明日におあずけ!

もう師走。
今年のうちに鰻の蒲焼きリベンジできなかったかぁ…
(*´~`)

秋の〆はメープルハニーで♪(*´∀`*) 〜デザート〜

2024年11月28日 | 

目覚めると窓の外はモヤで真っ白
~( ~³ω³ )~
(↑寝起き直後で未だンボーっとしてる)




滞在中ロッジのお風呂は入り放題なので優雅に朝風呂と参りましょう
(๑´∀`๑)
キモチエーナー



ひとっ風呂浴びて部屋に戻るや窓の外は雪景色に。
(´⊙ω⊙`)
(今シーズン初冠雪だそうです)




書き忘れてましたが昨日夕食を給仕してくれたお姉さんが僕の事を憶えていてくださったんですよね。
(2月にズタボロで転がり込んだ為でしょう(汗))
(^^ゞ




美味しい朝食を頂きながら今朝もお姉さんと葛城山の初冠雪や山歩きの話に花を咲かせました♪
ヾ(*´∀`)ノ
マタキマスネ〜♡




満腹で部屋に戻り、茶菓子なぞ頂きながらこれからの下山の計画を立てる事に致します
と言うのも1日目の山行による自身の疲労度や膝の消耗具合によっては『ロープウェイで下りる』か、もしくは『北尾根or弘川寺ルート』(櫛羅の滝ルートは現在通行止め)で下りようかと考えていたからなんですよね
(たとえココからサクッと近場の麓へ下りたとしても2月に屯鶴峯から葛城、先々週槙尾山から紀見峠、昨日紀見峠から葛城までと一応全てのダイトレのルートを自分の足で歩けた事に変わりは無い訳ですので)


とは言え
(・∀・)




…ロッジ泊にて英気も回復出来ましたし、今のところ膝痛も見受けられないコンディションにつき…今秋シーズン最後の山歩きをこのままシュッと下山して終わらせるのは何だか勿体無い気もするんですよねぇ…
( ー̀ωー́ )




ならばいっそ、ここから屯鶴峯まで歩いて下りればダイトレ起点である槙尾山〜屯鶴峯間を同一方向から歩き切れた事にもなりますし、下り基調ではありますが2月にズタボロにされた葛城山〜屯鶴峯間のダイトレルートをもう一度歩いてリベンジする…ってのもアリなのではないか?と思い立ちまして。
( ✧ω✧)
ピュキーン!



てな訳で身支度を整え(今回はずっと下り基調なので最初から膝をサポーターでガチガチに固めてます)、チェックアウトを済ませたのち



昨日のツツジ園の標より、ダイトレルートで屯鶴峯を目指します
(9:29)




標の角度が紛らわしくロープウェイの方へと下りて行きかけましたが(あれ?ダイトレって確か…キャンプ場の方からやったよな?)と異変に気付いて引き返し、改めてキャンプ場のダイトレの道標を確認してから山道へと入って行きました
(間違いかけたのは僕だけなんかなぁ?(汗))




ダイトレと北尾根ルートの分岐
高校生の頃に北尾根からも登った事があるように思うのですが…すっかり忘れちゃってるのでいつか北尾根ルートからも登ってみたいですね



下り階段…




落ち葉がキレイ
(๑´∀`๑)




山肌に置かれてた目薬。
道中もし眼に異物が入った場合はこのエイドステーションの目薬をご活用下さいまし
(・∀・)b
(↑アカン!アカンヨ!)



バイオトイレ…そして持尾辻…
2月に登って来た際この辺りはすっかり日も暮れて暴風雨でズタボロになってたっけ
(;°;∀;°;;)


…という事はもう少し進むと僕が嵐のなかザックを下ろした土のうポイントがあるのでは…



あった、ココだw




…↑当時は暴風雨のなか画像を撮る余裕も無く活字のみによる記録しか出来なかった因縁の場所がまさしくココだったんですよね
(*᠔´〰`*)




この、少し高さのある所にザックや荷物を置いたりウエイト用に担いで来た水も捨てたんだっけ…
山の怖さを思い知らされたおかげで結果的には山に対する慎重さや臆病さが学べた、僕にとっては忘れる事の出来ない場所となるでしょう
いつの日かここに『おあずけ 自戒の碑』なる石碑を建立しようと強く心に誓いました
(≖人≖)人
(↑ジャマ)





ズンズン下りますね




岩橋峠通過
(11:28)



峠から岩橋山までの急登はシンドかったです
(꒪∆꒪;)
ゼェハァ…




(12:20)
平石峠にて消費期限切れのパンを貪ります
涼しい今のような時期でしたら消費期限切れの1ヶ月や2ヶ月ぐらい、どうって事無いdeathね!
(・∀・)b
(↑アカンヨ)




この辺り…何ヶ所か沿道の土が掘り返されて穴が開いてたのですが猪の仕業なのでしょうか。それともニンゲン?
( •́ω•̀)??



さぁ林道を下り竹内峠の標に到着しましたが
(13:13)



ここで少し停滞。
ヤマレコでは右から行けるとありますがパッと見、山への取り付きらしき所が判らず。現場の道標にはダイトレは左方向と書いてたのと、2月には僕も左の方角から歩いて来た記憶があるのでヤマレコの警告を無視するカタチで進路を左へ。



見覚えのある竹内街道を進むと二上山登山口の標識が。



ダイトレの標もありました



鹿谷寺(ろくたんじ)跡へ向かう正面の階段と岩屋峠へと向かう右の道へと分かれてるのですが



火山だった二上山は一部花崗岩に覆われ踏み跡が不明瞭につき2月に下って来た際にはルートファインドに手こずりましたが分岐を右から岩屋峠を目指すより前回同様鹿谷寺跡を経由するほうがヤマレコのルート(水色)に近回りで合流出来そうな感じですし、不明瞭な花崗岩エリアを今一度攻略してみたかったので正面の階段から登って行く事に。





荒れた階段の上り坂をヒーコラ登ってくと



鹿谷寺(ろくたんじ)跡に出て来ました。




ここから先はルートも不明瞭になりますが…下りと違い登りならば詰めていけば最終的にルートは集約されていくので大丈夫でしょう…多分…シランケド
( ゚Д゚)y─┛~~



…なんてヨユーこいてたのも束の間、両手を使わないと昇れないような急登を昇らされる羽目に。
前回はこんな下り坂を降りた記憶が無いのでコリャ…絶対に別のルートだワ(汗)
(꒪∆꒪;)




フゥ…、何とか急登を登り詰めると景色が開けた所に出られたので



矢印の所に立って



花崗岩の山肌なんかを撮影していたのですが…その時です





僕の腰の高さほどの至近距離で群れをなして蠢(うごめ)く異様なオレンジ色の塊…











ス!
スズメバチヒィ!!
Σ(゚Д゚lll)

ギャー!おっかねぇぇ!




直ぐ様その場から飛び退いたのですが
逃げ去る前に何とかこのおどろおどろしいスズメバチの群れの姿を画像に残せやしまいかと、恐怖に慄(おのの)きながらもスマホのカメラを目一杯ズームさせ撮影を試みるのですが…
(((;꒪ꈊ꒪;))):

ズーム故に何度シャッターを押しても手ブレが落ち着かず…そんな中なんとか撮れた画像がコチラ↓

樹液か何かに夢中になってるのかコチラに飛んで来る事はありませんでしたが、これ程の大群に取り囲まれでもしたら失禁どころか生命まで危うかったかも…
(((( ;゚Д゚)))
コッッッワ…

もう少しでこの場所に『おあずけ 失禁の碑』が勃つところでしたワ
(((( ;゚Д゚)))
(↑良いから早よ逃げろや💢)




撮影後は一目散に駆け上がって行き
≡≡≡ヾ(;゚д゚)/
ニゲロ〜💦



ちょうどこの分岐(振り返ってから撮影)まで登って来た際、上から女性が降りて来られたのでスズメバチに注意されるようお伝えしときました
:(( ˊ◊ˋ ;)):




別のハチに遭遇しやしまいかと無我夢中で登り詰めてったら




ダイトレのルートに復帰
(*;´ㅁ`)=3




上からトミカをシュルシュルーと走らせる所を通過
(↑いや昔そんなオモチャ有ったけどもw)




分岐を屯鶴峯の方へと下りていけば〜




ウヘーイ!
ラストスパートじゃぁぁぁ〜♪
ヾ(*´∀`)ノ




2月にお爺さんがトラロープ掴んで蒲田行進曲ばりに転がり落ちて来た階段を通過
その後あの爺さんは大丈夫だったのでしょうかねぇ
墓標らしきモノは見当たりませんでしたけど…
(๑¯人¯)人
↑コラコラ



往来する車の音が聞こえてくると〜




ダイトレ北入り口に出ました!




そこから少し進めば…ついに♪




ダイトレの起点であり終点でもある屯鶴峯に到着〜!





うむ!
2月にコースタイムを大幅にオーバーし、屈辱を覚えたルートを下り基調とはいえコースタイムを1時間巻けました〜!
。*。゚(゚ノД`゚)゚。*。




という訳で何の因縁か今年の山歩きはダイトレで始まり、ダイトレで終わるというカタチとなりましたが…




途中大台ケ原を挟みつつも同月のうちにダイトレ起点の槙尾山から屯鶴峯まで、歩きぬいてやりましたとさぁぁぁ〜
ヾ(*´∀`)ノ




乙!
ヾ(*´∀`)ノ

シーユーネクストシーズン♪





PS.後日ググったら僕が遭遇した1週間前にも同じポイントでスズメバチの群れに遭遇された方がいらっしゃったみたいで(汗)
其方の生々しい画像を拝みたい方は『鹿谷寺 スズメバチ』で検索してみてくださ〜いw

(因みにスズメバチは蜂蜜作らないんですってヨ♪)
(´∀`(⊃*⊂)=3ブッ










秋の〆は鴨すきで♪(*´∀`*) 〜主菜〜

2024年11月22日 | 

予定通り朝イチで紀見峠駅に到着
夜の間はやはり雨が降ってたようですね…夜中ではなく朝に出発するおかげで雨に濡れる事は免れましたが、そのぶんコースタイム通りでも到着予定時刻は夕方6時になっちゃうので少しでも巻けるよう気合いを入れていざ出発〜!
( 」゚Д゚)」
(7:01)



紀伊見荘を横目に先ずは紀見峠を目指します




山の上には雲がかかってますが…コレって徐々に晴れてくれるんスよねぇ!?(汗)
(´∀`;)
タノムデ−



舗装路が続きます
疲れるので早く未舗装路にならないかしら



右へ進むと紀見峠の標を経由せず次のポイント『山の神』へショートカット出来るらしいのですが、先々週は槙尾山から紀見峠の標を踏まず駅へと降りて来てるので一応今回は律儀に紀見峠の標を目指します




という事で紀見峠の標へ辿り着きました
画像矢印の側から降りて来ましたが


2020年の真夏に自宅から高野山まで歩いた(←click)時は高野街道を歩き画像左側から矢印方向へと通過してましたね
あの頃まさか自分が将来ダイトレを縦走するだなんて思いもしませんでしたけどw
(´∀`;)ゞ




このトイレらしき建物も記憶がありますね
ダイトレは矢印の方向へと進んで行きます




山の神に到着
ここら辺からやっと未舗装路になりました




伐倒された大木を跨ぎ進んで行きますと




いよいよダイトレ名物・階段地獄の始まりです
(;°;∀;°;;)
歩いた事のある人なら説明不要でしょうが…『ダイトレ=階段』と言っても過言ではない程に延々と階段地獄が続きます




西ノ行者堂通過




タンボ山通過




杉尾峠通過
(9:42)



行者杉通過
少しだけ見晴らしが。



階段…ガレ場



千早峠通過
(10:52)



天誅組が行軍したとかどうとかの道との分岐を通過




『ダイヤモン』…
ダイアモンドの産地、北東シベリアはヤクーツク地方のゆるキャラか何かでしょう
(*💎(エ)💎*)



高谷山を通過し中葛城山
この辺りはダイトレの動画とかで良く観る景色ですよね〜
(๑´∀`๑)



相変わらず階段だらけですが久留野峠通過




伏見峠を越えればほぼ金剛山の山上周辺でしょうか
(๑´∀`๑)




小休止がてら千早園地の広場のベンチで上着を羽織りパンを食べてると



餌が貰えるかと飛んできた小鳥さんを激写♪
(≧∇≦)/
(貰えないと判るやソッコーで飛んでいきよりました)



長らく続いた登り基調から一転し、これより水越峠までは下り基調となりますので




トレッキングポールを準備しサポーターで膝をガチガチに固めていざ再出発
( 」゚Д゚)」
フンガー!



『ダイヤモンド取れ』
💎⌒ヾ( ・д・ o)



壱の鳥居を直進すれば売店の方へ行けるそうですが先を急ぐので今回は鳥居をくぐらず右方向のダイトレへと進みます




『die…』
💀



ココがカヤンボという地点?
まぁエエワとりあえずここからは水越峠までダラダラ道が続くようです




金剛の水
(14:25)
まだ手持ちの水があるのでスルー




『ダイヤモンドトレー』
さぞや硬いお盆なのでしょう
( ^^) __✨




その後も水越峠まではウンザリするくらい退屈な道が続きまして…
(。-д-。)



崩壊しかけの東屋



💎



やっとこさ水越峠に到着
(14:53)
(o´Д`)=з




さぁ〜!ここから葛城山頂まで最後の急登death!

コースタイムでは登りだと2時間かかるらしいのですが(怖)
(;°;∀;°;;)
登りきるしかありませんので上着を脱いで最後の力を振り絞ります!





ゼェゼェ…
(꒪∆꒪;)



ハァハァ…
(꒪∆꒪;)



ハヒー…!
(꒪∆꒪;)
アーシンド



パラグライダー場通過
強風で吹流しも暴れてましたw




ススキとツツジの残党?を見やりながら登り詰め



ツツジ園の見晴台を通過すれば…





16:28
ゴールである葛城高原ロッジに到着〜!!



当初夕方6時到着を覚悟しておりましたが〜
        ↓↓↓



1時間半も巻いて、なんとか日が暮れぬうちに辿り着けました…自分なりにようガンバった(泣)
。゚(゚ノД`゚)゚。




ロッジでチェックインを済ませ、登山靴を脱ぐ前にとりあえず山頂へも撮影に行っときまして




部屋に荷物をおろし



ゆ〜ったりとお風呂に浸かったあとは〜…



鴨鍋(今回は試しに鴨すき鍋)をアテに、サイッコーに美味しい生ビールいっただっきましたぁぁぁ〜♡
(〃∇〃)
ンメェェェェー!



乙!
~( ~³ω³ )~zzz…

(心地良い疲れをまとい泥のように眠りに就きましたとさ)




(次号final・デザートもあったりする)

秋の〆は鴨鍋で♪(*´∀`*) 〜先付け〜

2024年11月20日 | 
12月に入ると仕事柄バタバタしてくるのでアウトドアに没頭できるのは今月まで。ていうか今月最終の月曜日は実家のプチ改修工事に立ち合わなければならないので第三の月・火曜日の連休で山歩きは事実上打ち止めになるかなと。
それではという事で秋山シーズンの〆は何処へ行こうかと選んだ先がダイトレ未踏の葛城山〜紀見峠の区間(今年2月に屯鶴峯→葛城山、先々週に槙尾山→紀見峠駅まで歩いてます)なのですが

この区間をどちら側から歩くべきか悩むところですが葛城山からだとロープウェイでスタート地点の葛城山頂まで上がり(別に歩いて登れるけど地味かつ無駄にシンドい)そこから紀見峠へ向かう事になるのですが…それだけだと盛り上がりに欠けるというか…何ぁ〜んかテンションがアガって来ないんすよねェ
(´Д`)


今シーズンの〆なんだからもっとこう…奮い勃たせてくれるようなご褒美なるモノが欲しい
(´Д`)
(↑少し漢字が違うような)



ならば?紀見峠の方から葛城山を目指せば山頂へ辿り着いた暁には…

(↑2月登頂時)
ロッジでお風呂に浸かれるし美味しい鴨鍋も食べられるジャン♡となりまして♪
(〃∇〃)
(実は先週もこのプランを練っていたもののロッジの空きが無く大台方面へと転換した経緯が)



ただ2つ問題が。

前日の日曜の時点でも翌日の金剛・葛城山域の天候は風速10m以上の強風という予報
てんくら(てんきとくらす)でも金剛山の登山指数は『C』(登山に適さず)とあります
自身、2月に無謀にも風雨のなか屯鶴峯より葛城山を目指し低体温で危うく死にかけたトラウマもあり、果たして『てんくらC』でも強行して良いものなのかどうか…(汗)
( -᷄ _ -᷅ )



そのうえコースタイム的に紀見峠駅〜葛城山は11時間かかるらしく…



自宅から一番早い電車を乗り継いでも紀見峠駅に着くのは6時41分。支度を整え7時に出発し、コースタイム通りに歩けたとしてもロッジ到着は夕方6時…その頃には当然山は真っ暗ですわな。
( -᷄ _ -᷅ )

到着予定時刻を大幅にオーバーし、ロッジの方々に多大なる心配をかけてしまった今年2月の時のような大失態(←click)だけは絶対にやらかしてはなりませんし…いっそ時間的なアドバンテージを稼ぐべく日曜の終電で紀見峠駅まで行き、そのまま出発してナイトハイクするという荒業も無くはありませんが…しかしながら日曜の夜から月曜朝にかけて小雨が残る予報につき…雨と風に打ちのめされ低体温症に陥った恐ろしさを体験している身としては寝る間を削ってまで天候のリスクを冒すってのがやっぱ怖いんですよね
( -᷄ _ -᷅ )
(無茶するとマジで命に関わりますゆえ)


餅は餅屋という事でロッジの人にアドバイスを乞うべく日曜の昼飯休憩時にロッジへ電話してみたところ
『最終的には自己判断(責任)となりますが皆さんそのくらいの風速でも雨さえ無ければ登って来られてますし、朝イチの電車で紀見峠駅からでも辿り着けますよ〜タブン…シランケドw』
(・∀・)b


…と心強いアドバイスが頂けたので、そのまま翌日の宿泊予約も入れさせて頂きました♪


さぁこれで全てのお膳立ては整った!
あとはしっかりと寝て、明朝より気合い入れて出発するのみじゃぁ〜!
ヾ(*´∀`)ノ



(次号・主菜へとつづく)

東へ

2024年11月17日 | 





天気最高な夜明けから2日目が始まります
(〃∇〃)




大台は火器の使用がNGにつき昨日出発時に山専ボトルに沸騰した湯を入れて来たのですが流石に24時間も経ってるので冷めてるとは思いつつも栓を開けると微かに湯気がたってたので朝食にラーメンを作ってみたところ





麺が硬ぇ…
(;^ω^)
(美味しく無かったですが残さずスープまで全部たいらげましたョ)




白湯としてはギリ飲める温度だったので草餅と美味しく頂きますた
身支度を整え8:14に東大台入り口へ。後半にキツいアップダウンを残すと最後に辛い印象で終わりかねないので先にシオカラ谷を下ってから登り返す反時計回りのルートで歩こうかなと。




澄みきった朝の香りと山の景色
最高に気持ち良いッスね
(๑´∀`๑)




石段の下り坂を谷へと降りて行きます
もちろん熊鈴も携行してますよ
ฅ( ´(ェ)`ฅ)



一部険しい所も。




シオカラ谷の吊り橋まで降りて来ました





キーレーイー
(・∀・)




ガレ場を登り返します
ここら辺が東大台大回りルートで1番シンドい所なのでしょうけど…
先にシンドいのを済ませて後で楽ができるのを励みに登り続けてます




枝のトンネルを潜りながら進む…さながらトトロのメイちゃんのシーンの如し
(*ơωơ)




拓けた尾根に出るや眩しいくらいに朝陽が照らしてくれました




『過度に鳴らすと熊が慣れるので云々…』
難しいナw
(;^ω^)ゞ




そんなこんなで絶景スポットの大蛇ぐらに到着




先端まで来ました
(柵が無かったら絶対に来ませんw)






先端向かって左
紅葉は終わっちゃってるんですかねぇ…まばらな感じ。



向かって右
断崖が迫力満点です





さぁここからはスニーカー履きでも歩けるようなハイキングコースが続きます
流石にトレッキングポール仕舞いました




整備されてますし、何より景色が素晴らしい♪
(・∀・)







尾鷲辻から正木峠への登りはこんな感じ




途中からは木階段




伊勢湾台風で倒木し景色が一変したんだとか




正木峠に到着
ここから降りて向かいの日出ヶ岳の展望台へと登り返します





一旦降りてきた所の分岐にある展望台





(↑ズーム)
心の清らかな人は晴れた日には富士山まで視えるんだとか。
え?僕ですか?そりゃ〜…一片の穢れも無い聖人である僕の眼(まなこ)には富士山はおろかロシアはカムチャツカ半島にありますクリュチェフスカヤ山まで視えちゃってますよ♥
(⊃*⊂) ゚д゚) 
(↑ケツ穴見せながら何をほざくかw)




山頂展望台までもう少し




日出ヶ岳山頂に到着〜
(・∀・)




この山頂を経由して大杉谷へと下って逝くのですね
いつの日かこの道を通ってみたいものです




同じ場所を展望台から見下ろしたらこんな感じ




展望台からそれより左方向。遠くに視えてるのはアルプスとかなのかな?シランケド




景色も満喫出来たので降りま〜す♪




ここから先はずっと平坦なので楽チン♪最後にキツいアップダウンが無い反時計回りルートで正解でした♪




あともう少し…




11:29ゴール♪
雨の多い大台にて2日間とも最高の天気に恵まれたのは…ひとえに僕の日頃の行いの賜という事にしときましょ〜う♥
(´∀`(⊃*⊂)
(↑だからケツ穴を見せるなバチあたりめが)




て事で帰ります
あばよオオダーイ♥




(ドライブウェイ中腹あたり。一部ですが色付いてくれてました)
(๑´∀`๑)人




帰りしな、平宗の自販機が設置されてる道の駅に立ち寄り柿の葉寿司と焼き鯖寿司もGETできましたぁぁ〜ン♪




乙!
ヾ(*´∀`)ノ

ンマー♥




PS.おまけ

(行った人皆が撮る構図w)



西へ

2024年11月15日 | 
秋の山歩き第2弾は日本三大峡谷のひとつ、大杉谷を歩いてみたいなぁ…なんて閃いたのですが単独行につき自分のスキル以上の無茶をすると最悪、死にも繋がりかねませんので
アクセスの悪さも鑑みて取り敢えず大台ケ原より日出ヶ岳を経由して大杉谷へと下って行き有名な堂倉滝を拝んでから粟谷小屋へ引き返して宿泊し、翌朝日出ヶ岳に登り返してそのまま大台ケ原の超メジャーな東大台コースを堪能して帰って来ようかと思い立った次第ですが
(自身、大台ケ原↔桃ノ木小屋間を往復出来る体力があるのか不明につき最初から無理はせず粟谷小屋迄で様子を見てみようかと)



ところが週末から月曜朝にかけての天気予報がコロコロと変わり…それでも無理はするべきじゃないとギリギリまで決断に至らなかったのですが、日曜夜の時点になりようやく月曜朝からであればコンディション的にも堂倉滝までは行けそうな目処がついたという事で急遽粟谷小屋へ予約を試みるも



あちゃあ…
ギリギリ過ぎて予約が取れず
(´∀`;)



まぁでも気分は大台ケ原方面を歩くテンションになってしまってる(当初ダイトレも構想に入れてましたが葛城高原ロッジの月曜宿泊も空きが無かった)ので




こんな予報ですし紅葉シーズンも終わりかけなのでビジターセンターの駐車場も溢れる事は無いだろうと、ユックリな時間から自宅を出る事に。





道すがら2軒のお店に立ち寄り柿の葉寿司を調達しつつ
10:30にビジターセンター駐車場に到着
(平日ということもあり空いてました)
駐車場入り口にあります食堂兼売店を覗くと入口には西大台地区の当日枠が残ってるとの立て看板が。
自然保護の為に環境省が管轄する西大台地区は原則的には商工会にて事前に予約をしておいた上で、ビジターセンターで入山に際するレクチャーを受けた人(←人数制限あり)しか歩けないルートなのですが当日でも予約の枠が残っている場合のみ飛び込みでも入山が可能らしく…




当初の僕の思惑では今日は残り時間的に余裕のあるメジャーな東大台コース(約4時間)をまわり、もし明日の西大台の予約の空きが出そうな雰囲気ならばそのまま車中泊して明朝飛び込みで西大台コース(約5時間)を歩いてみようかとボンヤリ考えてたのですが
ビジターセンターのお姉さんにその旨相談すると
『明日の天気予報が晴天間違い無しなので絶景を拝める東大台は明日にまわし、むしろ山の中を歩くだけの西大台を今日のうちに周っておかれては如何ですか?ただし西大台は5時間かかるうえ最近は日が暮れるのも早いので午後4時頃までには戻って来ないと迷いやすくなりますけど〜♥』
(人*´▽`)

(↑いやもう既に11時だしレクチャー受けたり準備したりしてると出発は11:30くらいになるんスけど(汗))





てなワケで急遽今から西大台を歩く事となり慌てて売店へ戻り申請料1000円を支払いビジターセンターでレクチャーを受け、身支度を整えてから11:30頃、大台教の看板より西大台の入口へ



ゲートにて環境省の職員さんに許可証を見せてから入山
分岐点より反時計回りに周るのがオススメらしいのですが何も調べずにヤマレコに時計回りでルートを設定してしまっており修正する時間も無かったのでそのまま僕は時計回りで進むことに




自然保護地区とあって出来る限り人工物は省かれてるみたいですね
そんな景色を見やりながらエエ感じで下って行ってたところ





タイミング悪く濡れた木の根っこ&枯れ葉に両足同時にバランスを崩されステーン!と背中から滑り転げちゃいました
((;゚Д゚)
マジカー!


幸いザックがクッション代わりになってくれたので大事には至りませんでしたが…滑落する時って、きっとこんな感じで滑り転げ落ちてったりするんやろなぁと戒めになりました
((;゚Д゚)
コッワ…


もしザックにクリームパンとかシュークリームなんか入れてたらきっと取り返しがつかなかった事でしょうねぇ…
((;゚Д゚)
(↑心配するのはそんな事では無かろう)





ガレ場の下り坂。
ルートが反時計回りを薦めてたのはココを登りで使うほうがベターだったからみたいです





逆川の吊り橋を渡り





開拓分岐を展望所方面へ。




大きなイチモツの木。
小心者の豆太がジサマの窮状を救うべく勇気を振り絞って真夜中にイチモツの木の前を走り、半里離れた町まで医者を呼びに行って以来ジサマが絶倫となった逸話から、以降村人による性器信仰の偶像として崇められている巨木だそうな。
(*¯人¯*)
↑ウソツケ💢





展望所に到着




明日行く東大台の大蛇グラが見えるらしいのですが…





ここら辺…でしょうかw
まぁエエわ戻ろう。
(^^;)
(大して収穫無し)




分岐まで戻ったので左方向へ開拓跡を目指します










この辺りが恐らく開拓跡でしょうか。
明治時代にこの辺りの開拓を試みるも多雨など自然の猛威に屈し断念したエリアだとか。
マップには唯一ココに簡易トイレが在るらしいのですが目視では発見に到らず。でも改めてチェックしてみたらこの画像の真ん中より右上辺りにそれらしい人工物が写り込んでましたわ





何ヶ所か渡渉ポイントが在りましたが今日は水量も穏やかなので余裕で渡れました



開拓跡から七ツ池にかけては道が不明瞭で迷いやすいみたいなので慎重にルートファインドしながら進みます
(単独行につき日が傾き始めると心細くなります)






水は無いのに七ツ池。
名前の由来は判りませんがおそらく性器信仰か何かなのでしょう
(*¯人¯*)
↑マダイウカ💢



雨宿り専用キノコ
(定員1名)



ナゴヤ谷上流部を抜けたらゴールまでのビクトリーロード。
15:37ビジターセンター駐車場に無事帰還
11:30の出発時にはコースタイム的に16:00までの食堂の営業時間までには戻って来れないものと思ってましたが今ならギリギリ食堂で温かいものにありつけるゾ!ってことで




食堂で熱々の山菜うどんと唐揚げ、そして美味しい麦酒を頂きました〜
ヾ(*´∀`)ノ
ウマー!




因みに西大台の平均所要時間(5時間)を随分巻いた筈なのにヤマレコでは『ゆっくりペース』と判定されましたけど…僕にはコレくらいが限界ですわ…
=͟͟͞͞(꒪⌓꒪*)
ムリムリ…






ビジターセンター受付にて帰還を報告。
(やっぱココでも西大台のコースタイムは5時間て書いてるんですけどネ…)
アンケートに答えたら大台ヶ原山椒大夫(おおだいがはらさんしょうだゆう)君のピンバッチ貰えました♪





言うてる間に日も暮れて来たので





シートを倒し車中泊のセッティング完了。
シュラフの足元にマグマ(極寒用カイロ)入れてるのでヌックヌクです




2軒の異なる柿の葉寿司を食べ比べ。
巻いてる柿の葉まで紅葉してるってのが粋ですよね〜♪






という訳で明日の為にボチボチ寝ま〜す♥





(↑トイレに起きた時に撮れたオリオン座)



乙!
(´-﹃-`)Zz…



※2日目へとつづく

脱・海のターン ( ゚д゚)

2024年11月07日 | 

2週間前に植えたスペアミント。元気に成長してくれてるみたいです♪
(^^)b



先月、大日のイオンシネマにて『侍タイムスリッパー』の安田淳一監督が手がけた過去作が上映されていると知り、12年前に自主制作で撮られた初の長編監督作『拳銃と目玉焼き』を観て参りました♪
最初は手造り感満載で残念なヒーローが徐々にカッコええヒーローに変貌していったり、コテコテな関西弁が飛び交う下町の人情味まで盛り込むなど低予算ながらも監督のセンスが垣間見える作品で面白かったですヨ〜!
(≧∇≦)
(MAX真吉様、いつも貴重な情報有難うございます!)


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


やっとこさ暑さも落ち着き、山歩きに最適なシーズンが戻って来たという事で先月くらいから団地での階段トレーニングなんかも復活しだしたんですが体力の落ち込みが酷いのなんのって…(焦)

鈍(なま)りきった身体にいきなりハード過ぎる山歩きは怪我の基ですし(第一楽しくないので)…秋の山歩きは手始めとして

槙尾山(施福寺)から紀見峠(駅)まで歩いてみようかなと。
(いきなりコースタイム8時間の行程ですけど(汗))


アクセスや運営の都合上チャレンジダイトレ(40km縦走大会)では除外されてる区間なのですが…正式なダイヤモンド・トレイルは屯鶴峯〜槙尾山までの50kmの区間を指しますので将来的にダイトレを分割完全踏破したと言いはる為にはどうしても埋めておきたかったルートなんですよね♪
(~‾▿‾)~
トイウコトデ…イッテミヨ〜!



 
世間的には三連休の最終日にあたる11/4㈪早朝から電車やバスを乗り継ぎ(最後はネット予約が必要な地域コミュニティバスも駆使し)スタート地点であります槙尾山は施福寺の駐車場までやって参りまして




500円の入山料を支払い9:00頃から登山開始〜




趣深い山門を通り本殿らしき所まで登って来ましたが拝観が目的では無いのでここら辺は秒でスルーして




ダイトレ起点の標識から入って行きます




アップダウンはありますが大峰に比べると随分整備されてるので危険な箇所はありませんねぇ




追分けの分岐



1ヶ所だけロープ場が有りました



番屋峠を越え




可愛らしい渡渉のあと沢沿いを歩きまして



ボテ峠を通過




ちょっと見晴らし




滝を見やりながら橋を渡り



蛇の死骸ポイントを越えると


民家の横を通るような感じで滝畑ダム界隈まで降りて来ました




光滝寺と言うのか滝畑と言うのか判りませんが人気のキャンプ場が一望できます
天気の良い連休なので家族連れで楽しまれてましたよ〜
(^^)




(↑今ここら辺)




軽量化のため行動食と非常食以外は惣菜パン1個しか持って来てませんでしたが事前に食堂が在る事をリサーチしてたので




とんかつ定食(このボリュームで¥700♪)を美味しく頂きながら小一時間ばかし休憩




スタミナも回復したところで12:00頃から岩湧山目指し登りにかかります



ススキのシーズン+祝日につき沢山の老若男女とすれ違うのですが…平日しかウロつかないので人の多さに面食らいましたわ
( ̄∇ ̄;)



薄手の長袖着て来ましたが日なただと半袖でも良かったかも〜
( ̄∇ ̄;)
アチー



鉄塔を通過すると



山頂への階段昇りです




ムフー




人が多く、頂上のような拓けた所に辿り着きましたが




もう少し進んだ所にも標識が有ったので




まぁこの辺りが岩湧山の山頂なのでしょうね




画像には写ってませんがPLの塔とかも見えました
金剛山より岩湧山の山頂からの方が見晴らし良いんとちゃいますかねぇ?シランケド




さぁ登り基調はここまで。
ここからゴールの紀見峠駅までは下りばかりになりますので膝を労るべくサポーターを巻きたかったのですが…人が多過ぎて腰掛けられそうなスペースが無かったので



既に履いて来ているワコールのサポートタイツ(CWX)の性能に賭けて取り敢えずこのまま下山してみる事に。


ところが下り始めて数分も経たぬうちに膝から激痛が(汗)



痛ぇぇぇ…
(°д०॥)




痛ぇヨォォォ…
(°д०॥)




…そんなこんなで悲鳴をあげながら




辿り着いた五ツ辻のベンチが空いてたのでやっとこさ靴を脱ぎ、膝にサポーターをガッチガチに装着
(°д०॥)
(やっぱ山頂から装着しとけば良かったと後悔)




湧き水ポイント
バッチリ助かりました



ダイトレの標識は林道方向を指してましたがヤマレコではショートカットコースを薦めてたので僕は近道から。
同じタイミングで林道方向へ進んだオッチャン達がいましたが




先の三合目で小休止してから再出発しようとしたタイミングで先程分かれたオッチャン達がココに辿り着いたのでやっぱ僕の通ったルートのほうが近道だったのでしょうかねシランケド




ここからは少々足下の荒れた道が暫く続くのですが…年配マダムの集団で先頭を進むリーダーがトラロープを跨いでショートカットしようとしてるのですが筋力的に危なっかしくてグループ全体が立ち往生している感じで…日暮れまでに無事に下山出来ていたら良いのですけども
( ̄∇ ̄;)



ほい…
出ましたよ…舗装路の下り坂(汗)
膝や太腿の1部分のみに負荷が掛からぬよう横向きや後ろ向きで工夫しながら下りていきます
(安全の為ストックも多用)




渓流を横目に



ズンズンと下っていき



南海電鉄の線路が見えてから最後の最後で駅までのアクセスに戸惑いながらも何とか無事に紀見峠駅にゴール出来ましたぁ〜♪
ヾ(*´∀`)ノ
(16:23)




滝畑で食事休憩やら摂りましたがコースタイム以内に辿り着けたので良かったです
ところでヤマレコの予定コース(画像左)通りに歩いた筈なのに山行記録(画像右)では距離や高度に結構な乖離がみられるんですよね…
道中もコース通りに歩いていたにも拘わらずルート逸脱の警告を2度も食らいましたし…GPSの調子が落ちて来てるのでしょうか
(¯―¯٥)


まぁ何にせよ暫くは久しぶりの心地良い筋肉痛を楽しみたいと思いま〜すぅぅ〜




乙!
ヾ(*´∀`)ノ






PS.

昨日…店の前の水道管が破裂してニュースになってましたw
( ゚Д゚)y─┛~~





大峯童貞を捨てに〜後編〜

2024年06月14日 | 
*前編はコチラ(←click)
(・∀・)b





弥山小屋でチエックインを済ませ
疲労困憊につき夕食時間の午後5時まで寝っ転がっとこうかと思いましたが〜
( ³ з ³ )



重いザックを部屋にデポ出来るのであれば…明朝登る予定だったハ経ヶ岳山頂へスマホだけ持って夕食前にアタックして来れるジャン♪…という訳で予定を前倒しする事に
( ³ з ³ )
(全ては夕食時に美味いビールを呑まんが為にw)




目指せハ経ヶ岳…
(+3+)
ゼェハァ、ゼェハァ




そして




近畿最高峰
ハ経ヶ岳に登頂!

(案の定ガスってて景色は何も見えずw)



三角点にもタッチ!




転がってる石にスマホを立て掛けて地鶏も完了〜♪
(ง`▽´)ง



ココから先も大峯奥駆道が熊野まで延々と続くんですよね
matsunoridaさん(←click)もかつてこの道を進んで奥駆を達成されたんですね…その事の尊さが今の僕には十分理解できます
(*´□`*)
スゲェナァ…



所々崩落してますが来た道を弥山小屋へと戻ります




小屋に戻り寝床を整え横になってると思わず寝落ちしそうになりましたが




宿の主人に呼ばれたので食堂へ
どうせ追加するので最初からビールも2本購入w



因みに御櫃にはご飯が食べ切れないほど用意されております♥




ちゅう事で生姜焼きをオンザライスしてご飯をおかわりしまくり
(*´▽`*)
シアワセ♥




小屋の若主人と山の話や小屋に纏(まつ)わるオフレコな話で盛り上がりましたとさ♪
(≧∇≦)(≧∇≦)



スマホの電波も入らない(有料でWi-Fi使えますがこんな所に来てまでスマホに縛られたくない)ので満腹で布団の上で微睡(まどろ)んでいるうちに陽も落ちてないのにそのまま泥のように爆睡しちゃってました




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


明けて次の日の午前4時半
昨夜若主人に教えて貰った日の出スポット『国見八方覗』へ



…て思ったら茂みの向こうに鹿を発見
(判ります?)

逃げられないようソ〜っとスマホのカメラをズームさせ



パシャリ♪
(・∀・)b
グッ




誰も居らず貸し切りだった国見八方覗先端の崖に立ってみると〜




スゲェ…
( ゚Д゚)





雲海とは良く言ったもので…まさに雲で出来た海を眺めているかの様です
(*´□`*)

(肉眼でこんなにちゃんとした雲海を見たのは生まれて初めてです)




その雲海を照らすように御来光が
(*´□`*)




こ…こんな絶景を拝めたとあっちゃ




また訪れたくなったじゃないッスか!
(*´□`*)

(ココは星空も綺麗に観られるらしいので絶対にまた来よう)




昨日登ったハ経も今だと視界が開けてそうなのでさぞ絶景が拝めるんでしょうね〜
(*´□`*)
(疲れるからもう行かんけどw)




画像は小屋の隣にある避難小屋。
若主人曰く今上天皇が皇太子だった時代に弥山へ登られる際に立派な弥山小屋が建てられたと誤解されてるが実は当時はまだコッチの避難小屋しか建っておらず皇太子殿下もこの避難小屋に泊まられたそうですよ〜
(・∀・)b
(期末テストに出るゾ)




下山に向けてエネルギーを蓄えるべく朝から山盛り3杯のご飯をかっ食らい




6時間近く下りっ放しになるので膝をブッ壊さないようCWXの上から更にサポーターでガチガチに固め
昨日ストックのストラップでマメが出来そうだったので手指にもテーピングを施し




若主人に感謝と別れの挨拶をした後
(チュウとかはしてません)




7:50
登って来た同じルートで下山開始




この絶景とも暫しのお別れですね




なんて





感傷に浸っていたのも束の間
狼平への階段地獄で2001年夏場所千秋楽で武蔵丸を転がした時の貴乃花みたいな鬼の形相に戻りました
ヾ(。`Д´。)ノ
ムキー!





狼平避難小屋到着




誰も居なかったのでザックを置いて




川を見ながら小休止




ここで嫁さんが持たしてくれた手作りのサーターアンダギーを頂きますた




ガレ道に足を取られクネクネしながら下り進み




高崎横手分岐通過




ロープ場




崩落箇所は下りのほうこそ慎重に



踏み跡が不明瞭なポイントはピンクテープをファインドしながら進みます




喰ったら即死しそうなキノコ





落ちたらちょっと血が出て痛そうな崖を通過
(大怪我するわ!)



栃尾辻通過





林道合流地点にやって参りまして




オーラスの金網階段地獄をクリアすると





出口が見えて来ました〜!




13:29
出発から5時33分所要して無事に下山完了
ヾ(*´∀`)ノ




ヤマレコのログはこんな感じでした
10kgという軽装備にも拘わらずコースタイムを上回る事が出来なかったので現状のスキルでは無謀な奥駆挑戦は諦めて正解だったと思います
(;^ω^)

ていうかたったの2日間で脚がバッキバキにヤラレちゃいましたワ
(;^ω^)

(コレ以上歩くのは無理!)




役場に停めさせて貰ってた車に乗り込み




帰り道にある黒滝茶屋に立ち寄り名物の柿の葉寿司と




串こんにゃく買いました〜♪
(・∀・)
チョーウメー!




…とまぁ
念願だった弥山小屋に宿泊しての近畿最高峰・ハ経ヶ岳登頂。
脚は限界まで使い切りましたが無事に帰って来られたという事で初めての大峰山系の山登りは大満足に終わりましたとさ〜




乙!
(*´∀`*)

(ホンマに疲れたワw)






PS.これからはひたすらカニ造り…










大峯童貞を捨てに〜前編

2024年06月14日 | 
プロローグはコチラ(←click)
(・∀・)b





ちう訳で月曜早朝に天川村役場に到着
予報では夜中3時頃には雨はあがってる筈でしたが未だ小雨模様につき焦らず車内で身支度を整え




山の方は雲に覆われてますがボチボチ登山口へ向かいまして




手書きの登山届をポストへ投函
熊出没注意のステッカーが貼られてますので熊鈴鳴らしながら進みたいと思います


只今午前7時。
『弥山まで7時間』とありますので午後2時到着を目指して頑張ります♪
(ง ゚Д゚)ง




開始早々金網階段の急登の洗礼を受けながら




鉄塔のポイントへ出ると本日初めての見晴らしが♪



(・∀・)
キレイー




9:06
林道との合流地点に到着




案内板に沿って林道横から山道を進みます




ガスってますねぇ〜




10:23
栃尾辻避難小屋通過




10:33
狼平の案内板が出現♪




10:40
天女の頂分岐
ロープも張られてますし無理せず右へと巻きます



10:50
崩落箇所




11:02
フレンド横手を越えた辺りで巨大倒木通過



その後カナビキ尾根分岐を通過し



12:09
ナベの耳を越えた辺りも結構な崩落箇所が続きます



ガスガス




12:17
ナベの耳からは頂仙岳を巻き続けてますがロープ場もあります



ガッスガス




12:37
頂仙岳の巻き道を終え高崎横手までの間



12:42
高崎横手の分岐
右へ行くと日裏山〜ハ経を経由して弥山へ回れますが
僕は狼平から直接弥山小屋を目指すので左へ



12:50
高崎横手から狼平までの中間地点
崩落箇所を向こうへ進みます



13:01
双門ルートからの合流地点である吊り橋を渡ると




狼平避難小屋に到着
先客さんがいらっしゃったので




川を見ながら最後の小休止。
ココから弥山小屋まで残り約1時間…
目標の午後2時までに到着するには急いだ方が良いのですがこの時点で結構脚にキてます
(^_^;)




13:11
シカ除けのゲートをくぐり残り1時間のラストスパート開始




13:29
階段で完全にペースダウン…
この時点で午後2時の到着目標は水泡に帰しました
( ꒦ິ꒳꒦ີ)
アカ−ン…



13:56
こ…小屋はまだか…
( ꒦ິ꒳꒦ີ)
(結構泣きが入ってます)



そして
( ꒦ິ꒳꒦ີ)




小屋だ!
( ꒦ິ꒳꒦ີ)



14:19
弥山到着!
( ꒦ິ꒳꒦ີ)



ぐ…ぬぅぅ…
自分なりに精一杯歩いて来たつもりでしたけど…それでも7時間を切る事は出来ませんでした
( ꒦ິ꒳꒦ີ)
(↑ウン、ソレがお前の正味の力量な。そんな事では奥駆なんて絶対に無理だわw)




(後編へ続く)

大峯童貞を捨てに〜プロローグ〜

2024年06月13日 | 
日・月と雨予報が続いたのを言い訳に5月は一切の山歩きもせず怠惰な日常を繰り返し
梅雨入りすればいよいよ秋まで快適な山歩きも望めないかな…とすっかり出不精モードに陥りかけてたのですが〜…
( -᷄ ω -᷅ )

当初ガッツリ雨予報だった6月の僕の連休の天くら(天気とくらす)の登山指数が月曜早朝から軒並みA判定に更新されたのを期に


ココで行っとかな…いつ行くねん!
( ゚Д゚)


と、急遽山行を決意
(ง ゚Д゚)ง


で。
当初企てたのが『ダイトレを紀見峠から葛城山まで歩いてご褒美にロッジに泊まって鴨鍋を戴く』というプラン
(*´∀`*)
(ダイトレの屯鶴峯〜葛城山は2月に歩いてるので逆側コースですね↑)


で。
早速ロッジのHPを開くと『ロープウェイ点検整備に伴いロッジ及びキャンプ場も休止中』となっとるではないか!
( ゚Д゚)
ガッデム💢



それならば…未だ足を踏み入れた事のない大峰山系の何処ぞの山へ登ってみようかしら♪と思いつき、(山上ヶ岳の宿坊へ泊まろうか)とかあーだこーだと思案した結果、今回は『大人気の弥山小屋に泊まって近畿最高峰のハ経ヶ岳の頂に勃つ!』というプランに決定♪
(・∀・)
(↑字…間違ってるゾ)



弥山に向かうには大阪からだとR309を通り行者還トンネル西口から登るコースと天川村の川合登山口から登るコース、熊渡から登るカナビキor双門ルートがありますが行者還トンネル西口までは道幅が狭く離合に神経をすり減らされそうだったのと、熊渡は駐車スペースが限られてるみたいなので(そもそも関西最難関と評される双門ルートは僕みたいな初心者だとソッコーで死にます)
おいやんさんのブログ(←click)に『天川村役場の駐車場は登山者に開放してくれてます』という耳寄りな情報から、天川川合から登るプランに確定致しました♥
(・∀・)b
アリガトウゴザイマス!


日曜日の仕事の合間に弥山小屋に宿泊の予約を入れ、仕事を終えたら慌ててパッキング&登山届を記入



初めての大峯につき不測の事態に備えツェルトやシュラフ、ダウンウェア上下、非常食としてアルファ米×3食、水2Lに行動食その他諸々をパッキングしたらおよそ10kgでした
2月に14kgのザック担いで嵐の中ズタボロで葛城高原ロッジに辿り着いた際、食堂のお姉さんから『普段20kgのザック担いでコースタイムよりも早く歩けるような人でも『奥駆はキツかった』と仰ってましたよ〜』というエピソードが僕から奥駆(大峯奥駆道(おおみねおくがけみち)大峰山脈の吉野〜熊野を縦走)を断念するキッカケとなった訳ですが…果たして今回の10kg程度のザック担いで僕がどれ位のペースで弥山まで辿り着けるのかも興味深いトコロでありますけども〜
(・∀・)b




長くなっちゃったので分けま〜す♪
(・∀・)
(つづく)





タッキー

2024年05月08日 | 
GWとは無縁ですが最終日にあたる今週月曜も定休日なので懲りずにまた金剛山へと冒険に行って参りましたよ〜♪
(・∀・)b




先週のカトラ谷ルートは崩壊箇所を縫いながら登ったりする意味ではドキドキでしたが今回登る『ツツジオ谷ルート』…てのも物理的になかなかアドベンチャーなコースでありまして…
冬の氷瀑シーズンにはこのルートは大人気らしいのですが毎年遭難や滑落事故が多発し、死亡事故まで起きている金剛山ダークサイドコースのうちの1つに応るそうで…(ググると色々情報が出て来ますネ)

もし氷瀑シーズンにツツジオ谷を登るのなら無雪期のうちに予習しといたほうが良い(てかマストでしょ)と思いたったのですが〜…
目論見どおりニリンソウ目当ての先達さん方の沢山の踏み跡をトレース出来た先週のカトラ谷ルートと違い、この時期大して見どころの無いツツジオ谷ルートを登ってく人達が居てるのかが若干不安な部分でもありますが…果たして!?
(´・д・`)




あ、それと。
下山でいつも使ってる千早本道の階段が全然楽しくないので…尾根を下って行く比較的優しいコースとされる『松の木』なるルートを初めて下山に使ってみたいと思います
(ง`▽´)ง



予報では午後から天気が崩れるうえにGWも最終日につき、もはや先週みたく金剛山の駐車場も溢れる事は無いだろうと考え朝に家を出ても駐車場はヨユーで空いてました
という訳でヤマレコのログをスタートしたら今回も左側の道へと進みます


※以降の記録はあくまでも個人的なモノにつき一切責任は負いませんので参考程度でお読みくださいまし〜
(・∀・)b
(状況によってルートも変貌しますよってに)



先週のカトラはゲートを直進しましたが今回はココを右へ。




ガードレールに案内が落書きされてるのでソコを右のカラーコーンの方へと進みます




物々しい警告が…




ココ…凍結時は1段下に降りてトラバースしてた動画がありましたっけ
シランケド




矢印の方へと進みますが画像左から登ってくと今回下山で利用する予定である松の木ルートに行けるらしいのですけども…後述しますが結果的にはココへは降りて来られませんでした(汗)
(´∀`;)




警告文にはこの先のタカハタ及びツツジオ谷ルートは危険につき松の木ルート推奨…って書いてありますね
(´・д・`)
(まぁ進むんですけども)




二段になってるという通称『腰折滝』が見えて来たら




トラバースポイントですね
凍結時、足の置く位置に躊躇する最初のポイントかも
シランケド




虎のバース
(↑最強の助っ人外国人みたいに言うなw)



不安定な丸太橋を渡って右へ。
(渡らず左へ進むとタカハタルートらしいです)




4つ越える堰堤のうちの1つ目




通称あやとりゾーン。
跨いだり潜ったりしながら進みますが…のび太君はさぞ上手に潜るんでしょうね〜
( ³ з ³ )b
(特技・昼寝&早撃ち&あやとり)



堰堤2つ目





堰堤3つ目





沢を横切って




4つ目最後の堰堤は右側から巻きます




ベタですが通称『おにぎり岩』(食感は若干硬め)を通過すると




水場が在るのでスルスルっとスルーする




この画像は沢の右を進んでますが…カトラ谷同様、状況により適宜右へ左へ渡りますのでその時の踏み跡や目印をしっかり探しながら歩きます



遠くの方に通称『一の滝』が見えるくらいの箇所で



倒木に行く手を阻まれそうになりますが




導かれるまま二本の倒木の間を登って行ってしまうと遭難しそうになる(その先のタカハタの尾根へ辿り着けなければ結構ヤバイ)らしく、正解は木を潜って右側へ。



潜りながらその先を撮影。
しっかりと道がついてくれてました





一の滝が在るからにはを当然『二の滝』もある(イチローは次男なのに一朗ですけども)らしいので進みます。
凍結時にはヤバそうな阪神のランディなポイント(←解りにくい書き方すな)を慎重に通過



こんな所はロープや木の根を掴みながら3点支持で登っていきます



二の滝が見えて来ました
(*´∀`*)



氷瀑シーズンには圧巻の光景が拝めるらしいのですが…




滑落防止ネットが張られており凍結時はなかなかのデンジャラスポイントかも
(^^;)



ツツジオ谷の見どころである滝のスポットを越えたので後はひたすら山頂を目指します



この先は進めるんかなぁ…




上を見上げると目印があり、ロープがありました
ε-(´∀`*)



凍結時…マジで注意ッスね




沢へ行ってしまいそうですがココは左へ



なんたかんだで沢へと下りて来まして



恐山の賽の河原のような石積みが目印の分岐ポイントへやって参りました
分岐の左側には沢山のピンクテープが付けられており



殆どの人はココからタカハタ及び松の木ルートの尾根へと登って行かれるのでしょうけど



僕は石積みの右側へ進み三途の川…もとい沢をとことん詰めて山頂へ登って逝こうと思います
(・∀・)b




分岐から程なくして沢へ下りて来ました



事前の予習によると沢を詰めた先が本道と繋がってるらしいのでココからは何があっても沢を進み続けるのみです
(」³Д³)」



さっきから予報よりも早く雨粒が落ち出してきたので…




本降りになるまでにサッサと沢を登りきらないと夕方のニュースのネタになりかねません
(*᠔´〰`*)




滝というか水が落ち込んでますが左にロープがあったので使わせて貰います




ゴアの登山靴なので靴の中までは濡れませんでしたが増水してたら濡れちゃうかも…
(当社比)



右側の山肌が大きく崩れてました。
大雨が降るとコレらがどんどん崩れ落ちてくるんでしょうね(怖)





崩れて苔生した石垣を通過




また石垣




いつの間にか沢から水が無くなって来たような…




謎の生命体のような流木(ギャートルズのハゲワシ?w)を越えると




ちょっと??なポイントに出くわしましたが右に残ってる微かな踏み跡をトレース




石垣の大きな残骸群を踏み越え続けなければならず…足元を確認しながら一心不乱に登っていってたら








ゴンッ!










(||゚Д゚)




※画像はゴンさん(無許可使用)




全く予想だにしなかった頭上の流木に頭を強打してしまいました
(||゚Д゚)ガッデム!
(血が出たんちゃうか?ってくらい痛かったです💢)



そんなブログネタも出来た頃合いで…ついに本道との合流地点が見えて参りました♥





うへぇ〜い♪





…てことで





スタートから2時間16分
ツツジオ谷・沢詰めルート無事に到着です
ヾ(*´∀`)ノ
ワーイ♪





(ライブカメラ画像)





山頂は風がキツくなって来たので隅っこの東屋でアルファ米喰って




前回インスタントドリップコーヒーが薄すぎてゲンナリしたので今回は自宅の粉を持って来ますた





(*´∀`*)
オイチー♥


今日はビミョーな天気予報ゆえGW最終日ではありましたけど山頂へ登って来られる方は先週より随分少なめでしたね
(´・д・`)
(ツツジオ谷ルートに到っては道中1人だけしかお会いせず)




1時間程ノンビリしてましたが、いよいよ空が本格的に泣きだしそうになって来たので




これより松の木ルートで下山したいと思います
(・∀・)ゞ



カラーコーンの方へ下りるとカトラ谷なのでココは左へ




六地蔵さんを通過




お。
階段ばかりの千早本道と違って少しは膝には優しそう…かな?
シランケド




下山時に膝を痛めぬよういつもザムストの膝サポーターでガチガチに固めてるのですが…締め付け過ぎて血行不良になるのも如何なものかと感じ今回は実験的にワコールのCWX(サポートタイツ)のみで降りてってみようと思います
(途中で痛くなったらザムスト巻くつもり)




大きな木が分岐の目印になってるココは右へ
(左はタカハタ?)



木が並べてあるココは丸太を越えずにそのまま左へ
(真っ直ぐで行けなくも無いみたいですケド)




この松の木ルートはイレギュラーな段差とかも当然在りますが…千早本道の規則的な階段地獄と違い疲労を回復する『間』が持てそうな勾配の坂を、適宜自分の好きな歩幅を選びながら下りられるので僕的にはコッチのほうが好みかも〜
(・∀・)
(当社比)



た・だ・し…!?
(・∀・)b

例えるならば葛城山での櫛羅の滝コース以上の…おびただしい数の木の根を踏み越え続けなければならないので雨で濡れてる場合や疲れて足が上がりにくくなってきたりなんかすると…踵(かかと)が引っ掛かったりなんかして最悪転げ落ちるかも知れません
個人的にはアリだと思ってるこの松の木ルートでの下山ですが…参考までに申し上げますと今回僕以外誰も歩いてはりませんでしたワ(汗)
(´・д・`)



で、この分岐点。




ヤマレコに事前に手書きでルートを登録してたのでその通りに僕はココを直進したのですがぁ〜…




後で判ったのですがココから左へ下りて行き、




記事の始めに書いてたツツジオ・タカハタルートに合流するのがスマートな下り方だったようですワ…
(´・д・`)
アッチャー…




話を戻しまして。
何ら疑いもせずそのまま分岐を直進してしまった僕は利用する人が少なそうな寂しげな道を歩かされ…




代わりに大量の虫達に取り囲まれ
(;´Д`)




正直『コレじゃない』感を抱きながらも方角は間違ってないのでドキドキしながら梯子で堰堤を昇ったり
(;´Д`)




堰堤に昇ったら昇ったで更に雑草の生い茂ったエリアの僅かな踏み跡を進み続け
(;´Д`)
(またしても虫に囲まれる)




なんとか拓けた所へ出て来れました
(;´Д`)
フー




ココを左へ進み…やっとこさ今朝歩いたルートに合流



最後ちょっとドキドキしましたが無事に下山出来ました〜
(;´Д`)




↑ツツジオ谷・沢詰めルート2時間16分
↓松の木ルート(最後だけ変)1時間21分
でした♪
ヾ(*´∀`)ノ


初めて下山に使った松の木ルートですが…ザムストのサポーター巻いてませんでしたけど膝はそんなに痛くならなかったのでやっぱ千早本道の階段より膝には優しいかもです♥
(当社比)
今回は最後に変なルートで時間や精神面をロスさせられてますのでもし次回も松の木ルートで下りるならば次はもうちょっと快適性が上げられるかも知れませんね〜♪
ヾ(*´∀`)ノ
(『セト〜黒栂谷道ルート』ってのも下りに使えるのか気になる…)




ちなみにヤマレコのペース指標がこんな結果になってますが休憩時間と山行時間に差異があるので参考にはせんときます
(´∀`;)
(未だに設定が良く判ってません)





さて、と。
お土産に棚田米プリンと豆腐買って





帰りましょけ〜
(・∀・)
(駐車場代…モチロン今回は¥1,000でしたョ)





おお〜やっぱ降って来ました!
早めに山行して来て正解でした〜!




その夜はアマプラ独占中継の井上尚弥のボクシングを視たがってた兄貴を自宅へ招いて




大阪王の唐揚げをアテに飲んだくれましたとさ〜♪



乙!
(*´∀`*)





PS.金剛山で買った棚田米プリン…僕好みな甘さ控えめで絶品でした♥
(๑´ڡ`๑)



















































ゴールデン・カトラ

2024年05月03日 | 
この道30数年、GWだからといって別段お休みを頂く事もなく労働し続けてる僕ではありますが〜
(´▽`)


今年はGW中の定休日が2回とも祝日と重なるんですよね。
そんなタイミングでお出掛するとなると人混みにダイブしに行くようなモンなので慎重に予定を立てなくてはなりません
(´▽`)



…という訳でGW1発目の月曜はタイトルにあるとおり金剛山はカトラ谷なるルートを初めて登りに行って来ましたよ〜♪
(・∀・)



そもそもカトラ谷ルートってのは金剛山の沢沿いを登る人気コースだったらしいのですが…度重なる豪雨による侵食で年々ルートが崩壊していき、2017〜19年辺りの大型台風(関空の連絡橋にタンカーが衝突したアレね)でトドメを刺されたかの如く土石流によりルート自体が存在せず廃道扱いとなり…今では登山マップからも消えてしまった幻のルートなのだそうで…

そうなると道無き道をルートファインドしながら沢を登ったり崩れかけの崖をトラバースしたりしなければならず…初心者が単独で登るのは推奨されていないそうなので興味はありましたけどなかなか登る決心がつかなかったのですが〜…
(´・д・`)



ラッキーな事にGW中はカトラ谷ルート後半に群生しているというニリンソウが咲き誇るらしく、ソレを目当てに経験豊富な方達がカトラ谷ルートを登っていかれるらしいので不明瞭なルートながらもこの時期に限っては沢山の踏み跡をトレースしながら迷う事なく登っていけるのでは?と閃いたんですよね♥
(☆Д☆)



とは言えGW真っ只中の金剛山駐車場なんてのはババ混み必至なので…めっちゃ早起きして誰よりも早く駐車場に停めに行ったろうかなと考えたのですが…それだと忙しい日曜の仕事終わりだというのに酒が飲めないじゃないッスか
(´・д・`)
(早朝出発時にお酒が抜けて無かったらアウトですからね)


んじゃあ…
(・∀・)


…いっそのこと日曜の仕事終わってから?そのままその日のうちに金剛山の駐車場まで行っておけば車中で酒喰らって夜明けまでグースカ寝られるジャン♪って事で



日曜のうちに金剛山駐車場までやって参りました♪
駐車場の入口には『GW期間中は特別料金で1日1000円』の貼り紙が貼ってありましたが(普段平日は600円)、何処へ行っても混み合うGWの時期にそのくらいの値段で駐めさせて貰えるなんて安いもんだ♥とばかりにゲートを通過。
車内で絶賛独り酒盛りした挙げ句エエ気分で夜明けまで仮眠しようと思ったらシュラフを忘れた事に気付きますた
(;´Д`)

(故にザックに入ってたカッパ類を着込んで寝ましたが少し寒かったです(泣))



まぁそんなこんなで夜も明けてくれたので車内でコーヒーを点てボチボチと登山道にエントリーして来たハイカーさん達を見やりながら僕も身支度を整え、いざ出発!という段になってコンパス(時計)を忘れて来た事に気付く
(;´Д`)

何やってんだよ(汗)


んまぁ…最悪ヤマレコのGPSがあるのでトンデモナイ所まで迷いこまないとは思いますが…初心者向けじゃないルートを歩くってのに緊張感が無さ過ぎてちょっと反省致しました
(;´Д`)
ダミダコリャ



出発前に一応パックウエイトを量ると6kg。
歩荷訓練にもならない軽さですが崖とかトラバースするらしいので無理せず軽量な仕様で臨みます



それと、もし冬の氷瀑シーズンの時期とかに再びカトラ谷ルートを単独で登りたくなった時の備忘録にするべく埃をかぶっていたウェアラブルカメラを久しぶりに持って来たので動画を回しっ放しで登ろうと思います(面倒くさいので動画をアップしたりは致しませんが)
(・∀・)b
Let's Go!



※以降の記録はあくまでも個人的なモノにつき一切責任は負いませんので参考程度でお読みくださいまし〜
(・∀・)b
(状況によってルートも変貌しますよってに)





駐車場から千早本道に向かって左の道を進んでいくと車止めのフェンスがあるので横から通り抜け



道なりに進んでいくと





『左セト、右カトラ』の標識があるので右へ




いきなり分かれ道みたいなポイントに出くわしますが沢沿いを進むと堰堤に阻まれてしまうので左側へ高巻きしていくと



倒木を潜りながら沢を歩いたり




滝の横を登ったりします
YouTubeでは滝の右側を昇ってる動画もありますが僕はロープを使って左側から昇りました。
まぁどっちからでも昇れるんちゃいますかね?
(・∀・)
シランケド




滝の上から。




沢の左側を進む踏み跡が無くなったので今度は右側を進みます




滝がキレイ〜
(´▽`)




倒木が連続するので下を潜ります



この倒木は潜ってから真っ直ぐは行けないので潜ったあとは左の沢方向へ。



矢印やらピンクテープを頼りに沢を進みます




ここは目印の倒木を潜りました




前日まで大雨降ってたりなんかすると靴は濡れるかも〜
(・∀・)




ロープを使って沢の右を登ります



足場が悪い所には大概ロープ張ってくれてるので無問題









そんなこんなで




わりかし高い崖道を進みますが






言う程の断崖絶壁でも無いので落ちても即死レベルでは無さそうな…
でも凍結の時期だと結構ハラハラするかも
(当社比)






トラバースポイント





左側は崖。足元は少し狭いですが無問題
(当社比)






朽ちた梯子を登りますが




梯子の上部は消滅してるので雨や凍結時は楽しそうですね
(当社比)




梯子を昇りきると目印を頼りに奥の沢の左側を




倒木に沿って進みますがその先でその倒木を乗り越え沢を横切り








沢の反対側の石にスプレーの目印があるのでそちら側へ



すぐにロープがあるので昇ると




見上げた先に砂防バリケード発見




キレイな花が咲いてましたのでパチリ




名前…全然判りませんw
( ̄∇ ̄;)




水場の先へと進みますが…ネットの情報によれば先程の朽ちた梯子ポイントからこの水場以降で夏場にブヨやスズメバチの集団に囲まれ刺されまくるらしく…その時季には近付かないように致します(怖)
(((;°▷°;))))






バリケード到着




ここは左側にロープがあるので





バリケードを乗り越えると




道が分岐しており悩みかけますが僕はバリケードを背にして右側へ
(もしかすると石に矢印が書かれてたかも)



倒木を潜り





苔むした枯れ気味の沢を進んでいくと





チラホラとニリンソウが観えて参りました
(・∀・)




へぇ~
(・∀・)
↑あまり興味ナシw





ココはニリンソウの間を縫って色々な方向へ進んで行けそうなエリアですがピンクテープを見つけたので




素直にソッチ方面へ。



最後のニリンソウ群生地を抜けると




大崩落箇所の右側へ出て来まして




直ぐに階段が見えたのでソコを登ればラストスパートですね




そんなタイミングでウェアラブルカメラの内蔵バッテリーが切れちゃいました
モバイルバッテリーから給電しながらだと撮影延長できますがココから頂上まで残すところ僅かみたいなので動画撮影はここまでと致します




『最後の急登がなかなかキツい』…と予習してたので覚悟してましたが距離がさほどでも無かったので意外と平気でしたヨ〜
(・∀・)
(当社比)




ということでメインルートとの合流地点に無事到着



(…で、最初の画像に至る)




危うく反対方向へ行きかけましたが山頂広場へは矢印の方向でした




ん?桜?
(・∀・)
シランケド




(ライブカメラ画像より)





ということでGOALと致しま〜す




道中、沢山の写真を撮りまくった割には




順調なペースで登って来れたなと思います
(*´∀`*)




親戚一同での海水浴のバーベキュー以来、10年以上放置していた大型OD缶を使い切るつもりで場違いなサイズを持って来ましたが…今となっては湯沸かし程度しか使い道がございません(汗)



アルファ米の放置タイムに木々を観察していると餌台に鳥さんが。
花札みたいな光景ですね
(´▽`)



出来上がったアルファ米を美味しく食べて



うっっっすいコーヒーを飲みながら山頂で1時間くらいノンビリしまして




PLの塔も拝めたって事で
ナンヤソレ



下山は千早本道で
(・∀・)




お。カワイイ子ネズミさん発見♥




膝に負担をかけないように下りてるつもりなんですけど…やっぱり五合目あたりから痛みだすんですよねぇ…
(´・д・`)
てことで前回より18分もオーバーしながらも無事に下山ンヌ



車へ戻るとその時点で駐車場は満車状態につき『やっぱ前日に来といて正解やったなぁw』
(´罒`*)



…と勝ち誇りながら愚民どもを尻目(←コラコラw)に駐車場を出ようとゲートの精算機に駐車券を入れると何故だか¥2,000の表記が
( ゚д゚)…




え…⁉
( ゚д゚)…




1日…セン…エン…やった…よ…ねヘェ…?
( ゚д゚)…
(↑状況が飲み込めず暫し精算機の前でフリーズ)



ぬぉ‼
(°Д°; ≡ °Д°;)

そ、そうか…!
『24時間¥1000』ではなく『1日あたり¥1000』なので前夜から駐めて日付を跨いでしまうと2日分の料金になってしまうって事なんか!(汗)
(°Д°; ≡ °Д°;)



そういうカウントの仕方ならば…ゴネた所でしゃあないので潔く2,000マンエン払って駐車場を出庫致しましたが〜…
(;´Д`)
(もし普段だったら600×2=1200円で済んでいたかも知れないのに…よりによってGW料金ごと2日分取られちゃってるので余計にスゲー割高に感じる(泣))



(;´Д`)…



ということでゴールデンな休日でした〜
(;´Д`)乙…

(↑オイオイ!雑なマトメかたすんなw)






PS.


その夜は堺シティマラソンで10km走ってきた兄貴と近所の店で打ち上げしましたとさ〜♪
(*´∀`*)




















続・中ボスに…2024( ꒦ິ꒳꒦ີ)ズタボロ後編

2024年02月29日 | 
(前編からの続きになりますが…長文につき休憩を挟みながらお読みくださいまし〜)
m(_ _)m





乗り換える近鉄八尾駅まで近所の停留所から始発バスに乗ってくつもりがタッチの差で乗り遅れ(←出発の準備がトロ過ぎ)てしまい、いきなり出鼻をくじかれ




近鉄八尾駅から電車で出発地である関屋駅へと移動し、駅ホーム待合室で身支度を整え(既に雨降ってるのでゲイターはカッパの内側へ装着)たら




いよいよスタート!ですがこの時点で既に予定時刻を45分も超えちゃってました
(´ㅂ`;)
(↑こういった些細なミスの積み重ねが後々痛いしっぺ返しになろうとは想像もしてませんでした)




しかも!
駅からいきなり方向を見誤りなんとなく屯鶴峯方面へと向かって歩いてったら…何だかんだと遠回りする羽目となり結果的に無駄な距離と時間を費やしてしまい…
(↑たかが葛城山へ向かうくらいだから…という緊張感の無さから、前もって取り付きまでの道順をしっかり調べていなかった報いですね)




屯鶴峯看板




ダイトレ起点の石



せっかくなのでチョロッとだけ屯鶴峯の景色を覗いたりしつつ



こんな感じで最初からルートを外れグダグダな感じで歩いて来たため



ようやくダイトレの入口に立てた頃には既に通過予定時刻を1時間もオーバーしてました
(´-﹏-`;)



登り始めて間もなく、雨で泥濘んだ斜面(↑ココでは無いですよ)で二上山方面より下山して来られた軽装の老齢男性二人組のうち1人の方がルート標識の為に張られてるトラロープを手綱代わりに掴んで坂道を降りて来ようとしたところ、ロープが伸びてバランスを崩し鈍い音を立てながら蒲田行進曲の階段落ちばりに転がり落ちて来たので…一応声掛けしましたところお連れさんの手前で恥ずかしかったのか精一杯痩せ我慢されながら

男性『だ…だいじょうぶ…やよ…うふぅ…ウウ』
:( ´ཀ` ):


と立ち上がられ大丈夫そうだったので僕は先へ進む事に。
(´ㅂ`;)
オダイジニ





それにしても…予め聞いてはおりましたがダイトレは階段が多過ぎますねぇ(汗)
(´Д`;)

毎度やらかしてしまってる事ですが汗でフリースがビチョビチョだったにも拘わらず雨降りの為ザックに仕舞うのを躊躇し、熱こもりを感じながら歩き続けたせいで結局フリースを脱いだ時には汗を含みまくって重量を増してしまうという失敗もやらかしてしまいまして…面倒くさがらずにもっと早く調節しとくべきだったと反省
(↑後々コレも尾を引く事となった)


二上山の分岐を越えた頃には通過予定時刻を1時間半もオーバー。
遅れを取り戻すどころかズルズルと遅れが酷くなっていっております
(´Д`;)

エスケープし辛い奥駈なんかだと道中で絶対に膝をブッ壊せませんので、トレッキングポールや重心移動(←尾瀬の歩荷さんの動画を参考にしました)をいちいち確かめながら恐恐登っていってるのでどうしてもペースが上がらないんですよねぇ
(´Д`;)
(そういうのも含めてコレが僕の体力レベルの現状なのでしょうけど)




岩屋峠方面(左)と、鹿谷寺跡を経由して二上山登山口(右)へと別れる分岐点で雲海みたいなのが垣間見えました。



ヤマレコはココを二上山登山口の方向へエスコートして来たので右から降りて行こうとするのですが





この辺りは岩稜帯みたいな感じで踏み跡が不明瞭なのでルートファインディングに手こずります
(二上山は昔火山だったとかどうとか…シランケド)



荷物が軽けりゃ引き返すのも楽ですがザックが重たいだけに、怪しそうな道へはなるべく深く降りて行きたくないというのもあり




道迷いには至りませんでしたが、まごまごしているうちにココでもタイムロス
そっか…こういうのの積み重ねとかでも奥駈での山行時間とかも予定よりオーバーしていくんやろなぁ…
(´Д`;)




二上山登山口へ無事に降りて来たら車道沿い(竹内街道?)を暫し歩き



 
竹内峠から





竹内山方面を目指します





14:46
歩行時間を標準の1.1倍に設定しているにも拘わらず、その予定よりも更に2時間10分もオーバーして竹内山を越えて平石峠を通過
(´Д`;)
次は万才山を経て岩橋山を目指します





あまりにもの階段画像ばかりでキリが無いので画像は割愛しておりますが…とあるブロガーさんがこのルートの階段の数をカウントされた事があるらしく片道で5000段あるそうですね…
((( ;゚Д゚)))


階段の多さで有名な金比羅さんの最奥社でも1368段らしいので、その3.6倍の階段を14kgの荷物を担いで昇り降りしている訳ですから…奥駈とは別の意味で苦行ですよね
(´Д`;)

因みに蒲田行進曲の階段落ちの場合、段数が39段らしいので128回落とされる計算になりますわな
(´Д`;)
(↑落ちる必要無いけどナ!)




14:48
葛城山まで6.8km




15:12
予定より2時間15分オーバーで万才山を通過




15:26
残り6.1km



16:04
岩橋山を越える辺りから山の空気が一変し、雨風が強まってきました。
昨日葛城高原ロッジへ予約を入れた際にはあまり考えもせずヤマレコ1.1倍の到着予定時刻である17時前後での到着を伝えてましたが…こんな泥亀のようなペースだと18時はおろか19時をも超えてしまうと判断し、心配をかけまいとロッジに電話しようと試みるも電波が届かず泣く泣く機内モードに戻す(スマホのバッテリーを消費させない為)事二回。
(´×ω×`)
(ひたすら進み続けるのみ)




16:13

それに加えそろそろ陽が暮れて来そうなのでヘッドライトを装着せねばな…と現実的に考え始めたタイミングで思い出したのが…


(正月のイカ釣りの時に使って以来ヘッドライトのバッテリーに充電して無ぇ〜じゃん)
((( ;゚Д゚)))


奥駈のパッキング&総重量を想定して一応ヘッドライトもザックに入れては来ましたけど…まさか今日に限っては日暮れまで山行するなんてこれっぽっちも思っていなかった
((( ;゚Д゚)))
(↑愚の骨頂やな!💢)




16:25

まだ明るいうちに少しだけでもヘッドライトを充電し始めたいのは山々ですが(山だけに)、先述の理由で本日出番の無さそうなヘッドライト、モバイルバッテリー、充電ケーブル類を雨に濡らさぬようドライバッグに入れてザックの奥深くへ放り込んで来てしまっているので雨の中、泥濘(ぬかる)んでる地面にザックを置きザックカバーを外し手袋も外してザックの奥深くからソレらを取り出し充電するまでの行動になかなか移せないんですよね(汗)
(´Д`;)
(↑最初からちゃんと満充電にして取り出し易くしとけば良かっただけやのに…。てかモタモタしてるうちにホンマに陽が暮れてくるゾ💢)




さぁ…そして


画像はこの↑16:27(残り5.1km)から
















…17:37(残り3.5km)まで1時間以上も撮影すら出来ない状況に陥った訳ですが


遡る事ちょうど17時頃、久保辻辺りに差し掛かった所で身の危険を感じる程の暴風雨に脅かされ『コリャ駄目だ!』と意を決し、たまたま見つけた土嚢の上にザックをぶちまけ、風雨に打たれながらも手袋を外してザックの中からヘッドライトとモバイルバッテリーを取り出し、汗冷えもあってか低体温症になりかけて来たのでとにかく汗で濡れてたにも関わらず昼間に脱いだビチョビチョのフリースを着込みゴアのカッパを羽織りそのポケット内でライトとバッテリーをケーブルで繋げて充電をしながら先へ進む事に。
( °۳゜;)



自宅から入れて来たハイドレーション内の水2ℓも丁度飲みきってたのでウェイトの為に担いで来てた炭酸水600mlをハイドレーションへと補充をしている際に、ある思いがよぎる…



奥駈のトレーニングとかいう前に…今日行き倒れてしもたら何にもならんがな
( °۳゜;)

…という訳で忸怩(じくじ)たる思いで今回担いで来たウェイト調整用炭酸水7本のうち、4本の中身を山に捨て禁断の2.4kg軽量化を敢行する事に。
( °۳゜;)
(あともう少しだったのですけど…このような過酷な状況下で下手なプライドのせいで命を落とすような自体に陥るほうが賢明じゃ無いと判断しましてん(泣))




17:51
持尾辻バイオトイレ通過




18:01




18:24
残り1.8km




18:36




19:00
残り1kmの地点で機内モードを解除するや、やっと電波を捉える事が叶いロッジからの留守電メッセージがめっちゃ届いたので、すかさずロッジに電話!


スタッフさん『ご無事でしたか!こんな天候なので心配してたんですよ(焦)』


僕『ホンッッットにスンマセン!取り敢えず生きてますので!とにかく到着までもう少しですので急ぎます〜!』
⸜( ˃̣̣̥᷄ᯅ˂̣̣̥᷅ )⸝




かくして…






最終的にロッジへ辿り着いたのが





出発から11時間半後の19:45
( ꒦ິ꒳꒦ີ)





↑ヤマレコの計算方法が良く判りませんが…手持ちの計算ではスタートの関屋駅から葛城山まで標準のコースタイムは8時間半だったので遠回りしたとは言え今回僕が11時間半もかかってしまったという事は…1.35倍も山行時間に費やした事になるんですよね
( ꒦ິ꒳꒦ີ)


『14kgの重い荷物を担いで来たから…』というのは言い訳に過ぎず、大峯奥駈でもそれだけのザックは担ぎ続けなければならないので今の僕の体力レベルだと連日とてつもない山行時間の超過となり…それを延々繰り返すとなると判断力の低下から絶対にヤラかしてしまうワ
( ꒦ິ꒳꒦ີ)

…と、肉体どころかメンタルまでバッキバキに折られての到着となりました



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
荒天のためロッジ宿泊者は僕1人だけらしいので到着後そのまま玄関に泥まみれのギアをブチ撒けさせて貰いチェックインを済ませ、



食事の前にユックリお風呂に浸かりたかったのですが食堂の利用時間が午後8時半までとなってるので案内された部屋で取り敢えずサポーターや汗でビショ濡れになった下着を着替えロッジ備え付けの浴衣をまとい濡れ鼠のような頭のまま急いで食堂へ!




夕食の鴨鍋は絶妙の状態にセッティングして戴いており




こんな悪天候のなか…よくぞ生きてロッジへ辿り着けた安堵感と疲労困憊のスパイスも相まってサイコーに美味い生ビールいただきました♥
(*´﹃`*)

(心底生き返りました(泣))



ただし、食後すぐに風呂へ入るとなると…ビール飲んでるので血圧が乱高下して僕の叔母みたく風呂場で亡くなりかねないので…この1杯だけに留めておくべきか一瞬悩みましたが
(*´﹃`*)




ソッコーでおかわり頂いちゃいました♥
ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ*´﹃`*)ノ
(風呂は翌朝に入らせて頂くという事でw)



その後は暖房の効いた部屋で快適に爆睡…のはずが



締めすぎて鬱血しないよう緩いめに装着していたおNEWの膝サポーターの左脚側が途中緩んでズリ下がったものの雨降りの為締め直せずに登り続けたせいなのか…夜中寝ている際に左太腿だけがアミバに秘孔を突かれたかのように痙攣しまくり小犬のように泣いてましたとさ
(|||°Д°)
(慌てて芍薬甘草湯飲みました)



(因みに夜中はロッジが揺れるぐらいの嵐でした)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□




翌朝
雨は小雨になったものの風は依然として爆風
ん〜…葛城山はロープウェイでも降りられるので気乗りしなかったら帰りはロープウェイを使おうかしら。
( -᷄ _ -᷅ )

でも…厳しいのを承知で大峯奥駈のトレーニングに来たのにロープウェイで降りたとなれば…その時点でもう完全に奥駈の挑戦には白旗をあげるという事になりますし…ねぇ
(´Д`;)



悩むより先に朝風呂!
くぅ〜!サイコーに気持ち良い!
٩(*°ꇴ °)۶
(↑テメェ…言っておくけど奥駈は当然朝風呂なんかにも入られへんねやからな!)




朝風呂から上がったら…まぁなんてステキな朝飯なんざましょ♥
美味しすぎてご飯4杯もおかわりしちゃいました♪
٩(*°ꇴ °)۶
(↑いや…だから💢奥駈だと毎日冷えたアルファ米食わなアカンねやからナ!今日だけ特別やねんゾ!)





食堂のおネェさんと昨夜ズタボロで話せなかった道中の顛末や奥駈の事なんかの話をしていたら…ここ葛城や金剛山クラスの山でもナメてかかってレスキューのお世話になる人がいてたり、勿論大峯だと体力や経験的な難易度も上がるので体力が保たず判断力が落ちて怪我をしたり遭難したり亡くなる人が毎年出ているとか…噂とかではなく実に生々しいお話を聞かせて頂き
(_ _。)・・・



数日間の山行の期間中、一度や二度は己の限界を超えるぐらいの覚悟で奥駈への挑戦を思いつきはしましたが…決定的な山行時間の超過に加え未踏地のルートファインドや山岳天気の読み方やウェアのレイヤリングなど…まだまだクリアしないといけない課題が山積するなか単独行で限界の、そのまた更に上を毎日超え続けながら事故なく目的地を目指すには現状の僕のスキルでは無理があり過ぎると判断し、今年の5月での奥駈への挑戦は無理だという結論に至りました
(_ _。)・・・
(ダッセェ話になっちゃいましたが…無謀な挑戦こそ結果的に周囲へ多大なる迷惑をかけかねませんので)




食後に喫茶コーナーでコーヒーをサービスして頂き、未だ窓の外はこんな感じですがロッジの方々いわく山頂はこんな爆風でも御所方面(mirapapaさん側)へ降りていくルートならば意外と穏やかに下山できそうとの事で
そんな事を聞いたのにロープウェイで下山してるようでは自分自身に納得がいかないのでロープウェイは使わず自力で下山する事を決意…とは言えこれがもし大峯の山深くだったら、荒天だからと言って楽にエスケープできるような選択肢すらありませんからね




部屋に戻り荷物のパッキングに取り掛かります
7本担いで来たウェイト用の炭酸水のうち昨日の17時頃に中身を捨てたのが4本×600ml、ハイドレーションに補充したのが1本、昨夜チェイサー代わりに飲んだのが1本で計3.6kgは軽くなったのでザックの重量は10kgくらいにはなってるでしょうか
(ハイドレーションに2ℓの水はロッジで満タンにして貰いました)




チェックアウトを済ませロッジの方々に重ね重ね感謝の言葉を伝え(また泊まりに来ます!)、いざ下山
(๑•̀ㅂ•́)و



  
…と、その前に。昨日写真が撮れなかった山頂の画像を収めようとソッチ方向に進もうとしましたが未だエゲツない爆風でザックカバーや僕のイブファインとかが剥れ飛んでいきそうになったので回れ右して下山方向へ(汗)



北尾根コースだと昨日通ったダイトレと途中までルートが被るので今回は櫛羅(くじら)の滝コースから下山します




ほい




ほい




ほい…っと





標準コースタイム1時間35分のところを1時間45分、




まぁ…早くはありませんが遅過ぎる事も無く降りて来れまして




登山靴でアスファルトの下り坂を45分かけて御所駅まで歩きたくは無かったのでバスに乗って帰路に就きましたとさ





う〜ん…別に僕はアスリートを目指してる訳ではないので日常生活の全てをかけてまでゴリゴリのトレーニングをするような事は無いと思いますが
『ハイ!なのでもう奥駈諦めます!』…てすんなり終えてしまうのはなんだかモヤモヤしますし…だからといってこんな非力のままで奥駈に挑戦して後戻りできなくなって最悪な結末になるのだけは絶対に避けなければならないので…
これからは山嫌いにならないくらいの適度な距離感で近場の山とか登ったりしながら徐々に体力をつけていって、『ココまで出来たなら大丈夫かな』と自信がついたその時点で改めて判断したいなと思います
(´・ω・`)
(今思えば76km歩いたとはいえ奥駈に比べたら鯖街道(針畑越え)は随分安全だったんだなぁ…としみじみ懐かしんでおります)



以上…山の怖さと自分の不徳を思い知った葛城ハイクでした…
乙!
( 'ㅅ' )
(長文でゴメリンコ)




PS.


R(←のちにコロ助に感染)が山形旅行のお土産に買って来てくれたケンシロウの芋焼酎…製造元がまさかの佐賀県だったというw







中ボスに手こずるようでは…2024( ꒦ິ꒳꒦ີ)前編

2024年02月24日 | 
(今回は自戒を込めた内容になっております)
m(_ _)m


息子が北見から帰って来たものの友達と山形へ旅行に行くと言い出し
嫁さんは沖縄へ旅行に行くとの事で…


せっかくの店の連休を独りでダラダラ過ごすなんて勿体無い!と感じた僕は日曜日の仕事の合間に思いつくまま葛城高原ロッジへ宿泊の予約を入れちゃったんですよね
(」³Д³)」





目的は勿論、大峯奥駈のトレーニングを兼ねての事なんですが。直線距離で100kmの道程をもし5日間で歩くとしたら…1日平均で約20km、山行時間も標準タイム(←絶対にムリ)で歩けたとしても毎日12時間超という過酷な行脚となるので



葛城山を単体で登るだけでは仮想大峯奥駈にしては負荷が軽すぎるな…って事で金剛山系を縦走するいわゆるダイヤモンドトレイル(通称ダイトレ)を経由しながら起点である屯鶴峯(どんずるぼう)から二上山(←ピークは巻きます)・竹内山・万才山・岩橋山などを通ってゴールである葛城高原ロッジを目指そうではないか♪と思いつきまして。
(・∀・)

とはいえ標準コースタイムで8時間半のところを1.1倍のペースに設定しての9時間半の山行時間、距離にしても15km程度なうえに今回は疲れて辿り着いた先には温かいお風呂と夕食の鴨鍋がご褒美として待ってくれているという本チャンの大峯奥駈に比べたらユルユルな感じではありますが今年1発目のハイクなんで別にこれくらいでもエエんちゃうかなと。
(ơ᷄ᗜơ᷅๑٥)ゝ


天気は月・火曜と小雨程度の予報ですが…奥駈の道中でも必ず天気が崩れる場面に遭遇するでしょうから前もってそういった経験をしておく事も貴重な学びの機会だと思いますので、こんな天気をも承知の上でダイトレを歩く事を決意致しました
(๑ÒㅅÓ)


ロッジに予約を申し込む際におおよその到着予定時刻を聞かれたので『ヤマレコが示す到着予定時刻(←標準コースタイム×1.1)通りだと17:00頃には着くかなとは思いますが、色々あるでしょうからそれより1時間くらいは前後すると思います〜♪』と特に深く考えもせずお伝えしたんですよね…
(´-﹏-`;)
(あ。もうオチがバレちゃいましたかね)



今回はロッジに泊まるのでシュラフもツェルトも必要ありませんが奥駈を想定してのトレーニングなのでパッキングやウェイトも含めて実戦的に歩きたいので敢えてコレら奥駈の装備一式全てを担いで行きます



鯖街道の時にはZライトソル(銀マット)を雨蓋(トップリッド)に挟んで歩いてましたが…道中、枝に引っ掛かったりして危うく抜け落ちかけた事があったので今回は無駄にザック内のスペースを占領されますが某ユーチューバーさんのアイデアを参考にザックの中へ入れていく事に致しました。
副作用的にザック内部にスクエアな内殻ができるので荷物の揺れも抑えられるというメリットも見込めるのだそうです
(*^^*)




行動食は1日分なので家に残っていたカロリーメイトを1時間に1本づつ摂取する予定
奥駈の道中の筋肉疲労を回復させる狙いで今回の山行からアミノバイタルも試してみようと思っております
(良いアイデアは積極的に取り入れます)



奥駈を5日間で歩くとぶちまけましたが現実的には余裕を持って5泊6日で行くと想定すると山上ヶ岳の宿坊と弥山小屋で食事が戴けるのを差し引いたとしても予備食&非常食あわせて1日3000kcalを摂取するのに最低でも3.5kgの食料及び行動食は担がなければならず、あと水も常時3.5〜4ℓ担ぐとなるとザックの総重量は13〜14kgになる見込みですので(因みに鯖街道の時のパックウェイトは9kgでした)家にストックしてある600mlの炭酸水7本(計440g)にハイドレーションに2ℓの水を加え




14kgくらいになるようパッキング致しました





今回は出発の朝の時点から雨でしょうから靴の内部を濡らさないよう初めてゲイターを装着して臨みたいと思います
(ง •̀ω•́)ง




長くなったので一旦分けます
(ズタボロの後編へつづく)