ハーフスイング

2020年11月22日 06時18分39秒 | 少年野球

以前「プロ野球のリクエスト制度」で少しだけ書かせていただいた『ハーフスイング』について今回書かせて頂きます。 

プロ野球を見ていて打者がスイングを途中で止めているのに、球審から「スイング」を取れれたり、塁審が「スイング!」のコールをしたりして、選手が怒っている光景をたまーに見ます。

では、このハーフスイングどこまでスイング(振った)がダメで、どこまではノースイング(振ってない)でしょうか?

では先に、『ハーフスイング』ってなんぞやから。

ピッチャーがボールを投げて、打とうとした打者がバットを中途半端に出して止めることです。

では、肝心の『ハーフスイング』定義とは…

結論から言うと、野球規則「ルールブック」でも明確には決まっていないのです。

じゃあ、球審や塁審は何をもって、判断しているのでしょうか?

その判定の仕方は「どこまでバットが回った」とかいうのではなく、

「バッターがボールを打つ意思があったかどうかなかったかどうか」を判定しているそうです。

まあ、そうは言っても、実際のプロ野球の審判の方たちはバッターがスイングをしたという基準について、ある程度自分の中で基準を設定しているとは思います。

・どの辺りまでバットが出たか

・バットヘッドが見えている

・手首が返っている 等

しかし、球審が判断する事が難しい&キャッチャーからのリクエストがあれば、塁審へジャッジを求めます。

球審はピッチャーの投げたボールがストライクかどうかを見て、更にバッターのバットがどこまで出ていたかを見るのは難しいので、1塁審判(右打者)と3塁審判(左打者)の塁審にバットの方の判定を任せるます。

しかし、球審が「スイング!」と自判したのに、バッター本人は振ってなく、バッターから球審へリクエストはもちろんできません。

基本は、球審の判断は絶対です。

また、前回のブログで書かせていただいたように、ハーフスイングはリクエスト制度に適用されんません。

つまり審判が正確に判断できるかどうかではなく、審判がした判断が正しい答えっていう事です。

思ったよりもルールが曖昧だったんですね。

いまはカメラや機材がすごく高性能・高精度化されています。

もしかしたら、この「ハーフスイング」もカメラ判定になってりして…。でもやっぱり、そこは人が行いたいですね。