私は指導者なりたての時(初めて監督を受けた)は、
「試合では勝たなくては意味がない」
と思っていました。
試合に負けると自分も嫌だし選手も良い気持ちにはならず、保護者の方もそうだろうな~と思っていました。
しかし、指導者の経験を積むようになって
「勝つことが絶対条件ではない」
気がしてきました。
勿論、勝負事 勝った方がいいに決まっているし、保護者も気持ちが良いと思います。
でも、私の持論としては「学童野球では楽しませてあげたい」と思っております。
以下は、私がさまざまなネットや書籍で調べて事です。絶対にあっているとは思わないので、参考程度で読んで下さい。
学童野球(一般的には小学生の野球)で選手の頭に残っているのは
「勝った 負けたの試合内容でなく、野球が楽しかったか面白くなかった」だそうです。
全員が全員そうでないと思います。もちろん大きな大会に参加した事は記憶に残ります。
ですが、「試合の内容はあまり覚えていない」そうです。
先に述べた「野球を楽しめた」事が凄く記憶に刷り込まれるそうです。
その気持ちが 中学校で野球を続けるきっかけになるわけです。
だから、この学童野球時代こそ 本当に「野球を好きになるかどうかの分岐点」になるわけです。
野球があまりうまくない選手が、中学になって「コーチ!僕 野球部に入りました!」と報告してくれた時は、本当に涙が出るくらい嬉しかったです。
だからこそ、学童野球ではいっぱい野球を楽しんで欲しいのです。
試合が終わって家庭でも色々質問してあげて下さい。その会話が野球を好きになるきっかけにもなります。
決して、プレイに対して後ろ向きな発言や小言は言わないで、基本は誉めてあげて下さい。
そして、朝 送り出す際には 笑顔で一生懸命前向きな発言で送り出してあげて下さい。
学童野球を終える事には、身体(からだ)も精神(こころ)もすごく成長していると思いますよ。
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