へ進む事に。
(千石橋通過)













こんな悲劇的な状況の中、本編最大の難所である作水(さみず)集落まで続く作水坂を登り始めたのですが




もう…笑っちゃうくらいの急坂ですぁ
(´ ิД ิ` )

(↑気ぃ失ってるやん)




例えるなら…『ターボ無しの軽自動車だったら登れないくらいの傾斜』って言えば想像つきまっしゃろか…
(´ ิД ิ` )



10歩進んでは休憩…10歩進んでは休憩…みたいなペースでしか登る事が出来ないんですわコレが
(´ ิД ิ` )



仮に同じルートを登る人が居てたとしましょう。
貴方は記録的酷暑の日中に大阪から寝ずに歩いて来た上にこの坂を登れまっか⁉…ちゅうハナシですわホンマに!
(´ ิД ิ` )
(↑いったい誰にキレとんねんw)




その後ついに完全に足が止まってしまい日陰にリュックをおろして大の字になってダウン。
( ꒪⌓꒪ )



コレ…ヘタすると救急車を呼ばなアカンかも…
( ꒪⌓꒪ )

(トラウマ度『10』)



助けを乞おうにも、こんな寂しい急坂を登って来る車なぞ無くホントに生存の危険すら頭に過(よ)ぎりかけたその時


フと坂の上を見やると何だか水の気配が…
( ゚Д゚)




もしや…湧き水⁉
( ゚Д゚)





フラフラになりながら空のペットボトル3本を持って湧き水らしい所まで行くと
石の窯?みたいな所に金魚が2匹泳いでおり、そこへ山の湧き水を引き込んで誰かが育ててらっしゃるみたいで(知らんけど)
(湧き水なんて飲んだらお腹壊すかも)…なんて悠長な事を言ってられるような余地なんてもはや残されておりません!
地獄に仏とはまさにこの事です!
ホントに命拾いしたと感謝しながらチョロチョロ落ちる湧き水をペットボトルに注ぎ入れようとしたんです…が!
(;°;∀;°;;)




金魚の居てるその石窯の下あたりにアシナガバチの巣があるみたいで…
人の気配を察して出て来た大量のハチに囲まれてしまっているではありませんか!
(°Д°; ≡ °Д°;)





刺激しないようにソロリソロリと湧き水を注ぎ入れるのですけど…
ハチって黒い物めがけて攻撃してくるって言うじゃないですか。




僕の着ている空調服…真っ黒なんですよね
( ꒪∀꒪)

アハハハハハハ
(トラウマ度『10』確変継続中)




1本目のペットボトルに湧き水を注ぎ入れるや、たまらずリュックの所まで一時避難しましたが残りの2本も注ぎ入れない事にはこの先マジで死んでしまうかもしれませんので
大の大人が半泣きになりながらアシナガバチの大群の中に飛び込み、なんとか残りの2本も満タンにし終え


満身創痍ながらも再び急坂を進む事に。
( ꒪⌓꒪ )





登っても






登っても




永遠に終わりそうもない急坂の連続…
( ꒪⌓꒪ )






4時をまわった時点で残りの距離と自身の壊滅的スローペースを鑑みた僕は宿坊に電話をかけて現状を説明し、チェックインが予定時刻を大幅に遅れてしまう旨と、『此方の都合により大幅に遅れるので夕食(5時半)はご迷惑になるので用意して頂かなくても結構ですので』と辞退させて頂きました
(´Д`;)




住職さんは『気を付けてお越しください、お待ち申し上げております』…と仰ってくれてましたがそれでもお寺の門は9時で閉まって(門限)しまうんですよね…。
果してそれまでに辿り着けるのかすらも微妙になって来ました
(´Д`;)




それからも30分毎に住職さんからお電話を頂き進捗状況を報告しながら歩くのですが…

やっとこさ最大の難所である作水坂越えは果したものの、だからと言ってフラットな道になるのかと言うと急坂ではないだけでソコソコの登り坂が延々と続くんですよね…
(´Д`;)



ていうか
基本的に学文路から高野山までズーーーーーっっっと登り坂しか無いヤンけ…!
( ꒪∀꒪)
(↑自分で京大坂道を選択しといて何をキレてんねんw)






チェックイン時刻もとうに過ぎて再び住職さんと電話で相談した結果、門限の事もあるので


とにかく今日はこのまま極楽橋までは歩いて…



…そこからケーブルに乗って宿坊の門限までに到着出来るよう予定を改める事に致しました。
(´Д`;)




勿論、このまま終わってしまっては『大阪から高野山まで登った』と言えませんので明朝に再びケーブルに乗って前日サスペンデッド(中断)した極楽橋から自力で女人堂まで登り直す…という事で!
(´Д`;)
(↑何やネン…その変なコダワリはw)








『日本最後の仇討ちの場所』
     ↓


『白藤小学校跡』
     ↓

『栗』
(↑なんやソレ)

…を越え、




ついに






極楽橋駅が見えて来た…
(´இωஇ`)





切符を買ってケーブルが来るのを待ちます!




即死しそうなくらいファンタうんめぇぇぇぇ〜!!




(7時半着・出発から23時間後)
高野山上駅からバスに乗り、結局宿坊に辿り着いた時には陽も落ち、辺りは真っ暗でした
( ꒪∀꒪)





予定を2時間半もオーバーしてチェックインしたにも拘わらず、直ぐさま客間に通して頂き、




食事は諦めていましたのに野菜の天ぷらや汁物とか、あっつあつの料理を僕の到着に合わせて給仕してくださったりで…恐縮しきりでした
(´இωஇ`)
(できれば先に汗を流させて頂けませんか)…なんて事は恐ろしくて言えませんでしたけどw





ビールうんめぇぇぇぇ〜!!
\(//Д//)/♥






ていうかルートイン橋本で食べたカップヌードル以外、大阪を出てからまともな固形物を摂れてなかったですからね…身体に染み入るとはこの事ですね
\(//Д//)/♥



(食後に温かい風呂に入らせて貰い、寝る前に酷使して来た脚にボルタレンジェルを塗りながらマッサージしようとしたのですが案の定両脚同時に痙攣し、暫くの間ひとり悶絶したのはご愛嬌ってことでw)








泥のように眠った明くる日の朝6時半


朝の勤行(←本堂は撮影禁止ネ)に参加して美味しい朝食を頂いてから




昨日背負って来たリュックサックから余分な荷物(ヘッドライト等の夜間照明器具・空調服の予備バッテリー・予備のモバイルバッテリー・折りたたみ傘・合羽上下・クロックス・帰る日の衣類etc.)を部屋に残し、初日よりかなり身軽な装備で宿坊を出発




再びバスとケーブルを乗り継いで昨日強制終了した極楽橋駅まで舞い戻り、







昨日登れなかった不動坂を登り直しにかかります♪


















うむ。
楽勝楽勝♪
( ゚Д゚)y─┛~~





そりゃそうだ!
グッスリ睡眠とれて荷物も軽けりゃ、筋肉痛であってもいろは坂くらい昨日の作水坂に比べたらヨユーですわヨユー!
( ゚Д゚)y─┛~~











滝不動を越えてからは趣深い山路を登り、



花折坂を歩けば〜…








11時に女人堂に到着!
ε٩( º∀º )۶з



ココから先全体が高野山である金剛峯寺の境内にあたるのでココをゴールにしても良いのですけど、何だかギリギリでゴールしたと思われるのも性格上イヤなので高野山の中心部と宿坊までは歩いて行っとけ!




…と言う事で更に歩きます♪
( -`ω-)✧















金剛峯寺の中も拝観し、




壇上伽藍の根本大塔を見やりながら




大塔の裏手に位置する宿坊、




西禅院さんまで辿り着いた時点で『大阪から高野山まで歩く』プロジェクトは見事完遂ということで〜!!
ε٩( º∀º )۶з




長文の御拝読ありがとう御座いました♪
ε٩( º∀º )۶з






次回エピローグへとつづく





















《総集編その1》〜猛暑のなか歩いて大阪から高野山まで〜

2020年08月29日 | 旅行
たいそうなタイトルですが
要はリアルタイム(←click)では書ききれなかった道中のコボレ話なんかを補完させて頂こうというだけのものです
それと参考になるか判りませんがこれから真夏に大阪から橋本を経由して学文路(かむろ)から京大阪道を高野山女人堂へ登ってみたいと考えている奇特な方々に少しでも役に立てればという思いで行程をまとめてみました

しかしながら秋とか涼しい時季なら兎も角、残暑とか来年以降の8月の盆過ぎに真似して歩いて熱中症で命を落とされても一切責任は負えませんのでくれぐれも自己責任ということでw
(―人―)人
ナムナム…




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

《装備・準備》

え〜まずは僕が高野山まで登ろうとした日の気温がこんな↓激烈な猛暑の予報だったので




医療関係者に迷惑などかけないよう綿密かつ臨機応変に、数パターンのプランを考えておりました
(―人―)ナムナム



○大阪から高野山麓の橋本市までの40kmの道程は日中の陽射しを避けるため寝る時間を割いてでも夜のうちに歩き進めて置くこと。

○空調服など出来るだけ暑さ対策を講じること。

○紀見峠以外は道中コンビニが点在しているのでイートインスペースにて積極的にクールダウンと休息を摂ること。

○目的の高野山の宿坊は予め2泊分の予約を入れておき、もし橋本市に辿り着いた時点で体調が優れない場合は無理せず電車とケーブルで登って宿坊に泊まりに行き、明朝橋本まで降りて来てから高野山上まで登り直すくらいの柔軟な対応もとること。


○橋本市内にあるビジネスホテル『ルートイン橋本』は4000円で朝の8時から最大8時間のデイユースが可能なので、『1日で強行』or『2日間に分けて行く』のどちらであっても時間的に利用できそうなら不眠で寝ていない身体を休息すべく上手に利用する事も考えておく。



○万が一、橋本市到着の時点で午前10時を過ぎていたらルートイン橋本の滞在が極端に短くなりお金が勿体無いのでその場合は学文路の手前にある『天然温泉ゆの里』なる温泉施設が1000円で利用できるので仮眠するならココもアリ?




…みたいな感じですね
(―人―)b




装備としては…真夏の釣り必携の空調服に、今回は予備のバッテリーを追加で購入(高い)








初めて買ってみたのがサンコーのネッククーラーNEOという、モバイルバッテリーから給電しながらキンキンに冷えた金属プレートで頸動脈を直接的に冷やしてくれるというスグレモノ






(ちなみにコレ、高野山から帰って来たら大阪ほんわかテレビで全く同じ商品が紹介されてましたよw)
( ゚∀゚)b



それと↓菅(すげ)笠





ゴアテックスの登山帽も持っておりますが今回は史上最強の猛暑を歩き続けることになるので、菅笠なら笠に受ける陽射しの熱を五徳で頭から浮かせて熱の直撃を避けられますし、尚且つ通気性も最強につき真夏の帽子の究極形だと思い急遽Amazonで注文したら出発の前日に届いてくれました♪
( -`ω-)✧





結論から申しますとコレらのグッズが無ければ間違いなく僕は倒れていたでしょうね…
(ていうかコレだけの装備でも実際倒れてしまいましたし(汗))
(;°;∀;°;;)
それでも既(すんで)の所で救急搬送までは免れた…と思えばやはり菅笠・空調服・ネッククーラーの装備たちに命を救われたように思います

※でも良い子はマネしないでねw



前振りが長くなりましたので『優雅に避暑地へGo!』編は次回へとつづく



12時40分 これにてリアルタイム更新終了!

2020年08月18日 | 日記










宿坊に向かって歩いていたら世界遺産の金剛峯寺があったので拝観してましたw
(襖絵とかは撮影禁止)
宿坊のすぐ近くに壇上伽藍の根本大塔もあり寄り道しまくりながら只今宿坊の西禅院さんに辿り着いたところです
道中コメントくださった方々ありがとうございます
あまりにシンドかったので素っ気ない返信しか出来ず申し訳ありませんでした
落ち着いたら改めてこの高野山登山を振り返ってみたいと思います
昼の高野山はまだまだ暑いので菅笠に空調服着たままついでに奥の院も散策しにいこうと思いますが
とりあえずこれにて大阪から高野山まで真夏の酷暑のなか歩ききったというリアルタイム更新は終了とさせて頂きますね
ありがとうございました〜
乙!
( ゚∀゚)

10時12分

2020年08月18日 | 日記
延々と登り坂は続くのですが木陰ですし

昨日の作水集落の殺人的急坂と酷暑と飲み水が無い恐怖に比べたら、このいろは坂くらいならむしろ登っていて楽しいです
(感覚がマヒしてんのかなw)






9時30分 これより延長戦開始

2020年08月18日 | 日記
おはようございます
筋肉痛でバッキバキですがグっスリ眠れたので気力は回復致しました
朝の読経に参加してから美味しい朝食を頂き、身支度を整えてバスとケーブルを使い昨日サスペンデッドした極楽橋駅まで舞い戻って来ました
これから昨日登れ無かった最後の難所、不動坂ルートを女人堂まで登り切りたいと思います〜










20時54分

2020年08月17日 | 日記
更新が滞り申し訳ございません
あれからバスに揺られて予約を入れていた宿坊『西禅院』に大幅に遅れて到着
『此方が遅れて着くのですから夕食は構いませんよ…』と電話していたのにササっと給仕してくださり、サイコーに美味しい精進料理と麦酒を頂きました!
その後風呂に入り部屋に戻ると布団まで敷いていてくださり感謝。
明日の用意もし終えたので寝ずに歩き続けたぶん、今から爆睡で取り戻してやりま〜す!
オヤスミナサイ♪
(人´∀`*)














15時21分

2020年08月17日 | 日記
これから急な登り坂
休憩中
買えると思っていたポイントに自販機がなく飲み水無しの恐怖に打ちひしがれていたら道端で湧き水が
死にそうなのでもうなんでも宜しくてペットボトル3本に補充完了