さすがは、ディープインパクト産駒。同産駒の初年度で、早くもG1を2勝するとは・・・・クラシック戦線の桜花賞・マルセリーナと今回の安田記念・リアルインパクトの2頭
レースの方は、好天に恵まれた東京競馬場のマイル戦「第61回安田記念」がスタートを迎えた。
紅一点の女傑・アパパネが最初にゲート入りし、その後奇数馬番の各馬から順次ゲートに入っていった・・・・各馬がスタートを待っている。
「さっ、全18頭おさまりました。スタートしました」
「おっと、ダノンヨーヨーが行き脚がつきません。後方からです」
「先行争いは、内の方からシルポートです。やはりシルポートがハナを主張しました」
「リアルインパクトが2番手に、外目からジョーカプチーノがこの2頭に並びかけています」
と、実況アナウンサーの声・・・・。
おい、おい、“スタート五分でお願い”と当日のブログに記載していた“ダノンヨーヨー”が、出遅れてしまった。
結局、イチオシのダノンヨーヨーは、この出遅れが響き最後の詰めに後れをとってしまう
レースの方は、アパパネが好位の内から追走、ストロングリターンは中団からやや後方を追走していた。
最後の直線では、逃げるシルポートを古馬と4キロ差の3歳馬・リアルインパクトが交わしにかかった。
アパパネは、一瞬伸びようとするがいつものような力を発揮することができない。
内側から追い上げてきた2番手推奨のストロングリターンの石橋脩騎手、前が開かないでもどかしそうであったが残り200mあたりで前が開いた・・・・・よっしゃー、先頭に踊り出たリアルインパクトを懸命に追った。
大外から、後方待機のスマイルジャックがすっ飛んで来る。最内では、前日3400勝達成の武豊騎手が騎乗したクレバートウショウが、内ラチ沿いの狭いところから一気に上がってきた。
先頭でゴールを駆け抜けたのは、ディープインパクト産駒のリアルインパクト、勝ちタイム1分32秒0・・・・地方競馬・大井の戸崎圭太騎手のガッツポーズ。
3F(ハロン)33秒8の末脚を駆使したストロングリターンは、クビ差届かずの2着、3着にスマイルジャック、4着にクレバートウショウ・・・・。
パドックで一番デキがよさそうに見えたストロングリターンとクレバートウショウのウマレンとワイドを追加購入していた当方、内の厳しいところから詰めてきたクレバートウショウを見て・・・・残念。
3着馬にクビ差迫ったところがゴールだった。
「リアルインパクト、スマイルジャック、ストロングリターン、広がった態勢は、ストロングリターン、ストロングリターン、リアルインパクト」
「並んでゴールイン、リアルインパクト残したか」
何と、なんと、史上初の3歳馬の勝利となった・・・・安田記念
斤量最大4キロ差の3歳馬、それも偉大なる父・ディープインパクトの仔リアルインパクト、全てがうまくいったレース展開。
斤量1キロ減は、ほぼ1馬身の0秒2差とのこと。となると4馬身で0秒8差の恩恵となるが、1996年から3歳馬が出走可能となった同レース、今まで5頭が出走し3着が最高着順であったらしい。
その斤量差をものの見事に生かしたのは、父・ディープインパクトの血と鞍上の好判断であったと思う。
なお、1番人気のアパパネは、やはり前走のブエナビスタとの叩き合いのヴィクトリアマイルにおける目に見えない疲れが敗因の一つであったらしい。
ダノンヨーヨーは出遅れが響き、折り合いに欠けて最後の末脚も平凡となっていたことが敗因だろう。
(夫)
[追 記]
3歳馬の同レース制覇は史上初。
1勝馬の古馬G1優勝は初。
同一厩舎のG1ワンツーは6例目。
地方競馬騎手のJRAG1制覇は4例目。
ディープインパクト産駒の牡馬のG1制覇は初。

参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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レースの方は、好天に恵まれた東京競馬場のマイル戦「第61回安田記念」がスタートを迎えた。
紅一点の女傑・アパパネが最初にゲート入りし、その後奇数馬番の各馬から順次ゲートに入っていった・・・・各馬がスタートを待っている。
「さっ、全18頭おさまりました。スタートしました」
「おっと、ダノンヨーヨーが行き脚がつきません。後方からです」
「先行争いは、内の方からシルポートです。やはりシルポートがハナを主張しました」
「リアルインパクトが2番手に、外目からジョーカプチーノがこの2頭に並びかけています」
と、実況アナウンサーの声・・・・。

おい、おい、“スタート五分でお願い”と当日のブログに記載していた“ダノンヨーヨー”が、出遅れてしまった。
結局、イチオシのダノンヨーヨーは、この出遅れが響き最後の詰めに後れをとってしまう

レースの方は、アパパネが好位の内から追走、ストロングリターンは中団からやや後方を追走していた。
最後の直線では、逃げるシルポートを古馬と4キロ差の3歳馬・リアルインパクトが交わしにかかった。
アパパネは、一瞬伸びようとするがいつものような力を発揮することができない。

内側から追い上げてきた2番手推奨のストロングリターンの石橋脩騎手、前が開かないでもどかしそうであったが残り200mあたりで前が開いた・・・・・よっしゃー、先頭に踊り出たリアルインパクトを懸命に追った。

大外から、後方待機のスマイルジャックがすっ飛んで来る。最内では、前日3400勝達成の武豊騎手が騎乗したクレバートウショウが、内ラチ沿いの狭いところから一気に上がってきた。
先頭でゴールを駆け抜けたのは、ディープインパクト産駒のリアルインパクト、勝ちタイム1分32秒0・・・・地方競馬・大井の戸崎圭太騎手のガッツポーズ。
3F(ハロン)33秒8の末脚を駆使したストロングリターンは、クビ差届かずの2着、3着にスマイルジャック、4着にクレバートウショウ・・・・。
パドックで一番デキがよさそうに見えたストロングリターンとクレバートウショウのウマレンとワイドを追加購入していた当方、内の厳しいところから詰めてきたクレバートウショウを見て・・・・残念。
3着馬にクビ差迫ったところがゴールだった。

「リアルインパクト、スマイルジャック、ストロングリターン、広がった態勢は、ストロングリターン、ストロングリターン、リアルインパクト」
「並んでゴールイン、リアルインパクト残したか」
何と、なんと、史上初の3歳馬の勝利となった・・・・安田記念

斤量最大4キロ差の3歳馬、それも偉大なる父・ディープインパクトの仔リアルインパクト、全てがうまくいったレース展開。
斤量1キロ減は、ほぼ1馬身の0秒2差とのこと。となると4馬身で0秒8差の恩恵となるが、1996年から3歳馬が出走可能となった同レース、今まで5頭が出走し3着が最高着順であったらしい。
その斤量差をものの見事に生かしたのは、父・ディープインパクトの血と鞍上の好判断であったと思う。
なお、1番人気のアパパネは、やはり前走のブエナビスタとの叩き合いのヴィクトリアマイルにおける目に見えない疲れが敗因の一つであったらしい。
ダノンヨーヨーは出遅れが響き、折り合いに欠けて最後の末脚も平凡となっていたことが敗因だろう。

[追 記]
3歳馬の同レース制覇は史上初。
1勝馬の古馬G1優勝は初。
同一厩舎のG1ワンツーは6例目。
地方競馬騎手のJRAG1制覇は4例目。
ディープインパクト産駒の牡馬のG1制覇は初。

参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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