昨日の夕方、インターフォンが鳴りました。訪れたのは同じ町内のKさん。
あら、いったいなんだろうな?Kさんは民生委員をしているので、義母のことについてかしらん・・・などと思いながら玄関に出ると、次期の民生委員を引き受けてくれないか、という打診。
「もう15年やっているのよ」
あらま。そんなに長かったっけ?
彼女は私より1つ(学年は2つ)年下で、彼女の前任者もそれはそれは長いこと民生委員をやっていたのですが、次、私?
友人にふたりほど民生委員をやっている子がいるので、仕事に関してはおおざっぱながら知ってはいました。でももうちょっと若い人のほうがいいような気がする。
還暦を少し過ぎたくらいだったらまだ引き受けても大丈夫かなと思えたけれど、この間からの不整脈もあるしなぁ・・・・・・死なないとは言われているものの、やっぱり気持ち悪いもの。
さすがにその場での即答は避けて、後日また、ということに。
Kさんが帰ったあと、ぼんやりと民生委員のことを考えていたら、あ。
一昨日からなりを潜めていた不整脈が、にわかに復活。それも何度も繰り返し。
嫌だなぁ、これ。
不整脈自体も嫌だけれど、こんなことを考えるだけで脈が不安定になる、自分のメンタルの弱さがもっと嫌。
不整脈の多い状態は寝るまで続きましたが、夜になってあらためてKさんが持ってきた手書きの民生委員の仕事の概要に目を通しました。
私の苦手とする、大勢で何かする、というのが結構あります。今はコロナ禍なので、独居老人などを招いての食事会はありませんが、再開されると調理やセッティング、時に買い物なども
あるらしい。
区・市・県の民生委員の大会のそれぞれに出席とか、学区の行事への参加とか。まぁこの辺りまではなんとか我慢できる範囲かな、とは思う。
ただ、これだけはどうしてもNG!だと思ったのが、年に1度の研修旅行。
今はコロナ禍だからやっていないかもしれないけれど、一泊二日のバス旅行で、原則参加。
私は観光バスにトラウマがあり、日帰り旅でもダメなのに一泊二日なんてとんでもない!のですよ。
今思うと、子どもたちが小学生時代、よくPTAの役員などやっていたなと思います。人と合わせるのが大の苦手なのに。日帰りのバスでの社会見学も本当に行きたくなかったけど、
日帰りだったからまだなんとかなりましたけどね。
昔からそうした研修旅行が行われてきたのでしょうけど、そのために毎月3千円ずつ積み立てまでして交流する必要ってあるんだろうか?と思ってしまいます。食事会くらいでいいじゃん。
と書いているだけで憂鬱。
バス旅行だけはどうしても受け入れがたいことをKさんには話して、お断りしたいとは思っています。だいたい引き受けたら次に引き継ぐ人を探すのが今以上に困難なはず。
今の町内に40~50代で次を頼める人が、本当に少ないんです。都会の限界集落と言っていい。
この話を断るまでは不整脈の多い状態が続きそうです。やれやれ。