この時期は、どのチームも年内の活動は終わり来期に向けた体制に入っている事だと思います。
そして、多くのチームはこのスタッフ編成に頭を悩ませているかと思います。
その編成で一番悩んでいることが「監督問題」だと思います。
一般的に、よく見かけるのは「自分の子供が所属している間だけ監督若しくはコーチを行う」だと思います。
私も、自分の子供が選手として所属している間は約4~5年は監督していました。
私の場合は、自分から「監督させて下さい」と依頼してので、すんなり受け入れて頂きました。
しかし、他の方はだいたい遠慮したり「自分は野球は判らないから遠慮します」だと思います。
まあ、これが普通の考え方だと思います。
しかし、「ここは自分の子供の為・チームの為」と頑張って率先して大役を受けて頂きたいのです。
私自身、学童野球で教える事は、ほとんどが「野球技術以外の事」だと思っています。(勿論ゼロではありません)
だからと言って、何も(野球の基本的なルールや地元の大会規則など)理解しなくてはいいという訳ではありません。
試合中に発生するハプニングやトラブルも対応できるルールや規則は事前勉強しておいてください。
今はインターネットやYouTubeなどいっぱい情報が溢れて、逆に情報量が多くて何を信じていいのか悩むくらいです。
だから技術問題、野球規則問題は気にしなくても良いです。
それでも「いや できません…」と言われている事に、チーム事情もあるかと思います。
「監督はやってみたいが、今の監督や指導者に物申すことが出来ない」 と思っていることだと思います。
・昔から監督がずっとやっていて交代する雰囲気でない
・すでに来季の構想があるスタッフ同士で決まっていた
・自分から手を挙げる機会がなかった
・そもそもスタッフ編成(人事)会議がなかった など
強豪チームで監督も実績やカリスマ性のあるチームであれば、監督は交代しなくてもよいかと思います。
しかし、そうでなければ、監督はどんどん他の方で経験して頂きチームを活性化して欲しいのです。
毎年、チームの方針が変わる事は致し方ないと思います。
しかし、そこは監督が責任もって受けたわけですから、年間を通して貫き通して欲しいです。
勿論、他のスタッフ相談してチーム方針を決めてください。皆で相談した結果であれば多少の変更もやむをえません。
ですので、私からのお願いです。
この人事問題は結構根が深い件だと思っています。
「だれも監督を希望しないので、私が仕方なくやっている」
「私以外にこのチームを纏められない」
「今までその方式でやってきたか全く問題なし」
と思っているのは自分自身だけかもしてません。廻りはそう思っていないかもしれません。
もう少し、全体を見て いい意味 後継者を育てるために、勇退も検討すべきではないかと思います。
大変生意気な意見ではありますが、是非ともチームの為、選手の為を視野に入れた人事編成もご検討ください。
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