昨日記事に書いた松阪牛。昨日の夕食でその一部を食べてみました。
焼肉用と書いてあったけれど、我が家にはホットプレートもないし、バーベキューセットは畑の家だし・・・ということで、お手軽にフライパンで、
しかも焼きながら食べると部屋が油まみれになりそうなので、普通に台所で調理しました。もうこれは焼肉ではない、な。
まずは、昨日ちら見せだった肉の姿を。
見事な霜降りですね~。きっと私のお肉もこんな風・・・
4枚で318g(ラップの重さを含む)だったので、3枚を相方、1枚を私が食べることにしました。
まず付け合わせにするピーマンとしいたけをフライパンで素焼きにしてピーマンだけ一度取り出し、その後私が食べる肉を一枚焼きつつ脂をほどよく吸った
しいたけを取り出して次にレンチンしたじゃがいもとピーマンを再び戻しました。
なんでこんな面倒くさいやり方にするか、と言えば、見てごらんのとおりの小さなフライパンだから。
鉄製で軽い、という触れ込みで買ったこのリバーライトのフライパン。確かに鉄にしては軽いほうではあるのだけれど、直径26cmとあってもその寸法なのは
上の部分だけ。底面の直径ときたらおそらく20cmくらいしかないのが残念至極。
底も広いテフロン加工のフライパンもあるんですが、テフロンでは肉の脂身が落ち切らないような気がしたんですよね。なので鉄のフライパンを熱して、
油は使わずに焼いた、というわけ。
私の分と相方の1枚目を焼いて、残りの2枚の肉をフライパンに並べたら、あっ・・・
・・・2枚並ばない。
ギリギリでなんとかなると思ったんだけどな。仕方なくそのまま脂が出て肉が少し縮むのを待って、ターンオーバー。
焼き色がおいしそう!でもやっぱり脂がすごいです。見ているだけで胸焼けがしそう。
なんとか焼き上げて盛り付けをしたら、ちょうど相方がお風呂から出てきました。
ますますもって、これは焼肉ではない、な感じ?
なにも流し台の上で撮らなくてもいいんですけど、食卓に運ぶとクーラーの風が当たって冷めてしまいそうな気がしたんです。
食べるときの味付けなんですが、せっかくのお肉の味を楽しむなら、シンプルに塩、そしてわさびをつけることを選びました。
そして、いよいよ実食。
最初筋の部分が噛み切れなくて(シニアあるあるですね)苦労しましたけど、他は箸で切れるくらいのやわらかさ。もちろんとってもジューシー。
だったのですが
一枚食べ終わるまでに、脂が舌の上にまとわりつくような感じが。多分私の肉が焼いてから時間が経っていたからかと思うのですが、それ以上に脂の多さを
私の体が受け付けないような気がしました。
それは相方も同様で、3枚のうち2枚でギブアップ。残る1枚を今朝、フライパンでカリカリに焼いて仕上げに醤油をじゅっ!と垂らしたら、香ばしくて
おいしいと思えました。それでも焼いているうちに脂をペーパーで2枚は拭き取ったし、それでもなお肉に脂が残っていましたからね。霜降り肉の脂の凄さを
思い知りました。
それと味つけ。
この脂身に負けないくらい強い味つけのほうがよかったのかもしれない。いわゆる焼肉のたれ系みたいなものね。使い切れないことが多くて、ほぼ買ったことが
ないんです。まあ他のおかずの味つけに転用すればいいんですけど。
明日明後日と畑に行くので、そのときには炭火で網焼きにしようと思っていますけど、それでもやっぱりそんなには食べられないかも。
決しておいしくないわけじゃありませんが、庶民の舌にはもっと安い肉で充分。
そういえば、同じように姪にお祝を渡した娘のところにも松阪牛のすき焼き用が800g送られてきたそうですが、婿さんはそれを食べてお腹が痛くなったとか。
傷んでいたわけではなく、普段からさっぱりした肉が好きなんですよ、娘夫婦は。なので胃腸が拒否したんですね、きっと。
300gくらいは食べたけど、残りはいつも親切にしてくださるご近所さんに貰ってもらったと話していましたが、その気持ち、解る気がする。
またまたそういえばですが、数年前に相方と義弟で義母を飛騨の田舎に連れて行ったとき、宿で食べた飛騨牛が高級過ぎたのか、帰宅してから急性膵炎を
起こして入院したことがありましたっけ。
生産者や業者の方には申し訳ないですが、特にコレステロール値が気になる私としては、もうこれで充分、と言わせていただきます。
さっきも書きましたが、明日明後日と畑に出かけるので、ブログはお休みです。また月曜に。