天候:くもり
海況:北東の風 弱く 多少うねり
気温:15℃ 水温:水面12.2℃ 水底 10.2℃
透明度:浅場 2m前後 深場 5~7m
今日の竹浦の海は、一見穏やかのようだが浅場ではうねりの影響でマクロ撮影が大変だった。観察中の4カ所のダンゴウオの抱卵は、2ヵ所(No1とNo4)が体を張って卵を隠していた為、撮影できなかった。しかし、No2は、親の隙間から卵の状態を撮影することができた。
観察中のNo2の卵の中で、稚魚の寝返りする様子をスーパーマクロで撮影することができた。
巣穴の径は、1.6cm。卵は、約3cm奥にあり、卵の径(卵膜径)は約1.8mmと小さい。
ダンゴウオの稚魚は、水深4~6mに数十個体と今が一番多く観察できる時期だが、これから水温の上昇と共に水深10m以深に移動するようになる。また、先週発見したホテイウオの稚魚は発見できなかった。
←生まれて2週間程度の稚魚(成長と共に天使の輪が個性的な模様へと変化する)
その他、オコゼカジカは3個体(アゴ島2個体・弁天島1個体)とフサギンポなどを観察できた。