んははは♪
まだ8月21日(月)のネタですスミマセンw
昼過ぎに大間を後にした僕は一路恐山へと向かっております
むつ市方面からではなく大間方面から恐山に向かう車は少ないみたいで
山道を走っていてもあまり他の車に出合う事は無かったですね
(;´゚∀゚`)
まぁそんな寂しい道をナビに導かれるまま進みますと…
恐山の手前にある三途の川に辿り着きました~♪
(≧▽≦)
到着した時に若いアベックが写真の撮り合いをされてたので僕が名乗り出て2ショット写真を撮ってあげました
(^^)b
で
僕は持って来た三脚を伸ばし
シーバスロッドを組み始めるとアベックの人達は不思議そうな顔をしながら車の方に戻って逝かれたのですが
僕はこの橋の上から竿を出してる写真を撮るつもりで考えていたのですが生憎壊れかけてる為に通行禁止で予定していた構図で写真が撮れず何度もセルフタイマーでボツショットを繰り返す羽目に…
(;´゚∀゚`)チッ
そんな姿を車から見ていた先程のアベックの男性が見るに見かねて戻って来てくださったのです
男性「写真…撮りますよw」
(*≧艸≦)
(↑含み笑い)
僕「スンマセン!スンマセン!ほんっっとにクダラナイ撮影なんスけど助かります…」(汗)
(;´゚∀゚`)
(もう…ホントに恥ずかしいw)
で、二人してああでもない、こうでもないと相談しながら一番マシに撮れたのがこの画像↑だったのでした
(≧▽≦)アザース!
そんな感じで何とか三途の川での釣り画像を撮り終え恐山入り口へと向かいます
ほい
恐山の駐車場に到着
ちなみに今回の旅は車にウェアラブルカメラを付けており
走行中の画像はこのカメラにて撮影しておりますのでご安心を
( ̄▽ ̄)ゞ
スマホジャナイカラネ
入山料の500円を支払いスーツケースを引きながら
子供の頃から、いつかは来てみたかった憧れの地
霊場恐山に入山で~す
(о´∀`о)
ヒヤッホ~イ♪
恐山だぁ~♪
(↑オマエ…テンションおかしいゾ)
夕方5時のチェックイン時刻に迫っていたので先に宿坊へと向かいました
宿坊と言ってもなかなか近代的で立派な建物ですね~
(下駄箱)
しかしながらそこは宿坊、
ホテルのようなBGMが流れてる訳でもなくピアノの生演奏なんかも有りません
(ロビー)
本当に静かで落ち着いた雰囲気です
(о´∀`о)
チェックインを済ませ2階にあります自分の部屋へと案内して頂きます
めちゃくちゃ掃除が行き届いております
で
案内された部屋がこちら。
確か20畳くらいありそうな広々とした部屋に
ぽつーんと敷かれた布団が一組w
今夜はここに独りで寝るんすよねぇ~♪
アハw
出~る~か~なぁぁぁ~!?
(≧▽≦)
トイレや洗面台も綺麗で上品ですね
そしてそして~!
宿に泊まる楽しみと言えば窓から眺める絶景じゃないですか!
(≧▽≦)
オーシャンビューだったり?
(≧▽≦)
山の風景だったり?
(≧▽≦)
こちら恐山の宿坊、
(≧▽≦)
障子を開けると窓から見えるのは
(≧▽≦)
まさかの地蔵ビュー!w
(_≧Д≦)ノ彡☆バンバン
夕食の始まる6時までまだ少し時間があるのでショルダーバッグに竿と三脚を忍ばせて撮影に出かける事に
…遡ること今朝の伊丹空港にて
宿坊に予約の電話を入れる際、(…もし宿坊に沢山の宿泊客が居てると写真とか撮り辛かったりするかもなぁ…?)と思い
(↑そもそもそんな写真撮ること自体間違ってるんですけど)
(↓電話でのやり取り)
僕「あの…ところで今日は他の方も沢山泊まられるのでしょうか?」
(о´∀`о)
応対の人「は?それはどのような意味なのでしょうか?」
( ロ_ロ)ゞ
僕「あああ、いいいいえいえべべべ別にななな何でもあああありません」(汗)
(;゚Д゚i|!)シドロモドロ
(やっべ…何だか不謹慎な事とかアカンそうな雰囲気ちゃうの…)
…とまぁそんなやり取りがあったものですから竿を持って来て恐山でそんな撮影するとか『オフザケなんて持っての他!』みたいな空気なのではと一抹の不安を抱いてたのです…
で
部屋から出ようと鍵を掛けようとするのですがなかなか鍵が抜けないんですよこれが。
(-公- ll)
いくらガチャガチャ回してもラチが開かないのでフロントに電話をしてみると
住職さんが部屋まで来てくれまして
二人でガチャガチャやってるうちになんとなくコツみたいなのが判るようになりました
僕「あ、もう大丈夫そうです。これだったら自分でなんとかなりそうです。有難うございます」
(о´∀`о)
住職「まぁ…ね。ここは恐山だからねぇ。
眼には見えないだろうけど
色々なモノが居てるだろうからねぇ
グゥェッヘッヘッヘッ」(含笑)
( ̄▽ ̄)
僕「…」
(о´∀`о)
僕「…」
(о´∀`о)
僕「…」
(о´∀`о)
こりゃ…
撮影しても全然大丈夫だわw
(;´゚∀゚`)
そうとなったら急いで散策散策~♪
ちなみにこの小屋は4箇所ある恐山温泉の外湯のうちの女湯です
残念ながら中は覗けてません
( ̄- ̄)ゞ
そのまま丘のほうへと歩いて逝きます
沢山のお地蔵さんと
サワサワと回り続ける風車
これぞ恐山てな感じで
なかなかのロケーションですね~♪
( ̄▽ ̄)
ずんずん歩きますとそこは
子供の頃に憧れていた『賽の河原』です
親に先立って亡くなった子供が三途の川の手前のこの賽の河原で父母を思って塔を建てようと石を積む…しかし鬼がやって来ては鉄棒で壊され続ける…
という俗信の場ですね
その河原の向こう側には極楽浜がありまして
湖に山のシルエットが反射して何とも言えない幻想的な風景です
この景色こそ一番恐山らしい、浮き世から解かれた場所だと思いましたし
大阪からはるばるやって来ただけの価値ある光景だと感じました
(о´∀`о)
とか言いながらロッドを組み始めてるバカ↑
(;´゚∀゚`)
ええ…と
ここでワタクシの名誉の為に補足させて頂きますと
最初に立ち寄った大間や三途の川およびこの恐山極楽浜での釣行画像…針は付いてませんしガチで釣りなんてしてませんからね
( ゚Д゚)y─┛~~
過去に富士山頂でも竿出し画像撮ってますけどあくまでもノリ画像で環境に影響を及ぼすような事は一切してませんので悪しからず暖かい眼で見守ってやってくださいネ♪
(ライジャケも着てねーしw)
( ゚Д゚)y─┛~~
夕食の時間が迫って来たので慌てて宿坊に戻り食堂へ
写真は撮っておりませんが本日は約20名ほどの宿泊者がいらっしゃいまして
最初に住職さんのお話に耳を傾けたあと
お待ちかねの夕食です♪
精進料理ゆえ動物の肉とかは使えませんが出汁がしっかりと利いておりどの料理も美味しく、ご飯もお代わりが出来るので満腹になりましたよ
(о´∀`о)
ただしお酒の提供は禁物なので大人しくお茶で頂きました
(о´∀`о)チッ
あ、それと
僕のテーブルには一人で宿泊される方ばかり固められてたので食事しながら旅の話で盛り上りましたよ♪
(≧▽≦)タノシー
今夜はこのあと七時より本堂にて徳の高い僧侶さんによる有り難い法話が聞けるとのことで
食事中に同席した他の方々は皆さん参加されると仰ってましたが
僕だけ本堂へは行かず再び山の方へ…
(・∀・)
with…釣り竿
ヽ( *◯ω◯)ノ┌┛Σ(・∀・)ノ
だってぇぇ~
明日は天気が荒れるっていうてるしぃぃ~
夜の恐山で撮影できるのはこのチャンスしかありませんからぁぁぁ~!
(↑部屋の窓から地蔵ビューで見えてたお地蔵さんね)
おおおお…
噴出する硫黄のガスが…また何とも言えない雰囲気を醸し出しておりますね
( ̄▽ ̄)
夕方6時の時点で恐山の門は閉ざされているので日帰りの観光客は一切居りません
なので夕暮れから門が開けられる明朝までは宿坊に泊まっている人達だけがこの特別な景色を独占できるのです
( ̄▽ ̄)b
まさに宿泊者だけが味わえる醍醐味ですね
( ̄▽ ̄)b
誰も居ない山をヒタヒタ進み…
先程の極楽浜へと戻って参りました
うむむw
夕暮れの浜は昼間と違い、いっそう色彩が薄らいで幻想的に見えます
これを黄泉(よみ)と言うのか…それとも涅槃(ねはん)と呼ぶのか…
んな難しいことは判りませんけど取り敢えず夜釣りだけはしっかりしておきました
ヽ( *◯ω◯)ノ┌┛Σ(・∀・)ノ
撮影も済んだ事ですし人気の無い山道を引き返すことにします
所々に強い硫黄の川が流れているので注意が必要death
お地蔵さんin暗闇
スピリチュアルな事を気にされる人はとてもじゃありませんが夜の恐山を独りで徘徊なんて出来ないかも知れませんけど
あいにく僕は微塵もそういう感覚を持ち合わせておらず何とも怖くなかったです
敢えて言うなら…マムシを踏んづけやしないか…そちらの方がマジで怖かったdeathよ
(;゚Д゚i|!)
ぐるっと回って閉ざされた正門の前へ
山の中も良いですが夜の境内もなかなか幻想的な光景です
( ̄▽ ̄)
で
参道を真っ直ぐ進んでいくと
ぽつーん…と男用の外湯を発見
せっかく恐山に泊まりに来たのですから外湯に浸からないと勿体無い!ってことで
この男湯ではなく
一番離れに建てられている混浴の外湯へ向かう事に♪
(≧▽≦)
もう…ね
周りに照明ひとつ無い暗闇の離れに混浴風呂が建ってるんですけど…
(≧▽≦)
不気味さMAX!
(≧▽≦)
見えます?
引き戸の横にうっすら『混浴』と書かれてるの
(≧▽≦)
いっやぁ~♪
人生初の混浴風呂ですよ♪
(≧▽≦)
もし女の人とか途中で入って来たりなんかしたら…お互いドギマギしちゃうんでしょうかね~♪
(≧▽≦)アハ♪
(≧▽≦)ムハハハハハ…♪
…
暗っっっらw
(≧▽≦)
ここは湯船の所しか灯りが無く
画像奥の脱衣場辺りは次第にグラデーションしながら真っ暗になっちゃってます
(≧▽≦)ブキミーw
女の人が入ってくる…か?
それとも幽霊が入ってくる…か?
どちらも淡い期待をもって湯船に浸かっておりましたが結局誰も入って来ず…でした
(;´Д`)チッ
(僕が気付いてないだけで、もしかしたら僕の背後に居てたのかも知れませんけど…ね)
ちなみにここの温泉の泉質は硫黄の成分が激烈なため絶対に首から上に湯を被らないでくださいとのこと
(失明するそうです)
不気味な混浴風呂は色々な意味でサイコーでしたがシャンプー出来ないのが辛いのでフリチンではなく浴衣姿で宿坊内の大浴場へ移動
ここなら汚れた頭もスッキリ洗えます
それにしても…こちらの大浴場も誰も居ませんやん
お陰で写真も撮れましたけどね~
( ̄▽ ̄)b
あ、そうそう
恐山全体が硫黄のガスにまみれてるので金属類が腐食?しちゃうそうです
洗面台の蛇口も全部腐食してました
電化製品もマジですぐにダメになるのだとか。
恐るべし恐山
( ̄▽ ̄)
風呂から部屋に戻るも
酒も無ければテレビもありません
でも…たまには静かなひとときを過ごすのも悪く無いですよね
旅の疲れを癒やすべく今夜はとっとと床に就く事に致します
だだっ広い居間の真ん中に敷かれた布団で独り…
( ̄▽ ̄)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
…で
気付けばもう翌朝でした
金縛りにも遇わずグッスリ寝ちゃってましたよ
( ̄▽ ̄)チッ
朝食の前に朝のお務め(法要や祈祷)に参加できるそうなのですがまだまだ時間もありますので悔いの残らぬよう景色を眼に焼き付けるべく最後の散策へ
(カラス居てます)
朝のお山は霧がかかって昨日とは違う表情を見せてくれました
しかしながら予報通りに小雨がパラパラと落ち始めまして
昨日のうちに撮影をしておいたのが賢明な選択だったと改めて思いましたね
(о´∀`о)b
血の池地獄…
全然血の色してません
( ̄▽ ̄)
ところで至るところの木の枝には何やら文字が書かれた手拭いやら藁草履なんかがくくりつけられてましたが…意味は判りませんね
ということで朝の散策終了
(ハヤッ!)
で、折角なので昨夜入らなかった外湯の男風呂に浸かってみることに
ごめんくださいな~♪
…て
ここも誰も居てませんけどね
( ̄▽ ̄)
硫黄のガスが充満しないようにとの理由なのか判りませんが窓は開放されております
試しにそこから外を覗いてみると参拝しにいく女性二人組が見えました…
(;´゚∀゚`)ハズカシー
画像は一気に朝食へと飛んでますが
風呂から上がってからは地蔵殿や本堂で行われる朝のお務め(法要や祈祷)に参加してきました
(お務め中は撮影禁止なので撮っておりません)
ちなみに使い終わった恐山の印が書かれたお箸は持ち帰る事が出来まして、土産代わりに持って帰りました
(о´∀`о)
最後に高台から全景を撮影しチェックアウト
いやぁ~…宿坊に泊まって本当に良かったと思います
腰掛けでは味わえない、泊まってこそ見える霊場恐山のディープな世界を心行くまで堪能させて頂きました
子供の頃からの憧れ(どんなガキやねん)だった恐山
素敵な場所でした
さようなら恐山
さようなら三途の川
長々と書きましたがこれにて恐山編終了~♪
次回
六ヶ所村&スズキ理容編へとつづく
(更新遅れます)