犬山市の名鉄ホテル ここに、国宝があります。
織田信長の弟、有楽が建てた茶室:如庵。
関ヶ原の合戦では東軍につき、信長の弟であるがゆえに、豊臣と徳川の仲立ちをするために茶会を開いた・・・
仲介も上手くいかず、京都に 如庵を建てて 茶の世界に入っていく。
京都から、三井家の麻布の屋敷に移築され、戦災で失くしてはいけないと大磯の別邸へ、
さらに昭和49年に 犬山のここへ移された。
以前 インテリアの研修で、一度中に入り、見学させていただいたことがあります。
2畳半台目ですが、意外と広く感じます。どの面を見ても 意匠の工夫があり
只、古い茶室というだけではない 国宝の理由がわかります。
今日は 隣の正伝院で、初釜です。
正伝院の右に見えるのが、 如庵。
今日は中には入れないので 外から見学できるように 窓の竹格子の間からです。
お庭から眺めたホテル
和風の庭園がゆったりとあるのは、地方のホテルの良さです。
路地草履に履き替えて、歩きます。
ホテルの広間で、お点心を戴きます。
舞台上には1mぐらいの 盆栽 が、金屏風の前に!
年明けで世の中と共に動き始めてますが、今日は、ゆったりした時間が流れます。