ティースタンド練習

2019年07月13日 06時22分00秒 | 少年野球

ここ最近、体験入部の子供が増えてきて、非常にいい感じです。
まあ、すべての子供が入部してもらえる訳ではないですが…
 
その体験入部で行った、バッティング練習のティースタンドバッティングについて今回話させて頂きます。
 
このバッティングスタンドは、ミートの練習に最適な練習道具です。
また、ボールが止まっているので、本当の初心者には最適尚且つ気持ちよくフルスイングできるので、低学年向きですね。
 
更に何が良いかって言うと、一定(定まった)のボールを繰り返して打てるからです。
例えば、トスバッティングだとボールの軌道に合わせて打ったり、毎回同じ所にボールが来るとも限りません。
だから振るタイミングやコースによって、フォームが変わってきます。
これではボールに対する対応力は付きますが、フォームを固めるには適した練習にはなりません。
フォームを固めるには、何回も同じ動作を繰り返すことが大事です。

そのフォーム固めの練習には、素振りが一番最適です。
しかし、素振りだけでは楽しくないし、選手は続かない…。だからボールを使った練習のティースタンド練習が有効にとなります。

また、このティースタンドですが、上級生にも有効です。
ピッチャーは常に外角低めを狙ってきます。だからバッターも外角低めを意識したバッティングが必要です。
だから、このティースタンドの良い所は、高さの調節が出来き尚且つ立ち位置によってはコースの打ち分けも出来るからです。
素振りでもいいんですが、ボールがあったほうが「打ってる」って感じで練習もまた違ったものになると思います。
 
ただ、このティースタンドを使った練習には、防球ネットが必要になるという弱点があります。
我がチームはサッカーゴールを防球ネットに使わせて頂いております…すみません(-人-)
ですが、この防球ネットが無くてもスタンドティー練習をする方法があります!
方法は、単純にボールを置かないで、ティースタンドを空打ちする方法です。
要は、この空打ちでティースタンドのゴムの部分 ギリギリかする (少し音が出る) 程度で振る事です。
初心者はおすすめできませんが、ある程度上達してきたら、是非行ってみてください。結構難しいですよ。
 
このティースタンド結構地味ですが、初心者(入部体験者など)にはお勧めです。