箴言集 「地獄に堕ちないための言葉」 大川隆法 著
「地獄に堕ちないための言葉」64 ある時、カマキリをカエルが狙っていた。そのカエルを蛇が狙っていた。カエルがカマキリを食べ、そのカエルを蛇が飲み込んだ時、タカが蛇を両足でつかむと、空高く飛んで行った。
コメント
弱肉強食の連鎖の一部ですね。タカはこの連鎖の頂点に存在しますが、強くなるほど個体数は少なくなり、自分より弱くて餌となる個体数も捕食し過ぎると、己自身が空腹で、繁殖どころではなくなります。また、卵が蛇の餌となって子孫の増殖にはならないですね。
結局、調和のとれた世界になっています。
言わんとすることは、人類の魂を創られた創造神エルカンターレは、魂の向上(=愛の神様に近づいてゆく)を目指せ、その修行の世界を創られたのです。その地上は仮の世界で、どんな生物でも、生まれてもやがて死んでゆく世界です。修行の期間=寿命が決まっているのです。その仮の世界で、自己保存(=奪う愛=に生きて、食べるだけの生き方をするか、世のため人のために役立つ魂=与える愛に生きるかが問われているようですね。
弱肉強食の世界で、魂が与える愛に生きるには、人間になって生まれるとチャンスはとても多いのですね。そんなチャンスが与えられていることに、感謝すべきですね。