今回は新作自主制作映画「プレゼント」で使用した録音機材マイクの話。
もともと1人で撮影していた前作「この世は嘘で成り立ってます。」では、カメラの上部に小さな純正品であるアクセサリーのマイクを付けて使用してました。
なぜかと言えば、もっと昔の作品「チャトはどこだ?」でもアクセサリーの純正品のマイクを使っていて、ある程度、音声が録れてOKとしていたため、前作「この世は嘘で成り立ってます。」も同じ様にアクセサリーのマイクを使用することにしました。
しかし、のちにあるSNSで知り合った録音技師のNさんから音の重要さを学び、これまでまったく無頓着な私に気づかされました。
Nさんは前作「この世は嘘で成り立ってます。」を観て、アクセサリーのマイクにある独特の違和感を指摘されました。
そして、Nさんが感心されたのは、前々作である「あたまがおかしくなっちゃった」の音声でした。
この作品は録音は私ではなく当時の撮影の方に任せてました。
今、思えば、映像の画角を指定していただけで撮影機材などは全て任せていたのが、私が音声に関して10年遅れた原因でした。
当時、その方が使っていたのは、民生機のHDカメラにショットガンマイクを繋いだもの。
それに気づき、今作「プレゼント」でも、私自身で4Kカメラにショットガンマイクを繋いだいわゆるワンマンオペレーションを行うことにしました。
つづく
私にとっては異質な作品です。完璧ではありませんが音声はよく録れてます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます