4月早々修理が必要になった我が家のお仏壇ですが、切れた線を含むアダプターの交換だけで済みました。ものの5分くらい?だったかしら。
学区内のことなので、ということで、出張料もなく、アダプターの金額5千円を支払ったのみ。すぐに来てもらえたし、やっぱり地元のお店はこういうときありがたいですね。
我が家に来てくれたのはお店のご主人ですが、奥さんとは小学校のPTAで一緒だったし、そこの娘さんとうちの息子は小・中・高校と同級生。
奥さんは地元で生まれ育っていて、私のように市内とはいえ嫁に来たのとは大違い。
今副業で喫茶店をしていますが、彼女を小さい頃から知っているおじさんおばさんたちで、お店はかなり賑やかです。
昨日修理の依頼ついでに、久しぶりにその喫茶店でモーニングをいただきましたが、お客さんの中で私が一番若かったな。
席が空いていなくて、なんと昭和2年生まれ、御年95歳のおばあちゃんと相席しました。手押し車を押してひとりで来るんですよ。
コロナのこともウクライナ侵攻のこともちゃんと理解していました。私ももし長生きできたとしたら、そんなふうでありたいという生きた見本でしたね。
ひとりでコーヒーを飲みに行くのなら、こうした常連の地元民でいっぱいのお店より、今どきのカフェのほうが落ち着くかもしれませんけど、たまにならこういうのも面白い。
日差しは強くなってきたものの、風が冷たくて春とは思えないくらいだった昨日だけれど、立派なフキを見かけたので買ってきました。
フキなんて子どもの頃は見向きもしなかったのに(だいたい子ども時代は野菜大嫌いだったし)、二十歳前後くらいから急にそのおいしさに目覚めました。
相方は私よりさらに遅かったけれど、同じように昔は全く手を出さなかったフキが最近は大好物。
そしてふたりとも、本体=茎より葉のほうが味がしっかりしておいしいと思っています。
なので買い求めるときも、きれいな葉がついているものを選んできます。たまにレジで切ってもらっている人を見かけることがありますが、なんてもったいない!
昨日そのフキを買った帰り道、信号待ちでご近所さんとばったり。見るとご近所さんの自転車のかごにもフキが。
信号待ちの間に私が葉のほうが好きなことを話して、もし捨てるのならちょうだい、とお願いしたら快く譲ってくれることに。やったー!(単純)
でもね、いただいたフキの葉は少々状態がよくなくて。結局半分くらいしか使えませんでした。
今は下茹でしたあと、水に浸してあく抜き中。あくが強いので、今晩のおかずにします。本体は薄めの味つけですが、葉はしっかり濃いめに。
そんなふうにフキが好きですが、このフキが出てくる子どもの歌で「おべんとうばこのうた」というのがありますよね。最後のほうに「筋の通ったフキ」という歌詞がありますが、
最近はこの歌の歌詞を替えて歌っている幼稚園や保育園がある、とテレビで見たことがありました。
おべんとうばこに詰めるのは本来はおにぎりだったのに、サンドイッチに替えて。あとの歌詞は忘れてしまったけれど、確かに今どきの子どもたちにフキの入ったおべんとうは考えられ
ないでしょうね。
自分の子どもたちが大人になった今、フキを食べるかどうかさっぱりわからないけれど、歌の歌詞から消えてしまうことになんとなく危機感を覚えてしまいました。そのうち食べられなく
なってしまわないかって。
立派なフキだったので、ちょっと多すぎるかな・・・と心配したけれど、なんてことはなく消費出来そうです。今日もお弁当の中に入れました。冷凍には向きそうにないところが、
ちょっと残念だな。