坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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H27.6 姫路城

2015-07-05 | Weblog
ノイシュバンシュタイン城に行ったとき、同じツアーの方たちが姫路城を話題にされていました。
今春、平成の大修理が終わって、かなりの人、待ち時間まで話題になっていました。


白鷺城、美しいものは一度は見ておきたい・・・行ってきました。


〈何故白く見える?〉 私なりに理解しました。

瓦の周りは漆喰ですが、グレーは、グレー。


けれど、城内から向かいの瓦を見ると、太陽光の当たっているところは、
瓦が丸いので谷まで、乱反射で白く見えます。


これほど美しい、軒天は初めて見ました。


住宅でも軒天の白は良くありますが、真下から見るので影になり、白っぽくは見えません。
お城は 何重にも庇があり、遠目に見るので、綺麗にホワイトです。
白すぎると、批判の意見もあるのは、この軒天が原因かもしれません。

城内に展示されている、、木造の骨組みの模型がありました。
梁や柱を見れば、木造はわかりますが、同じ列にいたヨーロッパ圏の方は、
説明を聞いて驚かれていました。
日本で暮らす身は、スケールに感心することはあっても驚きとは違う・・・
ノイシュバンシュタインやベルサイユの石造に、私たちが驚くのと同じ・・・


模型を見ていると、たとえ資金はあったとしても、木材の長さ、大きさ あらためて新築はとても・・・
名古屋城の天守閣を木造で再建することが議論されていますが どうなるのでしょう・・・

地盤の補強、耐震補強、そしてここにも、現代の技術、、
お城の屋根に鯱(火災の時に水をもたらす)は不可欠ですが、
鯱の尻尾に よく見ると、避雷針が付いています。



城内の消火設備のボックスも木製です。
インテリア コーディネーターとしては、色が?・・・構造材と合わせてほしかった。


塀にある敵に備える開口部


並びを見ると、○・□・△ の繰り返し。遊び心が嬉しくなります。


また一つ、楽しいものを見つけました。


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