一気に晩秋のような冷え込みの朝。さっぶーっ!
今日は急ぎ、ガウンやこたつ布団など干して、夜の冷え込みに備えなくては。
うちの畑では芋を3種類作っています。ジャガイモ、里芋、そしてサツマイモ。今畑では里芋とサツマイモが収穫を待っているはず。
作りての相方は里芋ラブで、他の2種類は正直、どーでもいいと思っています。でも周りにジャガイモラブ、サツマイモラブな人たちがいるものだから、作ってしまうんですよね。掘るの大変なのに。
この3つの中で一番相方に愛がないのが、サツマイモ。
甘いものが大好きなのに、甘みが一番強いサツマイモがどーでもいいなんて矛盾していると思うんですけど。
「サツマイモは天ぷらと鬼まんじゅうがいい」というのが彼の持論。私は素揚げしたのにお塩をぱらっとしたのと、あとは焼き芋がいいなぁ。最近スーパーで売っているので、屋台や車で売りにくることはほとんど
なくなってしまいました。サザエさんでは相変わらず車を追いかけて走っていますけどね。
この前の土日はとても暑くて、焼き芋や天ぷらなんてとてもじゃないけど作る気にもなれませんでしたが、月曜は雨模様で気温も平年並み。日差しもないのでちょっとひんやりと感じられて。
これは絶好の鬼まんじゅう日和 と判断。
最近は少しは知名度が上がった?かもしれませんが、名古屋地方ではごくポピュラーな食べ物の鬼まんじゅうが、実はこの辺りでしか食べられていないようだと知ったのはそんなに前ではなかったはず。
角切りにしたサツマイモを小麦粉などの生地に混ぜて蒸し上げる、いたってシンプルな和菓子です。
サツマイモを掘るたびに「オレは鬼まんじゅうが」とつぶやく相方をここ数年無視してきました。だって作っても食べるのあなたひとりでしょ。
私は嫌いではないけれど、やっぱりそこは非・甘党だし。おなかが膨れてしまいすぎるのもなんだかね、で、あまり食べないんです。味見程度で終了。
でもたくさん採れたし、私が掘るときに傷だらけにしちゃったから、早めに消費しないとね。で、作りました。
きび砂糖を使ったので、売っているのに比べると色黒。
以前プリントアウトしておいたレシピ2つを参考に作ったのですが、蒸し時間をちょっと端折ったらサツマイモがところどころしゃっきりとした歯触りのままでした。あら、やや失敗か?
でも食べられないわけじゃないし、レンチンして温め直したらなんとかなるだろうレベルだもんね。まして食べるのは相方だけだし。
サツマイモを賽の目切りにするのが一番厄介かな。力が要りますもん。
角切りにしながら、私の母親がサツマイモの天ぷらをするときに、こんなふうに角切りにしてかき揚げみたいにしていたことを思い出しました。私は母親の作る味があまり好きではなかったのですが、天ぷらは
おいしかったな、って、揚げるだけだもんね。鬼まんじゅうの材料から砂糖を抜いただけなんだもの。
10個出来上がって、5つは冷凍にしました。今シーズンはもう作らなくてよさそうです。