膝の皿下パーツの両面型の残り半分にシリコンを流したものの硬化中にマステが剥がれて決壊してしまい己の涙腺まで決壊してしまったおあずけdeath…
( ;∀;)
オロロン
歪(いびつ)になった端をカッターで四角に切り落としてみましたが〜…
(画像左)
蓋になる筈だった上面のシリコンがこんなにもうっす薄に…
はたしてこんな型で複製が出来るのでしょうか
( ;∀;)
それ以上にプレッシャーが掛かってるのがラスボス、膝下スネパーツの型取りですネ。
シリコン代も労力も結構費やして来ましたので失敗だけは避けたいところですが…
…シリコン型開封
お。なかなか良さそうでないかい?
(・∀・)
シリコン型から原型を剥がす際にポリパテの一部が取れちゃいましたがシリコンの型自体がしっかりと取れていれば問題無いのでこのくらいは許す♪
(・∀・)b
高温多湿な上にシリコン型に流し込むレジンの量も今回は大量になるので、出来るだけ気泡が抑えられるようレジン吸湿剤なるものを添加してみる事にしました
吸湿剤の瓶の中の液を撹拌し、4分の一の量をそれぞれレジンのA液とB液にコップで少量馴染ませてから缶の中にブチ込んで更に缶ごとシェイク。
(本来はA液に瓶の半量を入れるらしいのですがネットの先人様がAB両液に分けても大丈夫だったらしいのでマネさせて頂きましたがあくまでも自己責任で。)
1日経たないと効果が現れないらしいのでこの日の作業はここまで。
(中途半端に時間が余っちゃったので久しぶりにヒトカラw)
さて次の日の夜にいよいよレジン注型にチャレンジと相成りました
解りづらいですが画像の左の矢印の部分に湯口(注ぎ口)を、
他の矢印2ヶ所は空気を逃がすための道をカッターで切開しております
で。
均一にシリコン型を両面から固定するために板をあてがい、なるべく均一なテンションになるようにゴムをはめていきます
準備が整ったのでいよいよ緊張の瞬間、レジン注型です
同量に測ったA液とB液を混ぜた瞬間から120秒で一気に真っ白く硬化していくのですが〜…
焦って両液の撹拌を疎かにすると硬化不良を起こすとも言われてますので慌てないよう頭の中で一連の流れを叩き込んでおきます
( ゚Д゚)b
今回のミッションの流れというのは
↓
両液をポリプロピレン製の取っ手付きボール(←PP製だと硬化した後にレジンがくっつかないので剥がせて再利用できる)に放り込んでからストップウォッチをスタート
↓
落ち着いて1分間くらい撹拌
↓
シリコン型上部の湯口から流し込む
↓
全部流し込み、尚且つ時間が余っていたら手前の膝の皿下パーツの型にも注型
↓
ミッションが1発で成功!
↓
世界が平和になる
↓
…みたいな?
(・∀・)
さぁ〜て
イメージトレーニングも繰り返したので早速イッたりましょう!
両液をボールにドバー、
すぐさまストップウォッチスタート!
( 」゚Д゚)」
なるべく泡が立たないようPP製ヘラで優しくもしっかりと撹拌
( 」゚Д゚)」
1分近く経って来たので竹串をガイドに湯口へとレジン液を流し込んでいきます!
いや!しかしまて!
なんか思っていたようなペースでレジンが吸い込まれていかないゾ!?
( 」゚Д゚)」
…て…
( 」゚Д゚)」
注ぎ始めたばっかやのにレジンが真っ白に…
(こうなったら注ぎ口は蓋をしている様なものなので以降は注型続行不能)
( 」゚Д゚)」
ガイドにしてる竹串もろともボールとレジン液と一体化してもた…
( 」゚Д゚)」
ノォオォオォオォオォ〜!
( Д) ゚゚
ボールから取り外した、流し切れずに硬化してしまったレジンの量を測ると…半分以上もムダにしてるやん!
( Д) ゚゚
ゴムを外し型を開けて中を確認してみると…やはり全体の4分の一くらいしか流し込めてませんでした
(°Д°)
マジか!
(°Д°)
ガッデム!
ヨシ。
じゃあ今度は流し込みにもうちょい時間を割けられるよう撹拌の工程をスピードアップしてみるか。
そのせいで硬化不良を起こすかは神のみぞ知る…やけど(汗)
( 」゚Д゚)」
さぁ〜て気を取り直し2回目の注型開始ぃぃぃぃ〜!
( 」゚Д゚)」
またしても間に合わず
( ꒪∀꒪)
この…必死に焦って注型していた痕跡よ…(涙)
( ꒪∀꒪)
あれだけ撹拌時間を端折ったってのに半分かよ…
( ꒪∀꒪)
型を開けてみるとやはり出来上がりも半分くらいですね…
( ꒪∀꒪)
(そりゃそうだ)
ひゃ…120秒でどうやったら撹拌と注型が完遂できるねん…
( ꒪∀꒪)
(↑袋小路に入った気分…)
型を観察しまくった結果、そもそもアンダーゲートの湯道が狭い事がスムーズに落とせない原因なのでは?…と気付くも
今更シリコンの両面型取りの工程から全てやり直せるだけの気力も財力も残っておりませんので
急遽空気抜きだった細穴を新たな湯口へと変更するべく思い切って大きく開口。
これにてナシ崩し的にトップゲート方式へと仕様が変わっちゃいました…
(∫°Д°)∫
(↑もはやヤケクソ)
さぁ!
3回目の注型だ!
今度はそのデカい穴へオレの白濁寸前の液をブチ込んでやるぜ!
(∫°Д°)∫
(↑なんだか卑猥)
(ちなみに先程流し込んで中途半端に出来上がってた半分の造形物は勿体無かったのでそのまま型内に残しております)
お。
注ぐ量がさっきと比べて半分なのに加え湯口も大きくなっていたので今回はスムーズに流し込めましたよ。
矢印の空気抜きの穴からもレジンが溢れ出て来てくれてますね♪
( 」゚Д゚)」
時間的にも余裕が生まれたので無事に皿下パーツにも注型できまして…
ボール内のレジンがそろそろ硬化し始めたくらいに
シリコン型のほうのレジンも白く変色し始めてきました
という事は…一応硬化する前までに注型が完了していたって事になりますわな
( 」゚Д゚)」
怖いので丸一日このまましっかり硬化させまして〜…
明くる日。
いよいよ出来上がりの確認です
先ずは皿下パーツ…
蓋がペラペラだったのが気掛かりでしたが気泡を含みながらも複製は成功しているようです!
( 」゚Д゚)」
さぁ…そして
間違い無く今回のザフ・スクラッチ史上最大のキーポイントとなるであろう大型膝下スネパーツの複製の結果や…如何に!?
パカッ
( 」゚Д゚)」
ん?
先に出来てた造形物との境目辺りで変な段差が…
コレは1度型を開けてから二度流しした弊害なのか!?
まぁでもコレくらいならば全然修正できなくも無いレベルではありますが…
(・∀・)
両面型の懸案事項である縦線の合わせ目に関しては思っていたより少なかったので安堵しましたけど、
やはり再検証しなくてはならないのがこの二度流しによる横線の段差が、次回行う『1度流しで無くせるのか』どうかでしょうネ
ちなみに合わせ目のバリを取ってない段階でも複製した皿下パーツとの合いは良さそうでした♪
(・∀・)b
という訳で4回目チャレンジ
( 」゚Д゚)」
↑懲りねぇなぁw
シャーっと混ぜてシューっと流し込みますた
4回目となると手際も良くなり一連の動きに無駄が無くなり非常に美しい洗練された所作になって来ましたよ!
この一連の流れるような美しい所作をどんどん究めたあかつきには茶道や書道に次ぐ『レジン道』でも確立しましょうかしら♥
( 」゚Д゚)」
(↑うっぜぇ師範になるんやろな)
流石にカラオケには逝きませんでしたが1日しっかりと硬化させました。
ではいよいよ開封〜
うぉおぉ〜!
前回のような歪(いびつ)な横線や凸凹が入ってません!
もはや完璧な勝利と言えましょうゾ!
四苦八苦しながらも初めての両面型の作成からレジン注型までようやく着地点に辿り着けましたとさ〜
(人´∀`*)
乙!
(人´∀`*)
(残り片方のスネも複製したら…次は中空にする作業かな)
PS.
ちなみにシャア専用辛ダブチ喰ってみましたが…食べ慣れてる量産型(ノーマル)の味のほうが好みかも(汗)
(´Д`;)