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また偏調?NHKネボケ番組「日中戦争はなぜ長期化したか?」を不愉快に想いつつ、、

2007-02-10 13:55:00 | 教養・文化・歴史
<添付画像>:from wikipedia;ご紹介「キャンディスバーゲン女史」母上と共に・・

 「・・・?」

 不愉快な番組であった・・・

 これまた、観なければ良かったのだが、全部、観てしまった、、、。

 昨夜(2月9日)NHK通常番組にて「日中戦争は何故拡大したか?」とか何とかのタイトルにて、延々1時間30分?(記憶はすでに不正確なり!)の長編収録にて、日支事変(日中戦争)の始まりを「盧溝橋事件」勃発から?と(断定?)し、さらに「上海上陸」から「南京陥落」までの経緯を、旧式アナウンサー(男性)の語る陰鬱雰囲気のナレーションと、当時の日本軍上海攻撃並びに南京攻略に従軍参戦した、生き残り「招集兵」のインタヴューと、現シナ共産主義国家に住居する当時の蒋介石率いる国民党陸軍将兵のインタヴューを交えつつ、日本政府と軍部の関わった「支那事変の推移」を平々凡々坦々と、時間系列的に推進めた番組が放映された。
 捏造極まりない「南京大虐殺」を、あたかも事実と思わせぶるよう元陸軍兵士のコメントを挿入しつつ、最後の駄目押しにて、日中戦争の長期化と泥沼化こそ、米英を中心とした連合国との全面戦争すなわち第二次世界大戦に日本国民を巻き込み、歴史上前例を見ない悲惨な結末になった。と、締め括るから始末が悪い。

 日支事変(日中戦争)に参戦したのは、何も赤紙招集兵や下士官且つカチ頭の陸軍将校ばかりではない。日本の経済発展と一般国民の幸せを想う(そうでないガラクタもいるけれど)政治家絡み、当時の日本の財界が絡み、大陸進出にて一山当てて商売で稼ごうとするあまたの普通の日本国民とその家族達、貧農の次男坊にて餓えに苦しむ若者も子女も、都会の失業者もその家族も、文化人も教育者も官僚も、挙って支那大陸(満州も含む)に渡り住み活動していたのであるから、各階層各ジャンルの日本人のインタヴューを交えなくて、「本当の取材報道」をしたと云えるであろうか。

 この際だから、はっきり物申うそう!
 例えば、信玄と謙信の「川中島の決戦」や、天下分け目の「関が原の戦い」を、足軽や下級武士から見た場合、いやいや戦に駆り出され、一刻も早く命辛々(いのちからがら)戦場から逃去りたい脱走したい気分の輩ばかりにインタヴューしても、その戦の背景となる戦略や歴史を包括的に判断できっこないではないか?ならば、総大将とはいわないまでも、直下直参の高級士族はたまた戦を背景に商売した豪商にもインタヴューしなければ、当時の歴史を総合判断するは不可能と見るけれど、如何?
 何も農家出身の生き残り招集兵を軽蔑するわけではないし、当時の支那大陸で参戦され、ご苦労され、ご立派な経歴の持ち主であることに変わりなく、畏敬の念をもって元日本帝国陸軍兵士に対し、あらためて最敬礼する。しかし、かの元兵士の感性や視点のみで、番組編成し、日支事変の全貌を想像創造するは、いかにも偽りの報道ではないか。。。

 暗く、陰湿で、お涙ちょうだい的で、悲惨さのみを強調し自虐的。当時の日本国と軍部を悪者にする手法のみで「昭和史」を語る番組編成は時代錯誤甚だしく、もう止めてほしいのである。
 どうしてこうなるのか?
 何故に、こうも近視眼的になるか?もっと高所高見に立ち、鳥瞰図的視野に於いての「日支戦史」を語れないのであろうか。当時も、今も、日本の知識人は凛々と正々堂々と近代史を直視せず、黙して語らないから始末が悪い。なぜにこうも我国の知識人は「軟弱且つ現実逃避的」なのか? 軟弱腰抜けは「知識人」にあらず!それとも軟弱風現実回避的人間集団の代名詞を「知識人」と称するのか? 否、かくなる我国知識人の中、包括的に昭和戦史として研究し、もっと広い視野に立脚した深い造詣をお持ちの先生方も多いはず、、、。
 かくなる常識的知識人の取材と報道を拒むは、NHKの所業か・・・? やはりどこか狂っている。

 若し、若しこの番組が、英国国営放送BBCの手にかかれば、もっと変わった視点視野にて「番組全体」の描き方が違っているはず。もっとクールに、視野を広げ、当時の世界全体の動きを包括的に捉えるならば、国家運営に携わった政治家や軍幹部に対する非難批判ばかりに終わらないであろうし、それこそ公正公平な「番組作り」をするであろう。
 こんな番組しか作れない「有料番組NHK」に、視聴料は払いたくない。
 と云いつつ、我家は今も真面目に?NHKの視聴料金は(遅滞無く)銀行引き去り「され続け」ている、、、。いや、真面目に払い続けているのだ、、、。



 この番組を見終わって気分を損ねた。
 本日、酒を断つ日。なれど、
 予定外にて、急遽、スコッチのロックを飲む、、、。
 グラスに1~2杯?酒精分入ると陽気になり気分爽快となりつつ、ふと思いつき、昔のVTRを引っ張り出した。気分転換目的にて映画鑑賞した。

 「何も日本だけじゃないよ!欧米諸国一億総列強も挙って支那大陸目指し、活動していた時代があったのだ。支那大陸で活動している自国民を守る目的から端を発したのが日支事変ではなかったのか?・・・」
等と、
 嘯(うそぶ)きつつ、、、

 かくなるVTRとは、、
 中国大陸を舞台にした延々3時間にわたる長編映画。特に長江(揚子江)流域を舞台背景にした近代歴史映画名作「砲艦サンパブロ」!たぶん、製作当事(1966年度か?)、現地中国大陸奥地深くに入り、長期ロケを敢行したはず・・・
砲艦サンパブロ

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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我輩の(数少なき好きな女優)キャンディス・バーゲン女史の御姿を、演技を、知的なアメリカ女性の典型を、鑑賞するのだ。なぜかいつも(ショーンコネリー卿との共演、「風とライオン」の時も、然り)女性一人にて外国で必死にがんばり、目的を持って活躍する米国人女性の役柄、キラり光るものがある。そこがキャンディス・バーゲン女史の最大の魅力なのだ!
 そう、この頃のキャンディスバーゲン女史は、未だ十分に若い。勿論いかにも、かなり米国人女性風知的美形にて、いと見目麗しい
 もちろん、スティーヴ・マクイーン兄貴も張り切っており、十分元気溌剌にて、がんばる映画なのだ・・・
 皆、アメリカ合衆国の国家を愛し、我が身を国の為に捧げる、アメリカ国民が頑張り、同胞の士を助け我が命を落とす"not happy-end"で幕を閉じる映画なのだ・・
 史実(おそらく第一次世界大戦勃発の頃か?ようわかりません・・・)に残っている「歴史長編映画」の大作か。一見の価値あり・・・



<参考URL>
[Yahoo映画:砲艦サンパブロ]は、こちらから入れます
ウイキペディア百科事典「キャンディスバーゲン」項目あり。得と、ご覧あれ・・・/a>