元BAR ZERO The botanical 店主のつぶやきブログ ただ今お店は長期休業中…

お酒、ハーブ、薬、茶、クラフトレモンリキュール禮満(レイモン)、テイスティングコメント等、雑学などつぶやきます。

キュウリ

2024年08月28日 | 昔話
安土桃山の時代、

日本の子供達は、黄色く熟したきゅうりを、

おやつで食べていたそうな

因みに青いキュウリは誰も食べないそう…


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正論や仁義を説いても…

2022年03月13日 | 昔話

素敵な飲兵衛の皆様、

昔話を一つ…

Rの国がUの国を攻めようとしたときのこと、

U国では「孔子」の弟子で雄弁の士である「子貢(しこう)」という人物を使者としてR国に送り、U国を攻めることの不利を説かせた。

R国の答えはこうであった。
「なるほど、あなたの言葉はごもっとも。」

「だが、我々がほしいのは領土であって、あなたの言葉ではない」

そしてR国はU国を攻めて領土を広げた…

*「孔子」は、親が子を愛するように「仁義」で国を治める教えを説いた人物。

韓非子より(一部を変えて)
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キツネの国のお話

2021年03月11日 | 昔話
素敵な飲兵衛の皆様、

昔話です…

キツネ国にコン太郎という正義感の強い役キツネがいた…
あるとき、
年貢取り立て長官に呼ばれて、
ある村からの年貢が数年にわたり激減しているため調査のために派遣された…

コン太郎は最初の一年に村の現状を徹底的に調べ、
そして遂に村でおこっている問題を見つけた…

この村を流れる河がよく氾濫するため数年前から村人達は龍神とコンタクトできるという老婆の祈祷師とその弟子2人への祈祷料と龍神への貢物として多くの穀物を差し出していた…

コン太郎は年に1度行われるという龍神への儀式の詳細を村人から聞き、一緒に派遣された側近たちとその時を待った…

そして儀式当日…
儀式の場所は河の渦が激しい断崖の上で行われる。
儀式の最後に龍神の世話役をするために村娘を1人、濁流の中に投げ込む(贈る)という…

娘が投げ込まれそうな段階で、
コン太郎が声をあげた、
「少し待ってくれ!
老婆よ、あなたは龍神と会話ができるそうだが、そうなのか?」

祈祷師の老婆はうなずいた。

「では、娘を贈る前に、私が書いたこの手紙を持って龍神に河の氾濫を止めてくれるように説得をしてきてくれ、手紙には氾濫を止めていただいた後の約束事が書いてある」

そう言うと側近に、
「お前たちグズグズするな老婆をお手伝いいたせ!」

側近は手紙を老婆に与え抱えて濁流の河に投げ入れた。
老婆は濁流にのまれて姿が見えなくなった…

それから1時間が経った…
「遅いな…
交渉がうまくいっていないようだ…
お前たちも行って老婆と共に龍神の説得にあたってくれ。」
そう言うと老婆の弟子2人も河の中に投げ込まれ姿が見えなくなった…

それから数時間が経ち日が暮れてきた頃、コン太郎が集まっていた村人達に言った。
「どうやら交渉が長引いており本日中には難しいようだ、後は我々が龍神の説得にあたるのでお前たちは家に帰って日々の仕事に励むがよい」

数ヶ月後、キツネ国の中央政府から治水工事を行う工夫と中央警察がやってきた。

祈祷師の老婆と共に不正を行なっていた役人は警察によって中央政府に連行され、村の河は治水工事によって氾濫を抑えられた。

それから数年がたち、
村人達は龍神の話も祈祷師の話もしなくなった。
そして、
村で収穫できる穀物は前の3倍になった。

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禮満(れいもん)、
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中央区南4条西4丁目恵愛ビル8階(1階マクドナルドのビル)
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011-251-1686
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お昼から開いておりますので、
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孔雀の国の話

2021年02月28日 | 昔話
素敵な飲兵衛の皆様、

幼稚園児だったときの話なのですが…
幼稚園で親と一緒に別室に呼ばれて色弱の検査?のための絵やなにかしらの質問を受ける日が…

先生が園児の私に、
「A君はB君の大切なペンを盗んでしまいました…
あなたがA君だったらどうしますか?」みたいな質問で、
1.A君に正直に話して謝る。
2.そのまま黙っている。

私の回答「2…」
先生「えっ?…もう一度言うね…」
私「(2度もいらんし1は選ばんよ…)」
親「汗💦(たぶん…)」
先生は上記と同じ質問…
私の回答、もちろん2…
何故か説明したかったのですが幼稚園児の私には上手く説明できなかったですし聞かれもしなかったので変な空気のまま終了…

大人になった私が、
そんな先生へ、
ある世界の昔話、

孔雀国の美少年が孔雀王の寵愛を受けていた。
孔雀国の法律では、許可なく王の車に乗った者は、足切りの刑に処せられる。

ところが、美少年は真夜中に母親が急病だという知らせを受け、王の命令とウソを言って王の車を使った。
それを聞いた孔雀王は、
「親孝行なことではないか。母を思うあまり、自分が足を切られるのさえ忘れるとは…」

また、ある日のこと、孔雀王のお供をして果樹園に散歩に行ったことがあった。
美少年が桃を食べたところ、あまりに美味しいので、半分残して孔雀王にすすめた…
すると、孔雀王は、
「君主思いではないか。自分が食べるのを忘れてまで私に食べさせてくれるとは…」

だが、やがて美少年の容姿がおとろえ孔雀王の寵愛はうすれてきた。
すると孔雀王は、美少年が前にしたことに腹を立てた…
「こいつは、ウソをついてわしの車を使ったことがある。またいつぞやは、わしに食いかけの桃を食わせおった!」

美少年の行為はひとつである。
それが前には褒められ、後になって罪に問われたのは、孔雀王の愛情が憎しみに変わったからだ…

子供は大人が思うより現実の世界を子供の世界の中でしっかりと経験してます…
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イヌ国とネコ国の話

2021年02月27日 | 昔話
とある世界の昔話

ネコ国の雄ネコがイヌ国で人質となっていた。

イヌ国の王はその雄ネコを殺すように命じた…

雄ネコは逃走してイヌ国の国境を出る手前のところで、国境守備の役イヌに捕まってしまった…
雄ネコは言った。

「王が私を殺そうとしたのは私がネコ国に伝わる宝石を持っていると王に言った者がおり、王がその宝石を欲しがってのことだ。
 私はそんな宝石を持っていないのに王は私を信じてくれない。
 あなたはそんな私を王に差し出そうとしているが、私はあなたが私の宝石を奪って呑み込んだと言おう。      イヌ王はきっと、あなたを殺してあなたの腹からその宝石を取り出すだろう!」と…

雄ネコを捕まえた警備イヌは恐ろしくなって雄ネコを逃した…

素敵な飲兵衛様の宅飲み、
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ウサギの国とオオカミ国の話

2021年02月24日 | 昔話
素敵な飲兵衛の皆様、

お疲れ様です。

とある世界のお話を1つ…

ウサギの国の王が、
重臣たちを招いて宴会をした。
その席に、ピョン助という重臣もいたが、たまたまニンジンのスープが足りなくなって、ピョン助のところまで回ってこなかった…

これを根にもったピョン助は、怒り💢にまかせてオオカミの国に逃亡し、オオカミ国の王をけしかけてウサギ国を攻撃させた…

ウサギ国の王は、国外へ脱出をはかると、武器を持った雄ウサギ2羽が後を追ってきた…

どこのウサギだ?と声をかけると、「私達は先年、王様から一壺の食物を与えていただき餓死を免れたウサギの息子であります。父が死の間際にウサギ王に何かあったら、死をもってこの恩に報いるようにといわれておりました。
今こそ恩に報いるときと思い、かくはせ参じました…」

ウサギ王曰く、
「あぁ、わずかな施しでも、相手が困っているときにすれば効果はてきめん。些細な怨みでも相手の心を傷つければ、手酷い報いを受ける。わたしは一杯のスープで国を失い、一壺の食物で勇士2人を得た…」

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昔話

2020年10月06日 | 昔話
遥か遠い銀河のBARで…

ある店のバーテンダーが、
働いていたバーの系列店のレストランバーに賄いを頂きに行った。

食事を頂いていた彼の場所から、
飲み放題のカクテルを作るコーナーが見渡せる。

1人のアルバイトらしき若者がカクテルを忙しく作っていた。
オーダーは次から次へと入り大変そうだった…

そこへ店の店長が入って来た。
彼は相変わらず一生懸命な流れで
作っている。

しばらくして店長が彼に、
「なに入れてんだよ!それじゃないだろ!」
若者が「すみません!」と言う…

店長がその間違えて作ったカクテルを「それ、こっちによこせ」と言って一口飲み込んだ…

次の瞬間、
「バカ野郎!ウメェじゃねか!!」と言って彼の頭をひっぱたいた!!

賄いを頂いていたバーテンダーは、
口にしていた、
味噌汁を噴いた…





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昔話

2020年05月13日 | 昔話
素敵な飲兵衛の皆様、
この時間に全く関係のない話しですが…

昔々のお話、
北海道の、
松前藩に仕えた他藩の武士が、仕事を終えて給金を頂きに松前藩のお役人のところへ行った。
お役人は、「ご苦労様でした」と、
昆布を1本渡した…

昆布を1本渡され「なんだ?これは!バカにしてるのか!」と内心憤慨していたが、仕方がないのでとりあえず、その昆布を売りに行ったら2000万ほどの価値になって驚いたという…
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昔話、遥か遠い銀河のBARで...

2020年02月11日 | 昔話

遥か遠い銀河のBARで…

入店して間もない青年がまかない当番だった。

店長は出来たというまかないの用意された席に座った。

見た感じ、
出てきた味噌汁に具らしいものが見当たらない…

「具無しなのか?」彼は訪ねた…

「あっ!底の方に沈んでます。」

「底に?」

彼は
おそる、おそる、
箸で味噌汁をかき回してみた…

超みじん切りの物質が箸に引っかかっては直ぐに沈んでいく…

これはいったい…
「なんだ!?」

「焼豚です!」と彼は言った…

さらに、
「冷蔵庫に焼豚があったので細かく切って入れてみました!」
と元気いっぱいに彼は言い放った…

味は、
美味くもなく不味くもない…

ただ、
底のみじん切りの焼豚が箸では食べにくい...

 

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