咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

映画「バニシング~未解決事件~」(20201)

2022-11-09 22:05:33 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 ウクライナ出身のモデル・女優のオルガ・キュリレンコ出演の映画、そのDVDを見て速攻でレンタル。
 「ザ・クーリエ」と云う最強の運び屋で主演の映画はハマっていたと思う。
 そのこともあって、フランス、韓国合作映画であるが観たいと思った。

 ユ・ヨンソクが刑事ジノ、オルガ・キュリレンコが国際法医学者アリスを演じている。
 と、云っても韓国のこの俳優さんは、知らない役者さんである。
 韓国映画はほとんど観ないからであろう。

 組織的な臓器売買に関わるサスペンスアクションとの触れ込み。
 であるから、オルガ・キュリレンコの華麗なるアクションが観られるものと期待しながら観ていた。
 ところが、残念ながら国際法医学者と云う役柄の関係で、これまでのようなアクションを演じてくれることはなかった。

 不可解な事件を追う刑事。
 法医学者として、刑事から協力要請を受けて双方が力を併せながら事件解決へと物語が展開。

 普通の暮らしをしながら、臓器売買の組織の人間となっている怖さも。
 臓器売買に加担している医師、悩みながら夫に協力する妻。
 その妻は、来韓中の国際法医学者アリスの通訳である。
 
 アクションと共にロマンスも描かれている。
 ただ、残念ながら盛り上がりに欠けるような感じだった。
 でも、何でもいい、オルガ・キュリレンコが見られるから・・・。(夫)

[追 記]~解説~
 ドラマ「賢い医師生活」や映画「スティール・レイン」「ニューイヤー・ブルース」などで活躍するユ・ヨンソクと、「007 慰めの報酬」「オブリビオン」のオルガ・キュリレンコが共演した、フランスと韓国の合作によるアクションサスペンス。韓国・ソウルで、身元不明の遺体が発見される。遺体は指紋が失われ、全身が傷だらけの状態だった。刑事のジノは事件解決の手がかりを求めて、シンポジウムのため来韓していた国際法医学者のアリスに協力を要請。
 遺体の身元特定は容易ではなく、臓器が違法な手術によって抜き取られていることを知った2人は、事件の背後にうごめく組織を追い詰めるべく捜査を進めるが……。
 ユ・ヨンソクが刑事ジノ、オルガ・キュリレンコがアリスを演じているほか、「へウォンの恋愛日記」「色男ホセク」のイェ・ジウォン、ドラマ「刑務所のルールブック」のチェ・ムソンら韓国の実力派俳優が共演。監督は「譜めくりの女」のドゥニ・デルクール。
(映画com抜粋)


(下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます


笑点・大喜利

2022-10-04 22:47:40 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 日テレの人気長寿番組「笑点」。
 毎週楽しく見ている。
 大喜利のメンバー、バラエティに富んだ至極のメンバー。
 “エロ”“ぼんやり”“とぼけ”“ウィット”“切れ者”“生真面目”など、それぞれのメンバーがそれぞれの役割を持ちながら、視聴者や観客の笑いを誘ってくれる。
 「一服の清涼剤」と思っている。
 
 切れ者のメンバーで、腹黒と云いながら笑いを誘っていた円楽師匠、72歳の若さで急逝とのこと。
 脳梗塞のリハビリも順調に進み、そろそろ「笑点」復帰があるのではないかと、日本中のファンが待ち望んでいたと思う。
 
 その間、入れ替わりで多くの落語家の皆さんが円楽師匠の穴を埋めていた。
 その都度、メンバー皆で「円楽師匠、待っていますよ、早く帰って来て」の掛け声も。
 また、元気にリハビリをされている様子なども番組内で放映されていた。
 
 メンバーの皆さんの落胆ぶりも目に浮かぶようである。
 視聴者にとっても残念至極と思える。
 
 “ポスト円楽”の笑点、それが相当に難しい様相を呈しているらしい。
 日テレ側とメンバーが出ている3つの所属先の間で、すんなり落ち着くところに落ち着かないとか。
 視聴者にとっては、そのような難しい裏話は分からないが、いずれにしても適任の方が出てくることを願っている。
 
 あれだけの実力のある師匠の急逝だから、それ相応の人材を出すことも容易ではないのかも・・・知れないけど。
 いずれにしても人気長寿番組、これからも大いに楽しませてほしいものである。(夫)

(日本テレビ公式HP抜粋)

記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



ついに義時が・・・

2022-10-03 21:23:40 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 鎌倉殿の13人、三谷ワールドに魅せられながら、毎週楽しく見入っている。
 鎌倉殿への謀反を働いたとの嫌疑で、御家人が次々と抹殺されてきており、疑心暗鬼の漂う時代。
 鎌倉殿を支える13人と思いきや、北条一族が上手に坂東武者の頂点を極めるため、謀略を張り巡らして邪魔になるものを追いやったと云うことか。

 暗殺された義時の兄・宗時は、源氏の嫡流・頼朝をウマく使って平氏を追いやって、坂東武者が武家社会の頂を目指し、その頂点に北条が居る時代を夢見ていた。
 その意思を受け継いだ義時が、徐々に非情になりながら目的を達成するということ。
 
 これまで、この時代は鎌倉三代、その後は北条氏の天下くらいにしか思っていなかった。
 脚本家の手によって、ここまで複雑で人間関係が面白く描かれると、なるほどと妙に納得しながら見入ってしまう。
 正にペン先一つで、ここまで魅力的な時代であったのかと、感心させられながら引き込まれている。
 
 さすがである・・・三谷ワールド。
 
 権力を担う執権の座では、父・時政にとって荷が重すぎると義時は思っていた。
 何とか執権の座を降りてもらいたいが、時政は居心地のいい権力の座を手放せなくなっている。
 そこへ義母のりくが鎌倉殿の首のすげ替えを目論み、時政に実行させようとしていた。
 これを好機捉えた義時は、父と云えども一つの謀反として衆目が一致する中で執権の座を召し上げることを実行に移した。

 ドラマの中で悪女の義母が、時政を傀儡しているから義母といえども暗殺してしまおうと考え、アサシンのトウを使うが・・・。

 終盤、文民派との協議の結果、父・時政の命は取られないで、伊豆へ配流となった。
 その後、義時が父のあとを継いで鎌倉幕府を支えることになり、150年も続く鎌倉時代の華麗なる北条一族の礎を築くのだろう。
 次週も楽しみ。(夫)



記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



映画「ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード」(2021)

2022-09-28 21:51:12 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 面白いそうなタイトルに引かれレンタルのこの映画、アクションコメディに分類されるものだった。
 「ヒットマンズ・ボディガード」(2017)の続編らしい。
 殺し屋・ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)を警護するボディガード・マイケル(ライアン・レイノルズ)との設定、奇妙な話である。
 明らかにコメディの匂いがプンプン。

 続編の今作は、ヒットマンズとボディガードの狭間にヒットマンの妻・ソニア(サルマ・ハエック)が介在する抱腹絶倒の映画になっている。
 マフィアに捕まったソニアの夫・ダリウスを救出するため、ボディガードのマイケルを引っ張り込む。
 ちなみにダリウスは、ソニアに電話でマイケル以外のボディガードを雇って、救出に来てくれとのことだった。
 ところが、ソニアがマイケルと共に救出に来るよう言ったと勘違いしていた。

 これにより、3人の珍道中記がスタートする。
 それでもマイケルとソニアは、マフィアのアジトに潜入し銃撃戦の末、無事ソニアの夫・ダリウスを救出。

 その後、インターポールなども絡みながら、ひょんなことからこの3人はサイバーテロから世界を救う役目を負わされてしまう。
 サイバーテロを狙っている組織のボス・アリストテレスにアントンニオ・バンデラスが出演。
 モーガン・フリーマンも登場するなど、興味深い内容になっている。
 
 とに角、どこかおかしな映画、さすがアクションコメディ。(夫)

[追 記]~解説~
「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズと「アベンジャーズ」シリーズのサミュエル・L・ジャクソンが共演し、ひょんなことから殺し屋を護衛する羽目になったボディガードの奮闘を描いた2017年の映画「ヒットマンズ・ボディガード」の続編。以前とあるミッションでコンビを組んだボディガードのマイケルと殺し屋のダリウス。数年後、ダリウスの妻ソニアはマフィアに捕まった夫を救出するため、休暇中のマイケルを無理やり駆り出す。ダリウスの救出には成功したものの、彼らはなぜか謎のサイバーテロから世界を救う役目を負わされてしまう。新婚旅行気分のダリウスとソニアに対し、心身ともにボロボロのマイケルだったが……。ダリウスの妻ソニアを前作に続いてサルマ・ハエックが演じ、アントニオ・バンデラス、モーガン・フリーマンが共演。前作に続き、「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」のパトリック・ヒューズが監督を務めた。
(映画com抜粋)


下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



映画「燃えよ剣」(2021)

2022-09-21 21:24:12 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 昔、むかし、「燃えよ剣」のドラマや映画で土方歳三を演じた栗塚旭さんが時代を席巻していた。
 当たり役だった。
 原作は司馬遼太郎さん、あまりにも有名な物語。
 土方歳三の生涯が描かれている。

 先般の民放のテレビ番組で岡田准一さんが出ており、武道やジークンドー、アクションなどの話をしていた。
 そして、映画「燃えよ剣」の土方歳三役の話、芹沢鴨役の伊藤英明さんとの立ち回りの話。
 そのような話を聞いているうちにこの映画を観たくなった。
 昨日午後、レンタルショップに並んでおり早速レンタルしゆっくりと観賞。
 
 全編148分のドラマになっていた。
 ただ中身の濃い物語なので、この時間内に収めるには時間が短すぎる。
 そのためか、展開も早くちょっと分かりづらいところもあった。
 その点は、二度見すれば理解できる。

 キャストには、若い役者さんも多数出演して、なかなか素晴らしい映画になっていた。
 土方歳三が函館の地で、自らの生涯を回顧する形で進行。
 
 人斬り以蔵こと、岡田以蔵(村上虹郎)と土方歳三との立ち回りも良かった。
 芹沢鴨暗殺、池田屋事件、函館五稜郭最後の戦い、土方歳三の最期など見どころもタップリ。

 何といっても岡田准一さんの殺陣、キレのあるアクション・・・いいね。
 雪(柴咲コウ)との淡い恋も・・・。
 いい出来栄えの映画だった。

 久しぶりに映画の時代劇、幕末ものだけど、挿入歌と共にGood。(夫)

[追 記]~解説~
 新選組副長・土方歳三の生涯を描き、過去に映画化、ドラマ化もされてきた司馬遼太郎の歴史小説を、「関ヶ原」の原田眞人監督&岡田准一主演の再タッグで新たに映画化。江戸時代末期。黒船の来航により、外国から日本を守るため幕府の権力を回復させようとする佐幕派と、天皇を中心にした新政権を目指す討幕派の対立が深まりつつあった。武州多摩の農家に生まれた土方歳三は「武士になりたい」という思いで、近藤勇、沖田総司ら同志とともに京都へ向かう。芹沢鴨を局長に、徳川幕府の後ろ盾で新選組を結成し、土方は「鬼の副長」と恐れられながら、討幕派の制圧のため京都の町で活躍を見せるが……。
 土方歳三役の岡田のほか、土方と生涯愛を貫くお雪役を柴咲コウ、近藤勇役を鈴木亮平、沖田総司役を山田涼介、芹沢鴨役を伊藤英明がそれぞれ演じる。
(映画com抜粋)



下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



映画「アンビュランス」(2022)

2022-09-14 23:31:23 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 ノンストップアクションの映画「アンビュランス」。
 TSUTAYAのアプリをダウンロード、8月にレンタル開始となっていた同名映画。
 あらすじなど観て一度レンタルしたいとずーっと思っていた。
 昨日午後やっとレンタル。
 主演はジェイク・ギレンホール、この役者さんの映画を以前観ており、個性的な風貌で中々渋い演技の役者さんと思っていた。
 そのようなこともあって、是非にも観たいと・・・。

 退役したウィル(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2)は、妻の病を治すため役所に費用支援のため電話するも、たらいまわしで何度も空回りとなっていた。
 多額の治療費工面のため血のつながらない兄・ダニー(ジェイク・ギレンホール)に相談。
 何と悪事に手を染めているダニーは、3200万円ドル(約36億円)もの大金を強奪する銀行強盗を持ちかける。
 兄の頼みに頷き、兄の仲間と共に銀行強盗を実行。
 誰も傷つけずまんまとせしめる計画だったが、何と若い警察官が口座を開きたいと銀行にやって来る。
 そこらあたりから、銀行強盗に狂いが生じはじめる。

 若い警察官の相棒が、銀行の外で待っている時、ダニーとウィルらの銀行強盗を察知し応援要請。
 警察官、警察車両などが大挙押し掛ける。
 ここらあたりから、ノンストップの銃撃戦やアクションがさく裂。
 仲間らが次々と射殺される中、ダニーとウィルは大金のバッグを背に若い警察官を人質に逃げ惑う。
 そのうちウィルが若い警察官を撃ってしまった。
 
 二人が逃げ惑ううちに駐車場へ入って来た救急車を強奪し、ロサンゼルス中を猛スピードで爆走。
 ところが、救急車にはウィルに撃たれたあの警察官が、救命士キャム(エイザ・ゴンザレス)と共に乗っていた。
 その二人を乗せて、車内で治療をしながら莫大な量の警察車両に追われながら、ロサンゼルス中を逃げ惑う。
 パトカー、ヘリコプターに追われ、延々と逃げ回る救急車。
 逃げながら、ダニーは古い父の仲間だった組織に応援を頼むなど、警察の追っ手を交わそうと様々な策を講ずる。
 なるほど、面白い作品になっていた。

 また、警察官を救うため、救命士キャムはダニーらの手を借りながら救命措置、さらに弾を摘出するための手術まで・・・。

 ただ、逃げ惑うだけの救急車では飽きるから、車内でいろいろとやってくれる。
 ダニーとウィルの喧嘩も入り混じって。
 最後まで、どのような結末になるものか。
 見逃せないノンストップアクションだった。(夫)

[追 記]~解説~
 「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ監督がジェイク・ギレンホールを主演に迎え、強盗を働いた元軍人の主人公が、瀕死の警官を乗せた救急車で逃走劇を繰り広げる姿を描いたノンストップアクション。アフガニスタンからの帰還兵ウィルは、出産直後の妻が病に侵され、その治療には莫大な費用がかかるが保険金も降りず、役所に問い合わせてもたらい回しにされるだけだった。なんとかして妻の治療費を工面しようと、血のつながらない兄のダニーに助けを求めるウィル。犯罪に手を染めるダニーが提案したのは、3200万円ドル(約36億円)もの大金を強奪する銀行強盗だった。計画通りならば、誰も傷つけることなく大金だけを手にするはずだったが、狂いが生じて2人は警察に追われる事態に。やむを得ず逃走用に救急車に乗り込んだ2人だったが、その救急車はウィルに撃たれて瀕死となった警官を乗せていた。乗り合わせた救命士キャムも巻き込み、ダニーとウィルはロサンゼルス中を猛スピードで爆走することになる。ダニー役をギレンホールが演じるほか、ウィル役を「マトリックス レザレクションズ」のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、キャム役を「パーフェクト・ケア」のエイザ・ゴンザレスがそれぞれ演じる。2005年製作のデンマーク映画「25ミニッツ」のリメイク。
(映画com抜粋)


下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



映画「シティーハンター」(2019)

2022-09-08 19:55:19 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 先日レンタル作品の1本、フランス映画。
 パッケージを見て、ちょっと面白そうと思い手に取った。
 この映画の知識もなくレンタルしており、見終えていろいろと調べると原作は日本の漫画であるとか。
 フランスでは、日本のアニメが大人気らしい。
 当然ながら、「シティーハンター」も人気らしく、その実写版の映画なのでかなりのヒット作品とか。
 
 早速その作品を見ると、日本語吹き替えになっており、超快速の早送りで映画を終えてオリジナル音声・日本語字幕に設定して最初から見始めた。
 
 冒頭、ある男性の手術場面。
 スッポンポンになった男性、全身麻酔になっている。
 その男性の名前はモッコーリ・・・意味深。
 そこに主人公・リョウと元傭兵・海坊主が、鞄に入っている特殊な香水(香水をつけた人の匂いを最初に嗅いだ者はつけた人に生涯惚れる秘薬、48時間以内に解毒しないと永遠い治らない)を巡って格闘しながら、手術室へ雪崩れ込む。
 
 抱腹絶倒の格闘シーン。
 スッポンポンのモッコーリを演じている役者さん、よくやってくれた。
 吹き出しそうになるから・・・。
 
 その後、数時間前に物語は戻るから、リョウと海坊主の格闘シーンが理解できる。
 ボディーガードや探偵の仕事を生業にしている主人公・リョウ。
 相棒であり、お互いが意識し合っているカオリ、リョウの仕事を取って来る役どころ、全編抱腹絶倒のアクションコメディを二人が盛り上げる。
 
 香水を巡って、奇妙な男二人が絡みながら、悪玉の組織のボス、密かにボスを始末したい男・・・。
 
 リョウを演じたフィリップ・ラショー、カオリを演じたエロディ・フォンタンなど、原作本に雰囲気が似ているのではないだろうか。
 そのようなことを思いながら見入った。
 久々に楽しい映画だった。
 先日帰省した娘もこの映画は観たと云っていた。

 なるほど、人気作品なのだね。(夫)


下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます





映画「2バッド・コップス」(2021)

2022-09-01 21:57:25 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 先日レンタルのDVD「2バッド・コップス」、この映画はアイスランド製作とのことだった。
 まてよ、アイスランドとはどこにある国だったかな・・・。
 台詞も英語ではないから、どこにあるのかネットで調べて納得。
 そのようなこともしながら、この映画を観終えた。
 
 バッド・コップだったから、悪徳刑事の物語かなと思いつつ観ていた。
 ところが、そうではなかったが、違った意味の「2バッド・コップス」。
 二人には、人に言えない秘密があった。

 管轄違いの二人の刑事。
 当初、いがみ合っていたが、奇妙な銀行強盗団を追う事件をきっかけに革ジャンの刑事、スーツで決めているマッチョの刑事がコンビを組むこととなった。
 
 銀行を襲っても現金をとることもなく、何も盗らない不思議な強盗団。
 物語が展開するにつれて、徐々に真実が明らかになってくる。
 
 クライマックスは、サッカースタジアムにおける爆破予告、何も盗らなかった銀行強盗団であったが、コンピュータウイルスを駆使して実は金塊を狙っていた。
 型破りの革ジャンの刑事、スーツで決めているマッチョの刑事、この難問を無事解決できるか。
 
 警察の総力を挙げて爆発物を見つけて、うまく爆発物の処理回収ができるか。

 ところで、人に言えない秘密とは、二人が“ゲイ”だった、気持ち悪い行為。
 いささか疲れるけど、それ以外の部分のクライム・アクションは面白く見入ってしまった。(夫)


下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



アサシン・善児死す

2022-08-30 20:46:10 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 毎週楽しく拝見している三谷ワールド、「鎌倉殿の13人」。
 28日(日)では、修善寺に幽閉されている源頼家(金子大地)が、復権を目論んで策を巡らそうと密かに動いていた。
 一方、3代将軍となった源実朝(嶺岸煌桜)の後見人として、北条時政(坂東彌十郎)が執権別当に就任。
 そうなると、頼家が動いてくれると鎌倉殿が二人になることから、時政、義時(小栗旬)らは、頼家を密かに亡き者に・・・と、策謀。
 
 ここで、裏の汚いことを一手に引き受けるうってつけの男、善児(梶原善)に暗殺の命を下す。
 善児の留守宅にて、義時は無き兄・宗時(片岡愛之助)の遺品を見つけることで、兄は善児に殺められたと察する。
 
 ところが、北条が坂東武者の筆頭に君臨するためには、謀略もいとわなくなっている義時に善児は、必要不可欠な人物であることから黙認する。
 義時も権力の座の魔力に侵され、昔の純粋な心根では生き抜けないと悟って来ている。
 あの時代を生き抜くには、当然と云えば、当然のこと。

 ある夜、善児とトウ(山本千尋)は、頼家らが観覧する猿楽の舞台へ紛れ込み、頼家を殺めようとしていた。
 善児はあと一息で頼家を殺めようとしたところ、一幡の名前の書かれたものを見た途端、思いもよらず可愛がってしまった一幡のことが去来し、頼家に逆襲され深手を負ってしまう。
 
 そこへトウがやって来て、頼家を殺める。
 梶原善さんが当初から、不気味なアサシンを演じてきたが、年甲斐もなく善事をなしたことで最後はそれが命取りになってしまう。
 無口で淡々と仕事をしてのけてきた梶原善さん演じる善児も最期の時がきた。

 ドラマの終盤、何とトウが「ずっとこの時を待っていた、父の仇思い知れ、母の仇・・・」と、善児は一幡の墓所の前で止めを刺された。
 おい、おい、トウとは何者か。
 山本千尋さん、トウを素敵に演じている。

 次週以降の展開も興味津々となって、三谷ワールドの世界に飲み込まれてしまった。
 
 「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」とは、長谷川平蔵に云わしめた池波小説の一遍。
 まさに善児の晩年がそうであったから、このフレーズを想い出した。(夫)

下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



(NHK公式HP抜粋)

北条一族VS比企一族・・・

2022-08-16 20:50:20 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、毎週楽しく見ている。
 頼朝の死後、二代将軍頼家を立てて鎌倉幕府を安定化させるため、13人の御家人が選出された。
 ところが、向こう意気の強い頼家は、その13人体制が気に入らない。
 そこに目を付けた比企能員は、北条一族を遠ざけて自らが隙あらば権力の座につこうと画策するようになる。
 梶原景時を筆頭に13人が徐々に失脚させられることになった。
 
 そのような折り、頼家が病で倒れてしまった。
 意識不明になると同時に三代目の跡継ぎ騒動がはじまった。
 比企の孫にもあたる頼家の長男・一幡を三代目にと画策。
 一方、北条は頼家の弟の千幡をと考えていた。
 
 その後、ついに北条と比企の権力闘争へと動く。
 義時がいろいろと策を巡らし、比企能員を追討する名目を得て御家人と共に比企能員をはじめ、その一族郎党を攻め滅ぼす。
 善児とトウのアサシンが登場。

 戦とは無縁とか云っていたやる気のなかった義時。
 頼朝と共に行動してきた義時、三浦義村はかつて頼朝に似てきたと言わしめていた。
 その義時が、徐々に変貌していく様が描かれている。
 若いころ兄・宗時が云っていた言葉が蘇るシーンも描かれていたが、いかにして坂東武者の頂点へ北条一族を引き上げたのか、これからの見どころであろう。
 
 タイトルの鎌倉殿の13人、物語の完結へと大きな時代のうねりと共に三谷ワールドが佳境に入って来ている。
 これからさらに興味深いシーンが次々と描かれることであろう。
 楽しみにしたい。(夫)


下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます




映画「マークスマン」(2021)

2022-07-28 21:08:30 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 先日見入った映画「クライ・マッチョ」は、名優クリント・イーストウッド監督主演作、そこに少年と二人旅が描かれていた。
 老齢の男と10代前半の少年の物語。
 
 今回の映画「マークスマン」は、リーアム・ニーソン主演作であるが、こちらも老齢の男と10代前半の少年の危険と隣り合わせの旅の物語。
 どちらの映画も2021年製作とのこと。
 
 TUTAYAのレンタルショップに最新作として、双方が並んでいた。

 双方とも老齢の男が、少年の親から頼まれて幾多の困難を超えながら、頼まれごとを成し遂げる物語。
 どちらも身の危険を顧みず、依頼されたことを遂行する。

 もっとも、「マークスマン」の方は、麻薬カルテルがらみのとても危険で、命に係わる内容である。
 派手なアクションも健在。
 
 元海兵隊の狙撃兵のジム・ハンソン(リーアム・ニーソン)は、妻に先立たれメキシコ国境に近い町で牧場を経営している。
 その牧場経営もいつ倒れるか分からない厳しい日々だった。

 ある日国境を越えてやって来たメキシコ人母子、麻薬カルテルの魔の手から逃れようとしていた。
 麻薬カルテルの男たちが、国境沿いから母子に銃弾を浴びせる。
 ジム・ハンソンがその母子を助けようと、麻薬カルテルの男たちと交戦。
 一人を射殺・・・。
 
 ところが、母親が銃弾を浴びてしまった瀕死の中、少年ミゲルをシカゴ迄送ってほしいと懇願。
 やむを得ず引き受けたことで、シカゴまでの危険な長い旅が始まる。
 ジム・ハンソンの愛犬が、二人の仲を取り持つシーンに感動。
 ただ、その愛犬が不幸なことにも・・・。

 国境を不法に超えてきた麻薬カルテルの4人の男たち、執拗に二人を追い派手なカーアクション、銃撃戦なども待ち受ける。
 様々な危険を交わしながら、ジム・ハンソンはとんでもないことを引き受けたと葛藤もしながらの二人旅となった。

 映画「クライ・マッチョ」のクリント・イーストウッド、映画「マークスマン」のリーアム・ニーソン共に元気な姿が活写される。
 ただ、往年の身体のキレはないけど、普通の人にはできないものであり、観ていてもついつい応援してしまうから不思議である。

 筋立ては異なるものの奇しくも老齢の男と10代前半の少年二人の物語。
 最後まで見入ってしまった。
 Good!!

 ところで、余談ながらTUTAYAカードの更新について、アプリをダウンロードしてスマホで更新。
 レンタルショップにて、更新が出来ているかチェックしてもらうとバッチリだったらしい。
 その時、店員の方が若い人でもウマく更新できなくて、こちらに相談されるけど、凄いですね・・・などとおだてられた。
 アプリで自ら更新すると更新手数料が無料とのこと。(夫)

[追 記]~解説~
 リーアム・ニーソン主演で、元海兵隊の狙撃兵とメキシコ人少年、彼らを追う麻薬カルテルの攻防を描いたアクション。かつては海兵隊の狙撃兵だったジム・ハンソンは、妻に先立たれ、いまはメキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らしていた。ある日、メキシコの麻薬カルテルの魔の手から逃れようと、国境を越えてきたメキシコ人親子の母親が追手の銃弾に倒れる。息を引き取る直前の母親に11歳の息子ミゲルをシカゴに住む親類のもとに送り届けてほしいと託されたジムは、仕方なくこれを引き受ける。
 シカゴへ向けて旅立つ2人を、アメリカに不法侵入したカルテルが執拗に追撃する。監督はクリント・イーストウッド主演の「人生の特等席」で監督デビューを果たしたロバート・ローレンツ。
(映画com抜粋)

(映画com抜粋)

下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



映画「クライ・マッチョ」(2021)

2022-07-26 22:16:45 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 先日の悪天候の中、TUTAYAカード更新を兼ねてレンタルへ。
 もっとも、更新はアプリダウンロードで自分で行うと無料とのこと、この日は更新を見合わせた。

 ちょっと、いい映画をレンタル。
 御年92歳のクリント・イーストウッドが、90歳の時監督主演の標記の映画である。
 DVDのパケージにカーボーイハットの似合うクリント・イーストウッドの横顔が、アップで載っており即座に手に取った。
 
 あらすじを見るといい感じのヒューマンドラマになっている。
 そのほか、3本をレンタルして帰宅。
 昨日の午後、やっと観ることができた。
 
 内容はさほど凝ったものではないが、琴線に触れる物語の展開になっており、各シーンが展開するごとに魅せられてしまった。
 
 昔、ロデオのスターとして一世を風靡したマイク・マイロ(クリント・イーストウッド)、落馬事故などで一線を退き、老いた今は家族も離散し競走馬の種付けで細々と生計を立てていた。
 ある時、元の雇い主からメキシコにいる息子をテキサス迄連れ帰ってくれるよう頼まれる。
 小さなときに別れた息子・ラファ(エドゥアルド・ミネット)は、今では13歳の少年になっていると・・・。
 苦しい時助けられた恩義もあるから、その仕事を引き受けたマイクは単身メキシコへ。
 
 元の雇い主の別れた妻のもとへ、ラファを訪ねにマイクが行くと、そこには息子が居なかった。
 闘鶏場に出入りしているとか、「マッチョ」と云う雄鶏を抱えた少年・ラファとマイクが出会う。
 その出会いは、警察の手入れなどのあった最中でもあった。

 ここから、テキサスを目指すマイクとラファの旅路がはじまった。
 困惑するような出来事、思いもよらない人との出会い、それは心温まるものだった。
 愛情知らない、人を信用しない不良っぽい少年・ラファ。
 その心の隙間をマイクや出会った人々が埋めてくれる。
 
 雄鶏のマッチョ、思いもよらない活躍もしてくれる。
 老人と少年の心温まる物語が展開。
 往年の大スター、クリント・イーストウッドがとても元気に主演、ただ歩く姿や立ち居振る舞いは、老人独特の姿勢になっている。
 あれ程の大スターも、寄る年波には勝てないのだろうと、ついついそのように思いつつ見入ってしまった。
 
 でも、90歳でこの演技・・・。
 それはさすがに凄いことである。
 子役の少年を演じたエドゥアルド・ミネット、凄い演技を次々とやっているからステキでもある。
 特に乗馬スタイルが素晴らしい。
 
 30年ぶりに騎乗したとのクリント・イーストウッドも、勿論凄いことでもある。
 人間の性も描かれたとてもいい映画に仕上がっていた。
 さすがだね。(夫)

[追 記]~解説~
 「許されざる者」「ミスティック・リバー」「アメリカン・スナイパー」など数々の名作を生み出してきたクリント・イーストウッドが監督・製作・主演を務め、落ちぶれた元ロデオスターの男が、親の愛を知らない少年とともにメキシコを旅する中で「本当の強さ」の新たな価値観に目覚めていく姿を描いたヒューマンドラマ。1975年に発刊されたN・リチャード・ナッシュによる小説を映画化した。かつて数々の賞を獲得し、ロデオ界のスターとして一世を風靡したマイク・マイロだったが、落馬事故をきっかけに落ちぶれていき、家族も離散。
 いまは競走馬の種付けで細々とひとり、暮らしていた。そんなある日、マイクは元の雇い主からメキシコにいる彼の息子ラフォを誘拐して連れてくるよう依頼される。親の愛を知らない生意気な不良少年のラフォを連れてメキシコからアメリカ国境を目指すことになったマイクだったが、その旅路には予想外の困難や出会いが待ち受けていた。
(映画com抜粋)


下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



映画「猟奇的な彼女」(2001)

2022-07-12 22:01:40 | レビュー
[ポチッとお願いします]

 昨日午後のこと、暇に任せて「ザ・シネマ」にチャンネルを合わせていた。
 ほとんど見ない韓国映画、この日は不思議とそのままこの映画を観てしまった。
 何とも滑稽なと思いつつ観ていると、我儘な“彼女”と大学生のキョヌは、出会うこととなった。
 泥酔した“彼女”との出会い。
 可愛い顔の“彼女”だった。
 交際を始めるようになったキョヌ。
 可愛い顔の“彼女”、美しい顔の“彼女”からは、想像もつかない言葉や要求が次々と出て来る。
 
 付き合ううちに過去、未来の話も・・・。
 タイムマシーンで行ってみたいとか、突拍子もないことも云ってくる。
 でも、このことは、物語の後段で理解できるようにもなる。
 
 裕福な家の娘だった。
 家に呼ばれた時の“彼女”の父親、酒を飲みながら話すが、酒に弱いのかすぐにテーブルに頭を打って寝込んでしまう。
 ただ、厳しい一言も・・・娘と付き合うなと。
 
 親の反対を押し切って、“彼女”はキョヌと付き合うが、どこかしっくりこないところもある。
 心ここにあらずの雰囲気の時も、最後の一歩が踏み出せない“彼女”。
 心根は優しい“彼女”だけど。
 
 友達関係で付き合っていたある時、“彼女”が見合いをすることになった。
 その見合いの席にキョヌを呼んでいるから・・・妙なことに。
 
 お見合い相手よりも、キョヌの素晴らしいところが分かった“彼女”。
 その後、思いもよらない約束をさせられることになったキョヌ。
 
 エンディングに近いころ、“彼女”の悩み事や本心が解き明かされる。
 すれ違いをする二人。
 最後の、最後に想像もつかないハッピーエンドがやって来る。
 
 と、その前に二度と会えなくなったキョヌ、何十年後の風貌と勘違いさせられる演出もある。
 さらにすれ違いで会えない二人、何十年後の“彼女”と勘違いさせられる演出のシーン。
 コメディータッチのラブストーリー。
 最後まで、笑いながら、心配しながら、想像もつかない展開に面食らいながらも見入ってしまった。
 遥か昔、昔、昔の青春時代を思い起こしながら、見入ってしまった。
 高齢者でも楽しめるラブストーリー、コメディータッチの心憎い物語だった。(夫)

[追 記]~あらすじ~
 大学生のキョヌは、地下鉄で泥酔していた“彼女”を見つけて介抱することに。これがきっかけとなって2人は交際を始めるが、彼女は美しいルックスからは想像もつかない、凶暴な性格だった!しかしキョヌは、彼女が過去の恋愛の経験から今のような性格になってしまったものの、本当は優しいことを知り、振り回されながらも楽しい日々を送っていた。だが彼女がお見合いをしたことから、2人の関係は変化しはじめる。

(ザ・シネマ 抜粋)

下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



BS時代劇「善人長屋」

2022-07-11 21:36:21 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 『表は善人、裏は悪人、2つの稼業を持つ“善人長屋”のメンバーたちが、ある時は困った庶民を助けるため、ある時は仲間のピンチを救うため、裏稼業のすご腕を活かしながら、さらなる巨悪や人の悪意に対じしていく!
 人情、コメディー、スリル、サスペンス・・・エンターテインメントのすべてが詰まった群像劇がここに始まる!』

 8日(金)午後8時からNHKBSプレミアムで始った時代劇「善人長屋」、何とも飄々として物語が展開するから、テンポもよく実に面白い。
 
 「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」とは、大好きな池波小説の“鬼平犯科帳”の主人公・長谷川平蔵の口を通して、人間の有り様を池波正太郎さんが書き込んでいる。

 今回のBS時代劇は、まさにそれであるから楽しめるのかも知れない。
 つまり、人間の心理を突いていると思う。
 その世界に真っ正直な男・加助(溝端淳平)が登場するから、物語がややこしくなりながらも、物語そのものに深みが出るのであろう。
 そして、今後のドラマ展開がいかようになるものか、気がかりになりながらも時間を忘れて見入ってしまう・・・。

 きっと、それぞれの役割を演じている役者陣の皆さん、恐らく楽しくて仕方ないかも知れない。
 いや、きっと楽しいことであろう。
 善人長屋の差配の儀右衛門を演じる吉田鋼太郎さん、その役どころをとても気に入って楽しく演じておられるように見えた。
 最高だね・・・と。
 
 全8話、裏家業を持っている一癖も二癖もありそうな長屋の住人。
 演じる役者さん、それぞれ目が輝いている。
 そして、毎回多彩なゲストが出演とか。

 毎週楽しみな時間がやって来る。
 これはいいね。(夫)



下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます



アサシン・・・善児

2022-06-20 21:32:30 | レビュー

[ポチッとお願いします]

 毎週見ている「鎌倉殿の13人」、権力の座を守るため、頼朝(大泉洋)は、懐疑心、疑心暗鬼などに苛まれる日々を送るようになっている。
 平家討伐後、権力を握ったものの精神構造が描かれている。
 古今東西いずれにあっても人間の世界、自らの権力を誇示し頂点を極め続けるため、懐疑心、疑心暗鬼がまん延するのであろう。
 正に昔も今も、変わらないことは歴史が証明している。

 源氏の統領として坂東武者を束ね、一大勢力である武士社会を構築するため、トップの座を盤石にするためには、いささかの油断もできない。
 僅かなほころびから、組織が壊滅することもあるから、危険な分子は排斥しなければならないのであろう。
 例えそれが身内の者であっても、容赦なく処断する必要があるのだろう。

 先週の曽我兄弟の仇討ち騒動に端を発した頼朝死去か、否かの話。
 事実が判明する前に浮足立った範頼(迫田孝也)らは、頼朝に替わってトップの座に就くべく画策をしてしまった。
 
 鎌倉に無事に帰還した頼朝たち、範頼の行為に激怒し寺に幽閉する。
 ところが、猜疑心の塊の頼朝は、範頼を殺害させる。
 梶原景時(中村獅童)に手を下すよう命じた。

 そのため、善児(梶原善)が登場。
 淡々と仕事をしてのける。
 範頼を刺殺した武器、そこに付いている血のりを自らの頬に刷り込む姿。
 冷酷無比のアサシン。
 その善児を梶原善さんが、無口で顔色一つ変えない演技。
 そこには、怖さが存分に表現されている。
 ハマり役になりそう・・・。
 ネットで話題になっているであろう。
 次回以降には、いかなる展開が待っているのか。

 ところで、昨日の競馬函館メイン迄何とかやっていた。
 ブログ掲載の阪神メインと東京メイン、軸馬がどこかに行ってしまって完敗。
 さらに3場の最終レースが全て不的中で回収率68%余。
 土日トータルの回収率420%余だったから、安堵できたけど。
 その倍くらいの回収率を目論んでいただけに・・・残念。
 欲に目がくらむと・・・いけまへん。(夫)

下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます