うちの町内では、毎月最終日曜日に廃品回収を行っています。
町内の役員や組長さんが各組から出された新聞紙などを集めて集積所へ運び、業者のトラックへ積み込み、いや荷台に放り投げるというのが正解でしょうね。
最近ではスーパーなどでも古紙回収をしているので、以前よりかなり量的に減っているそうですが、相方はほぼ毎回ボランティアとして積み込みの手伝いをしています。
昨日もいつものようにトラックの積み込みの手伝いをして戻った相方が、なにやら手にしていました。
一見ポケットティッシュ、のようですが、違います。 何かというと、例のあれですよ、あれ。アベノマスク。
なんでも在庫のアベノマスクを希望があれば配布する、ということで、町内で申し込んだらやってきました。その数、5千枚。
どんだけ余っているんだか。
その全てが税金の無駄遣いじゃありませんか。安倍さんに代金払ってもらえばいいのに、と思います。
どうやって配布されたか知りませんが、送料だってかかるでしょうに。
いったい何枚入っているのか。開封していないのでよくわからないけれど、一人当たり結構な数。感染予防から言っても、布マスクはちょっと使うのにためらいが。
すると相方が、「いいよ、俺、鳩小屋掃除のときに使うから」と言うではありませんか。
彼はよほどのこと、例えば畑に行って家を留守にするときなどは別として、毎日朝晩欠かさず鳩小屋掃除をしているのです。その時間はおよそ1回1時間。年間700時間以上にもなるんだなと
今気がつきました。
それがゆえに、晩ごはんの時間が遅くなる・・・という私のぼやきはさておいて、その掃除のときにマスクを使って、汚れたら捨てることにすればいい、との結論に。
町内のお偉方も、役所から頼まれたのかもしれません。わざわざもらおう、なんてあまり思えないものでしょう?
でもね、どこよりも「お得」という文字に敏感な土地柄なので、まだマスクも要るだろうからと思ったのかもしれません。しかし5000枚というのは大誤算だったかもしれないですね。
もらった皆さんはどのようにして消費するんでしょう。マスクとして使う人はそれほどないように思えますから、どこかへしまい込んで化石化するような気がするなぁ。
本当に安倍さん、罪作りなことしてくれたもんだわ。