先日書かせて頂いた「第55回 横浜市少年野球大会」のヒトコマ
私が3塁審を行っており、先攻のチームが大量得点して10-1で勝っていました。
その負けているチームの投手も、2番手でストライクは入るが、球が真ん中付近に集まり痛打&味方のエラーなどもあり失点を続けておりました。
また、当日は小雨も降っていたので、グランドコンディションもあまり良くはなかったです。
その負けているチームの監督も、試合開始時には普通に選手に声をかけていたのですが、失点が続くに従い、仏頂面でベンチに座り込んでおります。
そういった時こそ、選手をリラックスさせる言葉をかけてあげたり、タイムをとって落ち着かせる状況をとって欲しいのですが・・・変わりませんでした。
挙句の果てには、投球したボールがワンバウンドでキャッチャーミットに入り、キャッチャーからの返球時にボールが汚れていたので
「審判 ボール交換をお願いします」
とタイムをかけました。審判も「タイム」を宣告してボール交換を行いました。
そうしたら、その監督が言った一言
「変えても同じだ 早く投げろ!」
です。もう、あきれて・・・これじゃあ選手も可哀そうです。
一生懸命アウトカウントをとるために頑張っているのですから、監督コーチは選手と一緒に戦うものですが、自軍のベンチに敵がいるのですから たまったもんじゃありません。
結果、そのチームは3回コールドは免れました(一矢報いる2ランランニングホームラン!)が、5回コールドとなってしまいました。
監督が言った一言、選手は聞こえているかいないかは判りませんが、聞こえていたら疑心暗鬼になってしまいますよね。
選手をいい気持ちでプレイさせるのも指導者の役目、いやな気持にさせてしまうのも指導者の原因です。
あくまで指導者は選手の支えで、気持ちよくプレイさせる事が最大限の目的です。
勝つことが目的ではありません。
選手が楽しくのびのびプレイさせる事が最大の目的ですので。
そこを間違えないで指導することが、非常に重要だと思います。生意気ですが・・・