お隣の職人さんのその後についてはわからないまま、ご近所さんも何かと気にしています。
でも私たちが気に病んでも、彼の病状がよくなるわけでなく・・・よい方向に進むように祈るのみ。
昨日は久しぶりに相方の仕事の手伝いをしましたが、午前中でお役御免に。
口には出さないけれど、相方が私がしんどくないように気を遣って、一昨日のうちから作業手順を考えて動いてくれていたことがよくわかります。
暑かったものの湿度が低かったのと風もあったので、午後からは庭の掃除をしました。常緑樹の落ち葉がまた増えていて、地面が見えにくくなるほど。
自宅の庭掃除は仕事の掃除に比べるとかなりの手抜きなんですけどね。落ち葉はざっと熊手でかき集めて、木の根元に生えているシダが増えていたのでそれも切って。それだけでずいぶん
見た目にも風通しがよくなりました。
そこでふと思い出す、相方が話していたことを。
何を話したか、というと、お客様の家の外周りのこと。と言っても道路ではなく、敷地内の建物以外の部分の話。
毎年必ずお邪魔するお宅ばかりではなく、初めてだったり、久しぶりに連絡をいただいて剪定するお宅もあります。相方が話していたのは、その初めて剪定にお邪魔したお宅と、数年ぶりに
お邪魔したお宅のこと。
共通しているのは、家の中はわかりませんが、建物の外側を掃除や片づけている気配が全くと言っていいほどない、ということ。
初めて伺ったお宅は木も伸びていましたが、それ以上に雑草が敷地を埋め尽くしているような状態だったし、数年ぶりにお邪魔したお宅のほうは、伸びた木々の枝をご主人が自分で切った
枝などをそのままで放置していたりで、足を踏み入れることが出来ないほどだったそうな。
お客様いわく、その場所はもう立ち入らないようにしている、とのこと。
それを聞いて、なんだかな・・・・・・と思ってしまった私。
我が家も決してきれいにしているわけではありませんが、草が生い茂る、とまではやっぱりね。庭師の庭がそんなでは紺屋の白袴ですから。
なにより、いくら自分の家の敷地内のこととは言っても、お隣に伸びた枝や草が行ってしまうようではご迷惑になるじゃないですか。
それに、わりとよくある事例で、お隣との境界あたりにひとり生えの木が知らないうちに育ってしまうことが。鳥が実を食べて種を落としていくことで生えることが多いのだけれど、
そういう木に限って成長が早く、しかも大きくなることが多いです。
昨日も庭掃除をしていたとき、そういった木の赤ちゃんのような芽が出ていたりするんです。そういうことに気づくにはやっぱり適度な掃除が必要なわけで。
それに、本にも書いてありましたよ。お金持ちの家は家の中はもちろん余分なものがなくてきれいだけれど、外にも余分なものがない、って。これ読んだときに耳が痛い・・・じゃなくて
目が痛い?って思いました。
家の中にも外にも、混沌とした場所はないに越したことはないのですね。
マンションなど集合住宅にお住いの方にはあまり関係ない、と思われますが、それでもたまに共用部分である廊下や通路にものが置いてあったりします。
置き場所がなくてやむを得ず、な場合もあるでしょうけれど、出来るだけあまり見苦しくない程度にしておきたいものですよね。
人の振り見て我が振り直せ、偉そうなこと言って(書いて)いないで、私も心してこまめに掃除することにいたしましょう。