坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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建築家 大野力氏:新宿駅新南エリア

2017-10-30 | Weblog


一枚に納まってくださったのは、大野力さんです。


JR新宿駅新南エリア(改札内外コンコース・駅前広場・商業施設NEWoMan)の 全体環境デザインをされた方。
トークイベントで、商業施設、インスタレーションの作品などのお話をお聞きしました。
バスタ新宿にまつわるお話は、官庁、商業施設それぞれが設計したものをつなぐのは大変だったと想像しています。
穏やかな口調は、どこからエネルギーが・・・と思います。

住宅設計のお話では、奥様やお子様のお話も・・・
私生活はベールに包む建築家もいらっしゃいますが、次世代を感じます。

これからは海外でのお仕事も増えていくことでしょう。
楽しみな建築家の方です。

で、お話を聞くと言ってみたくなるもの!
神戸→東京を 名古屋に帰らず時短で夜間移動です。
全国から集まるバスターミナル、早朝とは思えない込み具合です。
駅の改札周りはわかりやすくなっています。



テラスから、線路上を渡り廊下のように歩きます。






前夜、神戸の温泉施設で入浴しましたが、朝は顔を洗いたいし、空腹!
小田急センチュリーサザンタワーホテルが目の前にあります。
ホテルの朝食バイキングは早朝からあるので助かります。
素顔のままホテルの化粧室、顔を作ってからの朝食です。

レストランの眺めは、新宿御苑が目の前、90度横は明治神宮が見えます。





深夜の女性専用バスは、貴重な旅気分になりました!(^^)!




映画【ハドソン川の奇跡】

2017-10-30 | 映画
先日、映画館で『女神の見えざる手』を見てきました。
原題は、『Miss Sloane』主人公の名前です。
日本のタイトルは、言い得て妙です。

DVDでお盆休みに見た映画・・・原題は『SULLY』 機長の名前です。
『ハドソン川の奇跡』もよいネーミング!



アメリカでは連日のニュースで、有名になったためこのタイトルでOKなのでしょう。
日本では ニュースは見ても、機長の名前までは・・・
他の空港に降りられた可能性 を追及されるストーリー

DVDの2度見。

飛行機に関わるシーン以外は、
・主にホテル

ハドソン川近く


機長が職員としての定宿のホテル
事故後の宿泊先のホテル、
会議に使われるホテル・・・いずれも マリオット です。
MARRIOTT 、 MARRIOTT DOWN TOWN、COURTYARD  MARRIOTT が出てきます。
客室は 敢えてグレー系の無機質感のある部屋、
会議に使われるのは クリーム色の壁に装飾も額1枚。
事故に対する冷静な対処をクールに描いています。

・機長が度々電話、郊外の住宅一戸建てが、奥様の電話を受けるシーンで出てきます。
 

事故調査委員会で『家族との生活』を質問される時の機長の答え、
『皆さんと同じです』
この言葉を受けるように 普通の 住まいという設定なのでしょう。

電話を受ける時、奥様の普通の生活の中の中です。
プライベートの部屋には家族の写真。
雑多な生活用品が並んでいても 不自然にならないのは 高さを揃える並べ方のテクニックを感じます。
キッチンに小型のテレビが置けるスペースのゆとりが、日本の一般住宅との絶対的な広さの違いです。

英雄扱いか、過失か、家族の日常と非日常も 表裏一体です。