大雨の被害が甚大です。被害に遭われた方に心からお見舞申し上げたい。ボランティアなどしたい気持ちはあるものの、足手まといになるのは必定。
義援金や災害復旧のためのふるさと納税をするくらいしか出来ませんが、こういうとき本当に歯がゆいです。
同じような思いをお持ちの方は全国にたくさんいらっしゃるのでは・・・
これから当地でも雨が強まる予報が出ています。油断せず乗り切りたいと思います。
これが終わると今度は猛暑か・・・外仕事の相方は今からそれを考えるとうんざり、どころか、鬱々としているようです。
私も以前相方の手伝いで夏場現場に行ったとき、熱中症になったことがありました。救急搬送こそ免れましたけど、思い出すのも嫌だもの。
災害復旧にあたられる皆さんも、コロナと熱中症対策に十分ご留意していただきたいですね。
さて、先日から我が家に眠っているレコードのことなど度々書いていますが、昨日も蒸し暑い家の中で、埃まみれのLPレコードの汚れを拭き取りました。
もちろんレコード本体ではなくて、ジャケットの、またそれが入っているビニール袋の汚れを拭いただけですが、相方が肥料を入れていた場所にしまい込んで
いたために、よごれにプラスアルファして臭いもあって・・・・・・もう嫌っ!!!(怒)
自分が買ったレコードはまだ仕方ないと割り切れますが、8割くらいは相方のものなんだもの。
ビニール袋のなかにはかなり劣化したものもあったので、そういうのは潔く捨てて。
そこにあったレコードの半分以上は加山雄三のもの。私自身は加山クンのレコードはどうでもいいけど、あるアルバムのジャケットのイラストが、今は亡き
ペーター佐藤さんと和田誠さん!
特にペーター佐藤さんのイラストは懐かしさ満載!
おしゃれなイラストが大好きだったな~。ミスドのパッケージにも使われていたっけ。若くして亡くなられたのが今でも惜しいと思います。
私が買ったレコードのうち、4枚がSQUEREのもの。まだ頭に「T-」が入らない時代のもので、結婚して数年くらいの時はよく聴きました。
当時は車で聴くためにカセットテープに録音したような・・・今はそういう手間ひまをかけなくても簡単にどこでも音楽を楽しめるようになりましたよね。
最初から捨てる気満々のレコードを除いて、とりあえず表面上の汚れをだいたい(完璧には無理~)落としてからしばらくして、やってきました、プレイヤーが。
とりあえずの置き場所は、義母が使っていた畳ベッドの上。思ったよりずっと軽くて、それほど大きなものではありませんが、軽いがゆえにちょっとした
はずみで落ちたり移動したりしそうなので、今のところ一番安定感のあるここにしました。もし義母が戻ってきたらそのときはまた考えるし、今後はレコードや
CDの置き場所も考慮しなくてはならないので、もっと使いやすいところに移動させるかと思います。
このプレイヤーはコイズミ製。Amazonのマーケットプレイスで買いましたが、メーカーが日本の会社だったことと、販売店が日本の業者さんだったことが
決め手になりました。前に蜜蝋ラップを買ったとき、知らずに注文したら中国の販売店で何かと苦労したので、ここは絶対国内業者で!
他のプレイヤーでいいかもと思ったものも、業者や製造が中国だったのでやめました。中国製がすべて悪いわけじゃないけれど、何か商品に問題があったときに
面倒くさくなるのを回避したかったんです。
このプレイヤーで出来るのは、レコードとCD、USBでの音楽の再生と、レコードとCDの音源をMP3としてUSBに録音すること。そしてFMラジオが聴けます。
カセットテープの録音や再生が出来るものも数多く出ていましたが、カセットテープについては家にあるラジカセで聴くことにしました。
まず手始めに説明書を見ながらFMラジオをチューニングして3局の周波数をセット。20局まで設定できるそうですが、そんなに必要あるのか?
次にCDを再生。内臓スピーカーだからこれくらいのものかな?というレベルの音質で、どこかこう、少しもやがかかっているような?音。特に高音はCDなのに
あまりクリアな感じには聴こえませんでした。多分畑の家にある、ラジオつきCDプレイヤーのほうが音質はいいと思います。
その後いよいよレコード再生。記念すべき(笑)最初の一枚は相方のリクエストで、吉田拓郎の実況録音盤をかけました。73年録音のもので、早半世紀近く前。
CDでは少々不満に感じた音質も、レコードならこんなものでしょう、と言ったところ。
私もその後、SQUEREの「Stars and the Moon」を聴いてみました。当時は結構好きだったのですが、今ではタイトルを見ても曲を思い出せない・・・
聴いてみて思ったのは懐かしさよりも、今どきの音楽と比べるとなんだかすっきりシンプルなアレンジだったり、テンポも若干ゆっくりめのものが多い、ような。
どうでしょうねぇ、一応一通りは聴く、とは思うけれど、レコードをずっと取っておくかと言われたら、多分Noだと思います。今聴いてもいいなと思うものだけ
USBに録音すればそれでいいかな、と。
さて、レコードを聴く際、針を置くわけですが、このプレイヤーのシステムは少々変わっているような気がします。
もちろんオートオンオフではないけれど、完全に手動、というわけでもないんです。
アームの付け根近くにある小さなレバーを動かすと、アームがゆっくり上がりターンテーブルが回り始めます。その後、手動でアームをレコードの上に移動させ
再びレバーを動かすと、アームがゆっくりと降りて針がレコードの上に着地して再生開始。
オートオフという機能をオンにしておくと再生終了後ターンテーブルが止まるので、またレバーを動かしてアームを上げ、手動でアームを元の位置に戻して
レバーを再度動かすとゆっくり元の位置に戻る・・・・・・あー、書いていても面倒くさっ!!なシステム。
針が静かに置ける、というところはいいのですが、少々、いや、かなりまだるっこしい。
そしてそのレバーの側にある回転数をセットするスイッチの文字が見えにくいったらない!老眼鏡かけてもよくわからず、懐中電灯を照らしてようやく
理解出来たほど。ここのところはシニア向けじゃないなと感じました。
今は若い人もレコードを聴くようですが、どちらかといえば捨てられずに持っているレコードを聴きたいのはシニアが多いはず。もっとユニバーサルデザインを
心がけて作っていただきたいと思いますね。
ようやく雨がほぼ上がってきたようですが、畑のある自治体には大雨特別警報が出されました。今後もまだ油断できない状態が続きます。大雨の範囲も広がって
きていますので、どこに住んでいても注意が必要ですね。