坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

    インテリアのご相談は HP『 インテリアの教室 坂野民枝 』へ

2-4 (ホテル:最終日) ローマ郊外2

2007-09-14 | イタリア
      ヘッドボードが、木目の2色使いで、デザインされています。
      LEDのナイトライトがヘッドボードから覘くように付いています。
      ナイトテーブルは、奥の壁際はスクエアー、右側は、丸テーブル、
      でも何故このデザインなのだろう・・・と思いました。

2-5 (ホテル:最終日) ローマ郊外3

2007-09-14 | イタリア
      部屋そのものは広くないのですが、非常にコンパクトに、
      効率よくまとめられています。
      左が洋服と寝具類、窓前にデスク、右側に冷蔵庫、その上にテレビ。
      冷蔵庫の入っているキャビネットには、グラス、氷入れを置く棚が
      あり、デスクの上のパンフレットも立てて置いてあるので、自分の
      資料を置いてもすっきりしています。

      限られた空間をきれいに見せています。

2-6 (ホテル:最終日) ローマ郊外4

2007-09-14 | イタリア
      前の写真の右端、冷蔵庫の入っている扉を開けて、裏側を見ました。
      セルバ社の刻印のプレートがありました。 
      セルバはイタリアのクラッシクテイストの家具メーカー。
      造作家具を作っていてもおかしくないのですが、
      ここでこの刻印を見るとは予想しなかったので新鮮でした。
      ベッドサイドの家具も納得。
      職業病でしょうか、それぞれの引き出し、扉の裏 見てみました。
      刻印があります。プレートの数だけ、自信と責任を見た思いです。

     SELVA:→日本フクラ
      http://www.hukla.co.jp/products/style/selva/index.html

3-2 (レストラン) フィレンツェ2

2007-09-14 | イタリア
      ランチのセッティング:これまで見た中で一番シンプルなナプキンの
      畳み方、細かく折るより、清潔感があります。

      お皿も、この幅で置けるので、アルバイトの人も、セッティングで
      カトラリーの置き場所に迷わない、良い方法です。

3-3 (レストラン) ベニス

2007-09-14 | イタリア
      ベニスは町そのものが古いので、建物も構造が見える部分には、
      人の手が、何度も加えられて使われてきた後が見えます。
      エントランスの天井です。
      電気のない時代から存在するのでしょう。
      配線コードを留めなおした後もいくつか見えます。
      ここまでくると、古さに味があります。

      大きなモダンアートが、壁になっています。
      きっと以前はこの部分はオープンで、通りからそのまま入れたと
      想像します。

3-4 (レストラン) ミラノ郊外の新しいお店

2007-09-14 | イタリア
      新しい町の住宅街にある、新しいレストラン
      ・・・・・名古屋で言えば、緑区あたり?
      天井の木に新しさを感じます。
      暖炉風に作ってあるキャビネットの右にマキが積み上げて
      ありますが、接着剤の後が見えていて少しがっかりしました。

      イタリアでは、新旧いずれも[本物]を見てきたので、
      安全のためとはいえ、もう少し工夫があってもよいかな?

3-5 (レストラン)ナポリ

2007-09-14 | イタリア
      海・ブルー・・・・白い壁にブルーの無地のテーブルクロス
               天井に淡いブルーが入っているので、
               自然光に映えて 感動するぐらい きれいです。
               トーネットの椅子は世界で、レストランの定番。

      高級店ではないのですが、おしゃべりしながらランチを楽しむには
      とても気持ちよい空間です。
      
      日々の仕事でも、開口部にアーチをつけるお客様が増えていますが、
      額の飾り方、ブラケット照明の位置、参考になります。

3-6 (レストラン)ナポリ

2007-09-14 | イタリア
         前の写真の反対側の壁。
         天井の色と反射光がよくわかります。

         こちら側も、額とブラケットの位置、大きさ 
         ブラッケットの下の額だけ小さくして、
         左右の額と下のラインは揃えているので、きれいに見えます。
         この壁面の中は、シンメトリーであり、
         梁の下の左右の壁まで含めるとアシンメトリーで、
         単調にならない空間になっています。

4-1 (彫刻)ミラノ:ダヴィンチ

2007-09-14 | イタリア
       レオナルド・ダ・ヴィンチとその下に弟子たち。
       信号待ちをしている紳士も様になっています。
              
       鳩がダヴィンチ達に遠慮なく好き勝手にとまっています。
       偉大な芸術家も人間以外の生き物にとっては、威厳も何もない。

       自然界は、もっと偉大ということでしょうか?                   

4-2 (彫刻) ミラノ: 現代アート

2007-09-14 | イタリア
       ガレリアのアーケードの入り口です。
       この時期ミラノは現代アートの展示が町のあちこちにありました。
       左側、髪に手を当てた女性の後姿・・・・
       一瞬、エッ?と思いますが、色は、馴染んでいました。

       ・・・後ろから見たため、私には、
       『どうもすみません』と言っている様に見えてしまいました。
       でも、歴史の重みにこの存在感、負けていません!

4-3 (彫刻) フィレンツェ:アカデミア美術館

2007-09-14 | イタリア
     どこから見ても美しいといわれる『サビーニの女たちの略奪』
     と、言われても・・・男性が力で女性をつかまえようとするのは?
     
     イタリア語の解説を読んでいるのは、図面ケースを持っているので
     建築関係の女子学生でしょうか。彼女たちの感想が聞けないのが残念。
     
     像の廻りの絵画を見るための椅子は、カッシーナのハイフレームチェア,
     彫刻のそばなので、アルミのフレームも冷たさを感じない!

4-4 (彫刻) ローマ: トレビの泉

2007-09-14 | イタリア
      観光地で有名、、もう一度来れるようにコインを投げました。
      なんとなく写真や映像では全体を見た記憶はあるのですが、
      横に廻ってみてみると、迫力ある彫刻:海神ネプチューン
      イタリアも海に囲まれた国です。     

      石を芸術として作り上げた人たちもすごいと思いますが、
      水と石を 管理し維持している人たちにも感心します。

      

4-5 (彫刻)バチカン:ミケランジェロのピエタ

2007-09-14 | イタリア
      1時間のフリータイム、タクシーに乗って頑張って行って来ました。
      薄暗い中、本当にマリアが母として悲しんでいるかのようです。
      
      ミケランジェロが23歳で作り上げた・・・宗教の象徴・・・
      
      今、防弾ガラスの中・・・ミケランジェロはどう思うのでしょうか。      
      

5-1 (光) フィレンツェ:アカデミア美術館

2007-09-14 | イタリア
      添乗員の方の話では2時間弱のフリータイムでは行くのは難しい・・・
      行って良かった!
      やはり、自分の目で見ることは意味が有ります。

      あまりに有名な『ダビデの像』ですが、
      この見せ方が、ドラマティック!
      
      通路はヴォールト天井にコーニス照明で両側にあるのは未完の彫刻
 
      その先に自然光のなかに、ダヴィデ像があります。

      この位置から見ただけで感動があります。 
      カメラの性能がよいので、光をそのときのまま捉えています。 
      ダヴィデの迫力は、腕の長さに対して、
      手のひらの長さが強調されています。
      人体寸法の拡大ではなく、どこを強調すれば何が表現できるのか、
      そして全体を見たときにバランスに不自然さがない。

      これからは、形のあるものを作るとき、スケール感に
      惑わされないように気をつけます!