大雨被害の惨状を見るにつけ、心が痛みます。日常を取り戻すのはかなり困難で、心が折れるどころか崩壊しそうなくらいなのでは・・・
こういうとき、どんな言葉をかけたとしても上滑りになってしまいそうだけれど、みんな応援しているから!と伝えたい。
昨日の朝はこちらでもかなりの吹き降りで心配しましたが、雨雲レーダーの予想どおり数時間で雨がやみ、薄日もさして雲間から久しぶりに青空も見えたほど。
すると雨で現場に行かなかった相方が、左目の手術後なかなか行けなかったお礼参りに行きたい、と言い出しました。
夕方まで大雨の心配はなさそうだし、高速道路も目的地までは通行止めや速度規制もなかったので、お昼ご飯のあと出かけてきました。
出かけたのは、手術前に郵送でご祈祷をお願いした、岐阜県大垣市の御首神社。
高速道路で木曽三川を横切りますが、大きな川幅いっぱいの茶色い水に覆われていました。
写真は揖斐川。ここが3つの河川のうち一番川幅が狭いのだけれど、まだ堤防までは数メートルあるもののちょっと怖くなるほどの水量。もっと川幅の
広い木曽川や長良川に至ってはもっとすごくて、これが溢れたり堤防が切れたら・・・と思うとぞっとしました。
名神から東海環状へ入って大垣西ICで降りると、目的地はすぐそこ。
でも4年ほど前に出かけたとき道を間違えたので、念のためGoogleマップに道案内をしてもらいました。車にカーナビついているのにね。
どうもカーナビよりスマホのほうが使い勝手がよくて、つい利用してしまいます。
無事手術が終わったお礼の参拝とご祈祷を受けたあと、私たちが向かったのは金蝶園という和菓子店。ここに行くときにもまたGoogleマップのお世話に。
大垣の夏、と言えばこれ。
水まんじゅうですわ。
大垣は地下水の豊かな土地柄で、これはパックに入っていますが、大垣の駅前のお店に行くと小さなおちょこのような容器に入った水まんじゅうが、水を
たたえた水槽?の中に涼しげに沈んでいます。水が絶えず注ぎこまれているのを見るのもより涼しげ。
昨日はその駅前ではなく、神社から一番近い支店に立ち寄り、上生菓子がおいしそうだったので、お店でいただいて。
左が私が選んだ「向日葵」、右が相方が選んだ「花火」という銘の生菓子。おいしかったですよ。
こんなふうに、お礼参りが出来たりおいしいものをいただける平和な日常を過ごせるありがたさに、しみじみ感謝の念が湧いてきます。被害に遭われて
非日常の真っ只中にある多くの方たちに、少しでも早く日常が戻ることを願わずにはいられません。