教育的指導を優先するか効率を優先するか

2022年07月03日 06時14分18秒 | 少年野球

先日とある大会の球審を私が担当していました。

2塁審判は公式審判員で、1,3塁は次のチームから審判を出してもらって行っていました。

その試合、キャッチャーのパスボールが異常なくらい多かったです。

しかも、球場はいつもと異なり、バックネットまでの距離がありました。

で、先に述べた通り、パスボールが多いのでキャッチャーは何度も何度もボールを拾いに行っていました。

勿論、塁上にランナーが居ればプレイ中ですのでキャッチャーも必死にボールを追っかけます。

しかし、ランナーが居ないと「ちんたら ちんたら」と拾いに行きます。

私からも「もっとスピーディーに動こうか」と指導するも、最初は若干早く動く(本当に若干ですよ)がそれ以降はほとんど変わらず。

※キャッチャーとしてのブロッキングをしないんですよ!

私もイライラして、パスボールがあると審判ボールケースから「はい!」ってボールを出します。

これを何度か行っていると、2塁審判から

「ボールを拾わせる事も指導のうちだからボールはキャッチャーに拾わせて!」

と言われる始末。いや判っています。

最初はやっていましたが、試合が間延びしてしまう事や時間短縮の為、やむを得ずこの方法にしています!

 

試合終了後に、そのキャッチャーの監督さんから「本当に申し訳ないです。これから指導していきます。」

と言われたのが、唯一の救いでした。

 

このような事はほとんど無いと思いますが、教育指導と時間効率はなかなか難しい問題だと痛感しました。

 



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