坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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5-2 カプリ島 青の洞窟

2007-09-14 | イタリア
      ナポリからジェットフォイルの船に乗って、カプリ島まで
      ここで船を乗り換え洞窟の前まで、さらに ここで小船に乗り換え、
      海の上で待つこと1時間。 
      波が大きすぎると、中には入れない・・・・
      ここまできたのだから 絶対入りたい! 
      何もせず、空と水平線と岩といくつかの小船を眺め、ただ待つだけ。
      とうとう入りました。      
      待った甲斐がありました。

      小さな穴のような空間からさす光が、水面になんとも言えない神秘的
      なブルー。こんなブルーは、見たことがない!
      他のどこにも再現できないブルーです。

      最近では、カラーライティングをして、水中に光を出せますが、
      水面に光を当ててこの色を出すことは、岩への乱反射が無ければ、
      無理でしょう。

      この空間だからこその、感動もあります。

5-3 (光)ベネチア:サンマルコ広場

2007-09-14 | イタリア
      ベネチアといえば、ガラスが有名です。
      ピンクのガラスの製作には、金を使うので、街灯にこのガラスを
      使うのは、ベネチアだからこその贅沢かと思います。

      中のランプは、蛍光灯ランプです。
      新しいものも、取り入れています!

6-1 (店舗) ミラノ:アルフレックス

2007-09-14 | イタリア
      ミラノを廻っているうちに雨になりました。観光バスの乗り場まで
      添乗員さんについて、路地のようなところを近道して、バスの前。
      もう、頭の中の地図と結びつかず、どこなのかもわからない。
      傘を閉じて、振り向いたらガラスに『アルフレックス』
      中の照明は付いてないようなので、お休みなのか・・・
      バスに乗る順番を他の方に譲って、ガラス越しに覗きました。

      雑誌で見たことのあるカウチがあります。
      モノトーンの家具が多いので、ガラスの赤いロゴは目立ちます。
    
      

6-5 (環境とカラー)

2007-09-14 | イタリア
        早朝、ホテルの裏側です。
        白い車が止まりました。
        よく見ていると、ごみの収集車。

        ごみの集積場所、空調のダクト・・・
        いずれもグリーンで塗られています。

        見た目『負』の部分の施設は、色により植栽の延長のよう。
        早朝の気分が、壊されずにすみます。

        『色*グリーン』が有効に使われています。

        日本でも、バックヤード・設備の外部に色の配慮が必要!

       
        

6-4 (デザイン)排水溝

2007-09-14 | イタリア
      ゴールドの部分は バスルーム(洗面室)の排水溝のふたです。
      デザインされた蓋に、廻りのタイルを合わせていく発想。

      一周しているボーダーに合わせ、無地の細いタイルも入れて、
      タイル割を考える・・・・きれいに作り上げるには、考えることも
      増えますが、楽しい! 

      日本では、床排水の径を考えると・・・
      他で、応用することにします。     

6-6 (デザイン):ヴァチカン市国

2007-09-14 | イタリア
      服装チェック(×:ノースリーブ、短パン)を受け、サン・ピエトロ
      大聖堂に入ります。
      入り口にいるのは スイスの衛兵。      
      カトリックの総本山を守る、重要な任務。

      このカラフルな衛兵の服は、ミケランジェロのデザイン!

      今の社会では、国、宗教・・・ここでは、
      ミケランジェロに代わる、デザイナーは、現れにくいのでしょう。

      それにしても、ミケランジェロは、彫刻、絵画、設計、天井画、 
      服のデザインまで、よく働いた!

6-7 (デザイン)ヴァチカン

2007-09-14 | イタリア
      サンピエトロ大聖堂に入ると、讃美歌が歌われていました。
      終わって、聖歌隊がエレベーターへ向かうところです。

      イヤホンをつけたスーツ姿の男性が何人もいます。 
      この写真の黒人の男性に手を広げられたときは、
      ニューヨークを思い出します。
      衛兵とは違い、この方達は、SPです。
      少年達を写そうとしたら、斜め後ろを向いてくださいました。
      身のこなしがスマートです。
      
      聖歌隊の年齢も差が有りますが、同じ色をまとう事により、
      一体感があります。
      人をまとめるときにも、色は有効です。     
      

6-8 (デザイン)ヴァチカン

2007-09-14 | イタリア
      私達は、もっと、後ろへ。身分の高い方なのでしょう。
      聖歌隊の最後尾。

      位の違いが、服装の色でわかります。言葉がなくても、表現できる。

      5月の葵祭りを思い出しました。

      床のデザインは、石の色の違いで作られています。
      もちろん、天然石です。
      四角、丸、全体のパターンを上から見てみたいものです!
      

7. (ディスプレイ) L.ヴィトン

2007-09-14 | イタリア
       ミラノのドゥモで、ブランドと呼ばれるお店が並んでいます。
       20年前、靴を買ったお店はなくなっていて、そこには
       なんとマクドナルド!でも、マックもシックに作られています。
       ヴィトンの隣のネクタイ屋さん?ネクタイを美しくみせています。

ヴェローナの町を歩いていて、ヴィトンのディスプレイがミラノと
              同じ事に気付き、次の町からも注意して見てみることにします     
ベネチア

 フィレンツェ

ローマ:ここでは店内を見てみました。ミッドスクエアーの展示方法と同じ

   ディスプレイのデザインと飾るバッグは共通で、ディティールはそれぞれ。
   帰ってきて松坂屋の本店も、三越の栄も同じデザインでした。
   世界同時に同じデザインにするのは、さすがです。
   各店ウィンドウのサイズも違うのに、商品が引き立つように考えることは
   楽しそう!
   栄の信号待ちも楽しみが増えました。