ハイ…タイトル通り爪を割っちゃいましてね(汗)
( -᷄ ω -᷅ )
↑バカw
…と、それはさておき。そもそもどうして久しぶりに歩こうなんて思い立ったのかと申しますと…ですね
話は随分前に遡(さかのぼ)るのですが〜…
昨年、自身初の野営を試みながら鯖街道を踏破(←click)するにあたり…それより前の一昨年辺りから長期縦走に関する情報などを収集していた折、
日本最古の修行道『大峯奥駈道』(おおみねおくがけみち)なるデンジャラス&クレイジーなロングトレイルの存在を初めて知ったのでありますが〜
( ⊙_⊙)
大峯奥駈道をご存知無い方の為にザックリ説明させて頂きますと、
山岳信仰である修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)又の名を役小角(えんのおづぬ)さんが八世紀初頭に定めた和歌山熊野から奈良吉野までの峰々を結ぶ日本最古の修行の道であり、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部にもなっている熊野古道最難関のコースなんですよね
( ⊙_⊙)
(弘法大師さんも修行で歩いたんだって)
事前の準備を周到に整え踏破できたとは言え、決して楽勝なんかでは無かった昨年の鯖街道を以てしてもそれは昔の行商さん達が鯖とかの荷物を運ぶ為に整備された街道の跡を辿っただけの事であり…
(と言いつつも爪を剥がし獣に怯え野営しながら800m級の峠を3つ越え76km歩いただけでもひ弱な現代っ子の僕にとっては人生最大の挑戦には違い無かったのでありますが〜…)
( ⊙_⊙)
こと大峯奥駈道に至っては平面距離だけでおよそ100km近くあり、沿面(実歩行)距離に至っては約170km(怖)
近畿最高峰である八経ヶ岳のピーク(1915m)を含む高度1200〜1900m級の急峻な山々(累積高度7000m超)の稜線を縦走し続けなければならないそうで…
( ⊙_⊙)
鯖街道は道中至る所に川が流れていた為、浄水器さえあれば必要な時に必要なだけの量の水が容易に確保できたのに対し、大峯奥駈の場合その標高の高さ故に水場も乏しく確保できそうな箇所を常に計算に入れ、先々必要になるであろう量の飲み水をも余分に担ぎ続けなければなりません
( ⊙_⊙)
オモタイ…
奥駈の道中は6mの垂直降下などの危険な鎖場も点在していたり、
降水量の多い大峯山系は嵐に見舞われるリスクもあり視界不良やルート崩落及び道迷いで遭難して命を落とす人もいらっしゃるそうで(大峰山脈で遭難死した人のニュースは過去に何度も)
エゲツない山奥の為に携帯も繋がらず万が一アクシデントに見舞われた場合エスケープルートも少ないので撤退の判断を誤ると冗談抜きで命に関わってきます
それ故に修験道の方達の白装束は修行の途中で行き倒れた場合、そのまま死装束になり金剛杖は墓標の代わりとし、まさに命をかける覚悟で修行に臨まれているそうで…
(-_-;)
(僕は山伏でも何でも無いッスけど)
…とまぁ
(-_-;)
大峯奥駈を深く知れば知るほど今の自分にはとてもムリだ(怖)
( ›´ཀ`‹ )
と当時の僕は白旗あげてたのですが…
綿密なる準備や計画のおかげか、念願だった鯖街道を昨年なんとか無事に踏破できた事により
舌の根も乾かぬうちから僕の頭の中は奥駈の事でいっぱいになっちゃってたんですよね
(;^ω^)
(↑お前ェ…確か鯖街道以降は身の丈の範囲内でノンビリ楽しむ…ってホザいてなかったっけ💢)
備忘録として現時点で立ててある大まかな計画(仮)としましては↓
○熊野→吉野への順峰(じゅんぷ)ではなく、吉野→熊野へと向かう逆峰(ぎゃくふ)で挑戦する
(昔は順峰が主流でしたがアクセス等の兼ね合いから近年では逆峰で登られる方が圧倒的多数だそうです)
○5月GW明けの定休日に数日間臨時休業(お客さんゴメンナサイ)させて頂き4泊5日ないし5泊6日で山行する予定
(ただし鯖街道の時と違い100%天候を味方につけるのは不可能なので相応の準備(雨対策)を整え多少の雨天でも決行するつもりですが、あまりにも荒天予報の場合は無理をせず日程を含め臨機応変に再調整する)
○出発当日は日曜の仕事を終え吉野駅より3駅手前の近鉄六田駅から、奥駈本来のスタート地点である第七十五靡(なびき)『柳の渡し』より夜の内から歩き始める
(夜から出発する理由は…もし山上ヶ岳の宿坊へ早目に到着できた場合、可能であれば先達さんに『西の覗』の行場へ案内して貰い崖から吊り下げられてみたいからw)←オトサレテシマエ💢
○体力的に余力を残すためピークハントを絶対な目的とはせず、奥駈道のルート上で安全な巻き道があれば積極的に活用する
○前半の北奥駈エリアには山上ヶ岳の宿坊と弥山の小屋があり食事にもありつけるので食料の軽量化、ツェルトを濡らさ無い事による軽量化が見込めるので事前に宿泊予約を入れておく
○太古の辻以降、南奥駈は食事の提供こそありませんが「新宮山彦ぐるーぷ」様達が建ててくださっている持経・平治・行仙の小屋があるので最大の難所とされる笠捨山〜地蔵岳を雨天でアタックしなくて済むよう天候及び体力面を考慮しながら延泊など有効利用させて頂く
○どうしても荒天が収まらない予報であれば無理をせず太古の辻から前鬼方面へエスケープする(ここで選択を誤ると最悪死んじゃいますので)
○行程上逆峰はゴールの本宮から18km手前の玉置神社駐車場で前日ビバークしなければならないのでご多分に漏れず僕もそこでツェルト泊とする。せっかくなので玉置神社も参拝しとこうかしら(信仰心ありませんがw)
○増水していなければゴールである大斎原(おおゆのはら)大鳥居の前にある熊野川を渡渉する(めちゃくちゃ足の裏が痛いらしいのですが…それだけの為に余計な荷物となるサンダルを携行するのか思案中)
○軽量化の為に無駄な着替えを担がないのであまりにもドロだらけな場合帰りの電車で引かれぬよう本宮大社周辺の土産物屋で記念のTシャツでも買って着替えて帰るか、もしくは最終のバス(16時台)に間に合わなければ安宿に泊まって洗濯して帰る…という手も(←乾くんか?)
○鯖街道よりも標高が高いので防寒対策は万全に
○マダニに噛まれて撤退を余儀なくされた人もいてるので熊鈴も含めそこら辺の対策も万全に。
○山上ヶ岳の宿坊と弥山小屋泊の分は食料が削れるが荒天の南奥駈エリアで足踏みさせられる可能性もあるので可能な限り軽量化を試みつつ食料及び行動食は適量を携行する(←簡単じゃないけど)
…等々。
そういった諸々の準備と並行して持病の膝痛を悪化させないよう最近は股関節や足首のストレッチに加え、トレッキングポールの正しい使い方や山道での負担の掛かりにくい歩き方などをトレーニングし始めていたんですがその矢先に
(↑出血が落ち着いた、ケガから4日後の画像)
不覚にも風呂場で足をぶつけてしまい親指の爪が半分の位置で横方向に真っ二つに割れてしまったんですよね
:( ;´꒳`;):
もぉぉ…こんな時にナニやってんだか…
:( ;´꒳`;):
アッホヤネェェ(泣)
以上、オチの無い長話でスンマセンでした
:( ;´꒳`;):人
ゴメリンコ
PS.カニ(ズゴック)のお造りはフレキシブル・ベロウズ・リム部分(←判る人はマニア)で停滞しとりますw
:( ;´꒳`;):
メンドクセェ…
( -᷄ ω -᷅ )
↑バカw
…と、それはさておき。そもそもどうして久しぶりに歩こうなんて思い立ったのかと申しますと…ですね
話は随分前に遡(さかのぼ)るのですが〜…
昨年、自身初の野営を試みながら鯖街道を踏破(←click)するにあたり…それより前の一昨年辺りから長期縦走に関する情報などを収集していた折、
日本最古の修行道『大峯奥駈道』(おおみねおくがけみち)なるデンジャラス&クレイジーなロングトレイルの存在を初めて知ったのでありますが〜
( ⊙_⊙)
大峯奥駈道をご存知無い方の為にザックリ説明させて頂きますと、
山岳信仰である修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)又の名を役小角(えんのおづぬ)さんが八世紀初頭に定めた和歌山熊野から奈良吉野までの峰々を結ぶ日本最古の修行の道であり、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部にもなっている熊野古道最難関のコースなんですよね
( ⊙_⊙)
(弘法大師さんも修行で歩いたんだって)
事前の準備を周到に整え踏破できたとは言え、決して楽勝なんかでは無かった昨年の鯖街道を以てしてもそれは昔の行商さん達が鯖とかの荷物を運ぶ為に整備された街道の跡を辿っただけの事であり…
(と言いつつも爪を剥がし獣に怯え野営しながら800m級の峠を3つ越え76km歩いただけでもひ弱な現代っ子の僕にとっては人生最大の挑戦には違い無かったのでありますが〜…)
( ⊙_⊙)
こと大峯奥駈道に至っては平面距離だけでおよそ100km近くあり、沿面(実歩行)距離に至っては約170km(怖)
近畿最高峰である八経ヶ岳のピーク(1915m)を含む高度1200〜1900m級の急峻な山々(累積高度7000m超)の稜線を縦走し続けなければならないそうで…
( ⊙_⊙)
鯖街道は道中至る所に川が流れていた為、浄水器さえあれば必要な時に必要なだけの量の水が容易に確保できたのに対し、大峯奥駈の場合その標高の高さ故に水場も乏しく確保できそうな箇所を常に計算に入れ、先々必要になるであろう量の飲み水をも余分に担ぎ続けなければなりません
( ⊙_⊙)
オモタイ…
奥駈の道中は6mの垂直降下などの危険な鎖場も点在していたり、
降水量の多い大峯山系は嵐に見舞われるリスクもあり視界不良やルート崩落及び道迷いで遭難して命を落とす人もいらっしゃるそうで(大峰山脈で遭難死した人のニュースは過去に何度も)
エゲツない山奥の為に携帯も繋がらず万が一アクシデントに見舞われた場合エスケープルートも少ないので撤退の判断を誤ると冗談抜きで命に関わってきます
それ故に修験道の方達の白装束は修行の途中で行き倒れた場合、そのまま死装束になり金剛杖は墓標の代わりとし、まさに命をかける覚悟で修行に臨まれているそうで…
(-_-;)
(僕は山伏でも何でも無いッスけど)
…とまぁ
(-_-;)
大峯奥駈を深く知れば知るほど今の自分にはとてもムリだ(怖)
( ›´ཀ`‹ )
と当時の僕は白旗あげてたのですが…
綿密なる準備や計画のおかげか、念願だった鯖街道を昨年なんとか無事に踏破できた事により
舌の根も乾かぬうちから僕の頭の中は奥駈の事でいっぱいになっちゃってたんですよね
(;^ω^)
(↑お前ェ…確か鯖街道以降は身の丈の範囲内でノンビリ楽しむ…ってホザいてなかったっけ💢)
備忘録として現時点で立ててある大まかな計画(仮)としましては↓
○熊野→吉野への順峰(じゅんぷ)ではなく、吉野→熊野へと向かう逆峰(ぎゃくふ)で挑戦する
(昔は順峰が主流でしたがアクセス等の兼ね合いから近年では逆峰で登られる方が圧倒的多数だそうです)
○5月GW明けの定休日に数日間臨時休業(お客さんゴメンナサイ)させて頂き4泊5日ないし5泊6日で山行する予定
(ただし鯖街道の時と違い100%天候を味方につけるのは不可能なので相応の準備(雨対策)を整え多少の雨天でも決行するつもりですが、あまりにも荒天予報の場合は無理をせず日程を含め臨機応変に再調整する)
○出発当日は日曜の仕事を終え吉野駅より3駅手前の近鉄六田駅から、奥駈本来のスタート地点である第七十五靡(なびき)『柳の渡し』より夜の内から歩き始める
(夜から出発する理由は…もし山上ヶ岳の宿坊へ早目に到着できた場合、可能であれば先達さんに『西の覗』の行場へ案内して貰い崖から吊り下げられてみたいからw)←オトサレテシマエ💢
○体力的に余力を残すためピークハントを絶対な目的とはせず、奥駈道のルート上で安全な巻き道があれば積極的に活用する
○前半の北奥駈エリアには山上ヶ岳の宿坊と弥山の小屋があり食事にもありつけるので食料の軽量化、ツェルトを濡らさ無い事による軽量化が見込めるので事前に宿泊予約を入れておく
○太古の辻以降、南奥駈は食事の提供こそありませんが「新宮山彦ぐるーぷ」様達が建ててくださっている持経・平治・行仙の小屋があるので最大の難所とされる笠捨山〜地蔵岳を雨天でアタックしなくて済むよう天候及び体力面を考慮しながら延泊など有効利用させて頂く
○どうしても荒天が収まらない予報であれば無理をせず太古の辻から前鬼方面へエスケープする(ここで選択を誤ると最悪死んじゃいますので)
○行程上逆峰はゴールの本宮から18km手前の玉置神社駐車場で前日ビバークしなければならないのでご多分に漏れず僕もそこでツェルト泊とする。せっかくなので玉置神社も参拝しとこうかしら(信仰心ありませんがw)
○増水していなければゴールである大斎原(おおゆのはら)大鳥居の前にある熊野川を渡渉する(めちゃくちゃ足の裏が痛いらしいのですが…それだけの為に余計な荷物となるサンダルを携行するのか思案中)
○軽量化の為に無駄な着替えを担がないのであまりにもドロだらけな場合帰りの電車で引かれぬよう本宮大社周辺の土産物屋で記念のTシャツでも買って着替えて帰るか、もしくは最終のバス(16時台)に間に合わなければ安宿に泊まって洗濯して帰る…という手も(←乾くんか?)
○鯖街道よりも標高が高いので防寒対策は万全に
○マダニに噛まれて撤退を余儀なくされた人もいてるので熊鈴も含めそこら辺の対策も万全に。
○山上ヶ岳の宿坊と弥山小屋泊の分は食料が削れるが荒天の南奥駈エリアで足踏みさせられる可能性もあるので可能な限り軽量化を試みつつ食料及び行動食は適量を携行する(←簡単じゃないけど)
…等々。
そういった諸々の準備と並行して持病の膝痛を悪化させないよう最近は股関節や足首のストレッチに加え、トレッキングポールの正しい使い方や山道での負担の掛かりにくい歩き方などをトレーニングし始めていたんですがその矢先に
(↑出血が落ち着いた、ケガから4日後の画像)
不覚にも風呂場で足をぶつけてしまい親指の爪が半分の位置で横方向に真っ二つに割れてしまったんですよね
:( ;´꒳`;):
もぉぉ…こんな時にナニやってんだか…
:( ;´꒳`;):
アッホヤネェェ(泣)
以上、オチの無い長話でスンマセンでした
:( ;´꒳`;):人
ゴメリンコ
PS.カニ(ズゴック)のお造りはフレキシブル・ベロウズ・リム部分(←判る人はマニア)で停滞しとりますw
:( ;´꒳`;):
メンドクセェ…