メディカル・ハーブ・コーディネーターの菅○です笑
セージは汗っかきの人に手を差し伸べる?
ということで、今回は「セージ」です…
市場に出回るものの多くは「コモンセージ」なので、コモンセージのうんちくになります。
因みに「グリークセージ」は、コモンセージに比べて精油に有害なツヨンが高濃度で含まれているそうです。ツヨンって本当に有害なんだろうか?…
量は分かりませんが、セージを摂取すると、記憶力が向上するといわれており、実際、コモンセージの精油が、アルツハイマー病の薬が標的とする酵素アセチルコリンエステラーゼの活性を阻害することが明らかになっているそうです。
また、動物実験や臨床試験では、セージが健康な成人とアルツハイマー病の成人患者の両方に対して、気分や認識能力を高める効果を持つことが示唆されているとのこと。
他に、
咽頭炎の緩和に有効なことが科学的にも示されており、
更に、
ドイツの保険機関では、多汗の治療にセージの使用を認めているとのこと…
ただ、
精油にはツヨンが含まれているので大量に摂取しないこと。
妊娠中は服用を控えること。
だそうです。
因みに和名は、
ヤクヨウサルビア。
*メディカルハーブ辞典より
そしてこんな情報もあります。↓
17世紀頃セージは中国に渡り、
中国人はオランダ商人からヨーロッパ産セージの葉1ポンドと、中国産の茶3〜4ポンドと交換していた。
紅茶の知らないイギリスではセージ茶が一般的だった。
*MEDICAL HERB 38より