名古屋では八重桜も散って、ツツジが咲いています。今日の気温からしても、既に初夏の陽気。
でも畑までの道中にはいろいろな種類の山桜や、場所によってはモクレンやコブシなど早春の花々も咲いていて、芽吹き始めた新緑と相まって清々しい美しさ。こういうときはドライブ時間も
楽しいものですね。
到着すると、漬物用の菜っ葉が菜の花畑と化していました。
まるで一面の菜の花畑・・・みたいに見えそうですが、実はそれほどでもなくて。トリミングするとそれっぽく見えるんですけどね。横10メートルくらいかな?小ぢんまりとした菜の花畑です。
ぼんやりとした春の空によく似合っていました。
急激な気温の上昇傾向から、今年はきっともう出ているはず、と楽しみにしていたのがワラビ。
畑に到着して、買い物に出かける前に一番早く顔を出す場所を偵察に。ビニール袋は欠かせません。
思ったとおり、すでに顔を出しているどころか、葉が開いてしまっているものもかなりの数ありました。
私の頭の中には近所のワラビ地図が出来ていて、ざっと一回りしてみましたが、一番採れる場所が去年草刈りされないままとなっていて、うかつに近づけない状態。そこへは午後、
作業着と長靴で完全装備して出かけました。
草をかき分けてよくよく見ると、やっぱりワラビが顔を出していました。ワラビはふきのとうほど目立ちません。細いということもあるし、色も地味め。でも一度見つけると、目が慣れて
見つけやすくなるのが常。「ワラビ目」になるのかな?
枯れて倒れた長い草やひとり生えの木(何かわからないけど、結構育っていて邪魔くさい)に足を取られそうになりながら採っているうちに、かなりの量になりました。
午前中に採った分と合わせると、畑の家ではあく抜きは難しそうだと判断。昨日帰宅してから急いであく抜きしました。
私はいつも重曹をふりかけて熱湯を回しかける、一番手軽なやり方。
我が家で一番大きなボウルに満タン状態。これでは畑の家でやらなくて正解だったと思う。
今朝、この浸けてあった水はかなり黒っぽくなっていました。水を何度か取り替えて、今晩のおかずになる予定です。
棚田や段々畑ののり面にこの季節よく見かけるのがショウジョウバカマ。
この写真、うちの畑のあぜから下を見下ろして撮ったもの。ピンクだったり少しオレンジがかっていたりで、とてもかわいらしい。
ワラビ採りって、宝探しゲームのようだなと思います。別に農協のスーパーでも売っているんですよ。他の山菜も並んでいましたが、おそらくそれらは自然のものでなく栽培しているもの。
買って済ませることをわざわざ自分で探して採る、という手間暇自体が楽しいんです。
今回はワラビのほかに、草取りついでに引っこ抜けたノビルも少々持ち帰りました。なんだかこういうネギの親戚というか、臭いものが好きなんですよ。
そうしたワラビやノビルのお持ち帰りはいいのだけれど、今回も花粉症をひどくして帰ってきました。もう2日目の昨日の朝からくしゃみ連発、鼻水ダラダラで。
内服薬のほかに頓服薬も飲んだものの、今ひとつ。結局寝るまで続いて、今朝は少し収まりましたが、頭がぼーっとしています。いつもぼーっとしていないか?と言われたら言葉を
返せませんが。
多分梅雨の半ば過ぎくらいまでは、畑に行くたびにこんな感じになるだろうと思います。これがなければもっと畑時間を楽しめるのにね。