難しい学問は苦手な相方と私ですが、生き物には興味津々。
そんな私たちの子どもはと言うと、犬などの動物はさておき、虫にはあまり興味がない、と言うより苦手でした。
特に息子は蝶が苦手。モルフォ蝶などきれいな蝶も「気持ち悪い」と言うほど。
彼らが子ども時代には、モンシロチョウの幼虫を虫かごで育てて、蛹から蝶になるまで観察したこともあったのですけどね。
娘のほうは息子ほどではないものの、それほど好きではなかった はずでした。
それが結婚して子どもが出来て、一昨年くらいだったでしょうか、たまたま玄関に植えてあったパンジーだったかビオラにツマグロヒョウモンの幼虫を見つけ、成長を観察してから虫に
関心を持つようになり、今年は昔の私のように、モンシロチョウの幼虫を育てて観察の真っ最中。
既に2匹が蛹から蝶になり、他に蛹が3つと、餌としてご近所さんからいただいたナバナについていた卵から青虫がかえって、無限ループのような状態になっています。
ネットでの家族共有アルバムで孫娘の様子を見るのが楽しみですが、最近は蛹や青虫の写真が多くて、観察アルバムと化しているのがなんだかおかしい。
動画配信とか、今の世の中にはいろいろと便利なツールがあって、モンシロチョウの羽化などもそうした媒体で見ることは簡単に出来るけれど、やっぱり生で観るのは違うはず。
孫娘にはよい体験になっていると思います。
最近では娘のほうが知識が豊富で、相方も私も知らなかった青虫に寄生するハチのことを聞かされてびっくりさせられたり。
先日娘のところへ行ったときに、子どものころモンシロチョウの幼虫を飼っていたことを覚えていると話していた娘。孫娘も母親になったら、同じようにするかもしれませんね。
さて、一昨日民生委員のお願いをされてから、頭の中で常にそのことがひっかかっておりまして。
15年もやっているKさんのことを考えると、交代してあげたほうがいいと思う気持ちはもちろんあるけれど、どうも不整脈をしっかり自覚してからというもの、気持ちが何事に対しても
消極的になっています。
正直な気持ち、断りたい気持ちのほうがやや上回っている現在。
ただ、そんな自分を情けなく思う気持ちも、それなりにかなりあるのも事実。
昨日録画しておいた番組を見ていたら、60代後半の男性が「(歳をとると)自分が社会から遠ざかる、のではなく、社会が自分を遠ざける」と言っているのを聞いて、なるほど確かに、と
ひどく納得しましたが、今の自分は両方とも、だと思う。
なんだ、まだまだやれるじゃん♪というきっかけがあると、この下向きな気持ちを払拭出来ると思うのですけどね。まずは気持ちのベクトルの方向を水平に持ち上げたいものです。