素敵な飲兵衛の皆様、
幼稚園児だったときの話なのですが…
幼稚園で親と一緒に別室に呼ばれて色弱の検査?のための絵やなにかしらの質問を受ける日が…
先生が園児の私に、
「A君はB君の大切なペンを盗んでしまいました…
あなたがA君だったらどうしますか?」みたいな質問で、
1.A君に正直に話して謝る。
2.そのまま黙っている。
私の回答「2…」
先生「えっ?…もう一度言うね…」
私「(2度もいらんし1は選ばんよ…)」
親「汗💦(たぶん…)」
先生は上記と同じ質問…
私の回答、もちろん2…
何故か説明したかったのですが幼稚園児の私には上手く説明できなかったですし聞かれもしなかったので変な空気のまま終了…
大人になった私が、
そんな先生へ、
ある世界の昔話、
孔雀国の美少年が孔雀王の寵愛を受けていた。
孔雀国の法律では、許可なく王の車に乗った者は、足切りの刑に処せられる。
ところが、美少年は真夜中に母親が急病だという知らせを受け、王の命令とウソを言って王の車を使った。
それを聞いた孔雀王は、
「親孝行なことではないか。母を思うあまり、自分が足を切られるのさえ忘れるとは…」
また、ある日のこと、孔雀王のお供をして果樹園に散歩に行ったことがあった。
美少年が桃を食べたところ、あまりに美味しいので、半分残して孔雀王にすすめた…
すると、孔雀王は、
「君主思いではないか。自分が食べるのを忘れてまで私に食べさせてくれるとは…」
だが、やがて美少年の容姿がおとろえ孔雀王の寵愛はうすれてきた。
すると孔雀王は、美少年が前にしたことに腹を立てた…
「こいつは、ウソをついてわしの車を使ったことがある。またいつぞやは、わしに食いかけの桃を食わせおった!」
美少年の行為はひとつである。
それが前には褒められ、後になって罪に問われたのは、孔雀王の愛情が憎しみに変わったからだ…
子供は大人が思うより現実の世界を子供の世界の中でしっかりと経験してます…