坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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フィンランド・デザイン展

2017-04-24 | 美術館
愛知県美術館で開催中、5月28日までです。
これから、福井、府中、宮城の美術館で開催されていきます。

フィンランド独立100周年を記念してとあります。
北欧と括ってしまいますが、それぞれの国の事情。
フィンランドは、ロシアとスウェーデンの間の地続き、双方からのもめごとに巻き込まれるのは地図を見てもわかります。
島国の日本でも近隣からの あれやこれやがありますが・・・独立100年って、最近?



「森と湖の国」と言われるフィンランド
サウナもムーミンも 木や森がある景色を想像します。

独立し、平和になったから 生まれるデザイン。
アルヴァ・アアルトの家具デザインは 今も現役です。
アルト以前の20C初めの椅子の展示があります。
シンプルですが、アールデコの影響を感じます。
(ここだけの話)掃除機を掛けたら、今でも座れそう!

マリメッコの展示は撮影 OKです。

日本で馴染みの少ない配色やデザインは、大胆に感じます。
柄の大きさと、カラフル、 思い切りの良さが、世界で受け入れられるのでしょう。
世界の国によって 売れ筋は? 
これは日本じゃない・・などと独り言です。

このパターンは国を問わず、一定の人気があると思います。


通路の小さな展示で見ました。
無印良品の洋食器のデザイナーがフィンランドの方で、納得しました。


モダン と言われたボールチェアも50年前の発表です。
オープンスペースで座れます。
大人は座り心地が良いとは言えませんが、(私が座っての感想です)
お子さん二人がすっぽり入っていました。仲良しになれますね!

デザインは生活に身近なものほどこだわりたい。
日本もそうであってほしいと思います。